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『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 (2009) / スウェーデン・デンマーク・ドイツ

2010-09-20 | 洋画(ま行)
原題: LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES/THE GIRL WHO KICKED THE HORNET'S NEST
監督 : ダニエル・アルフレッドソン
原作 : スティーグ・ラーソン
出演 : ノオミ・ラパス 、 ミカエル・ニクヴィスト 、 レナ・エンドレ

公式サイトはこちら。




先週行った『ミレニアム2 火と戯れる女』から1週間遅れで、3が公開されました。
やっぱり行きたくなっちゃいますね。 



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今回3部作なんですが、内容的には、2と3は1本にまとまるようにも感じました。
1があまりにもセンセーショナルな感じで、そして伏線もかなり出してしまっているだけに、
その後の2で真相を全部出し、そして3で解決、となるとやっぱりテンションが下がってしまう。
ここは一気に2部作にして進めてもよかったのでは。。。
ただそれにすると時間が長すぎるのかもしれませんけどね。
2部作でもテンションを保つのって難しいですが、それ以上に3部作は大変だと思います。


やっぱり、リスベットが好きなんですよ私。
すごく美人という訳でもない。 だけどものすごいパワーを彼女からは感じます。強いしね。
だからついつい応援したくなっちゃう。
この映画独特の雰囲気も好きでしたし、シリーズを最後まで見届けたいと思わせるものはありました。
1を見て「だめ~」って思っちゃったらもうしょうがないけど、
1が好きならこれは最後まで観ても損はないです。
彼女の謎もわかりますし。
リスベットよくやったねー、ご苦労様という感じです。


それにしても組織ぐるみでの隠ぺいというのは一番卑劣ですね。
先に発覚した、郵便不正事件における検察のデータ改竄なんていうのもそうでしょう。
でも内部から逮捕者が出るのはまだマシだと思うんですよ。
問題はこの映画みたいに、隠しまくるということ。 だからこの展開は余計に痛快に思えます。
リスベットを巡る諸々に対して、彼女自身が1つずつ戦っていく様子は丁寧に描かれていました。



今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点






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