Nice One!! @goo

観たい映画だけしか観てません。今忙しいんでいろいろ放置

2012年7月 観賞記録

2012-07-31 | 映画(その他)
7月1日(日)
『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』

『きっと、ここが帰る場所』
異形にも近いようなシャイアンの風貌は、元ロックスターという設定ゆえなんだろうけど、さすがにこの感じは引く。黒髪の手入れがされてない状態ってかなりひどいし、リップラインが正確に取れてないようなメイクもどこかだらしない。でもそのだらしなさを出しているんだとしたらそれはそれで正解なのかもしれないが。
父危篤の報を受けて旅立つシャイアン。 そしてその旅の中で彼のバックグラウンドがわかってきたり、出会う人たちに受ける影響や出来事を描いている。 初めからはとっても考えられない所に彼が導かれているのも不思議だけどそれがロードムービーというものなのだろうか。
“THIS MUST BE THE PLACE”は彼がちゃんと歌わないからいいんだよね。 あの子に歌わせたのがいい。
★★★ 3/5点


『少年は残酷な弓を射る』



7月4日(水)
『ネイビーシールズ』
アメリカの軍隊の実戦での会話ってこのくらい無駄がないものだと思っているので、よくある軍隊ものの映画はしゃべりすぎに感じていたから、本作の "Clear!" で行動もシンプルに示されていたのがいい。
ただひたすらに任務を淡々とこなしていく兵士たち、無名の役者を起用したところに、彼らの陰ながらの活躍のすさまじさに対しての敬服も感じ取れる。
★★★★ 4/5点



7月9日(月)
『私が、生きる肌』(2回目観賞)
1回目鑑賞はこちら。
1回目は謎解きに終始した本作だが2回目ともなるともうわかりきっているので、単純に映画そのものの作りを楽しめる。
冒頭から伏線だらけだったというのがわかるのも2回目ならではの面白さ。
監督は、謎解きに不思議そうにしている観客の表情を見るのが面白かったのではないかと思うくらい、これでもかこれでもかとネタばらしを入れている。
その遊び心と、エレナ・アナヤの美しさを堪能する。


『崖っぷちの男』
冒頭で結構種が明かされてしまう。 その時間があまりにも早いので、「ああこれは絶対に死なないな」フラグが立ってしまいます。
同時進行する仕掛けを楽しむって感じなんでしょうね。
最後の最後でいとも簡単にネタばらしがあったのはいいんですけど、あまりにもあっけらかんとしてしまっていたのがちょっと引っかかったかも。小出しにしてくれればもう少し余韻に浸れたのに。
★★★ 3/5点



7月10日(火)
『アタック・ザ・ブロック』
どうしようもなくワルいグループは世界中どこにでも存在するけど、そのワルたちを完全にヒーローにせずに、ゆるっと持ちあげているような結末は肩が凝らなくていい。
B級テイスト満載だし面白いことは面白いんだけど、さてそれ以上は?と考えた時に浮かんでこないかも。そこが惜しい。
★★★ 3/5点



7月11日(水)
『アメイジング・スパイダーマン』
前の3部作は一切観ないで観賞。
出る人が違っている訳だから新鮮な感覚だったし、元の話を知らないのが幸いしたのか、それなりには楽しめた。
ただこの2名が高校生役というのはちょっとキツくないか?
続編はたぶん見ると思うけど。。。
★★★ 3/5点



7月12日(木)
『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』
てっきりミュンヘンオリンピックの話かと思ったらそうではなくてずっと昔の話。
これはユナイテッドファンには喜ばれる作品だと思います。
全くサッカーに詳しくない人から見ると、事故から復活を遂げたというのはわかるものの、ひと月も経たずに成し遂げた過程が今一つ分かりにくい。そんな短期間で大丈夫だったのか。
今の便利になった世の中からは考えられないくらい、当時の交通事情の悪さや東西冷戦等の世界情勢はスポーツにも影を落としていた訳で、それを考えると当時の苦労が偲ばれる。今とは隔世の感があるのだろう。
★★☆ 2.5/5点


『かぞくのくに』試写



7月13日(金)
『それでも、愛してる』
もう映画館に座って本編始まって15分くらいしたら熟睡してしまった(苦笑)
涼しくてちょうどよかったんですよねえ。。。
45分くらい寝てしまって起きた。 最初と最後はわかったんだけど、途中のエピソードがまるまる抜け。
イェルチンくん&ジェニファーなんで途中を観たかったような気がするけどもう遅い(苦笑)
映画のあらすじ自体は予告でも予測がついてしまった。 
ジョディとメルの夫婦は、互いに相手を思いやっているという設定なんだけど、どこか仰々しさも感じてしまう。
大半寝てしまったので今回は評価なし。



7月14日(土)
『だれもがクジラを愛してる。』
実話をもとにした作品。
環境問題を前面に出されちゃう? とも思ったのだけど決してそれだけではない。もちろんベースとなっている考えはそうなのだけど、当時クジラを助けるために懸命になった人たちの奮闘は貴重なエピソード。
互いに利害関係がありながらも、妥協点が少しづつあるところも興味深く、それによってクジラの命が左右されてしまうことは事実だけど、結果オーライならいいことだから。
あの国の方も協力してくれたのも何だか嬉しいし、何かを救うことは悪いことではなく、心が温まる話なのである。
★★★☆ 3.5/5点



【ロードショーとスクリーン】『愛と哀しみのボレロ』
チケットをいただいたのですがなかなか予定が合わず、案外行けなかったのが残念。それでも予定本数は消化しました。せっかくなので観たことがない作品にしました。貴重な企画です。
「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」概要
「ヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラー、ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフの四人の国籍の違う音楽家たちをモデルに彼らの1930代から現代に至る波瀾に満ちた愛とさすらいの人生を描く」(goo映画より)ということで、彼らの人生をベースに、戦争を通じて数奇な運命をたどった芸術家が登場する。途中のナチス絡みのエピソードや最後の邂逅シーンなどは解説が少々必要だが、複雑な人生の果てに結びつく奇跡のボレロは壮大。
★★★☆ 3.5/5点


『いわさきちひろ ~27歳の旅立ち~』



7月16日(月)
『ヘルタースケルター』
沢尻エリカ作品は実はこれが初鑑賞。 
美に翻弄されて壊れゆくりりこ像の演じ方はいい。 原作者であるにも関わらず、この役自体が沢尻さんを連想させやすい設定になっているため、観客は映画に入って行き易かったのではないか。しかし反面実像と役が混ざり込んでしまって、りりこが疲弊していく過程と沢尻さんがごちゃ混ぜになった人も多かったのでは。それが狙いなら話は別ですが。
蜷川監督の世界、例えばりりこ部屋のインテリアだの衣装だの、そういった原色の世界がりりこの心の落着きの無さを表している。
マネージャーの寺島さんの心境の変化は、ポストに投函する時のあの表情だけだったかもしれないが、それでも鬼気迫る顔がいい。あのワンシーンのみで見せたのはさすがというか。
浜あゆの曲の使い方はどうにも取ってつけた感じ。あの場面だけしかなかったけど、最初から一貫して使ってもよかったのではないだろうか。浜あゆの曲もりりこ自体も落ち着きがなく漂っているのは同じなのだから。
★★★☆ 3.5/5点



7月25日(水)
『ローマ法王の休日』
楽しみにしてたんですけどねーこれ。 この内容なら90分くらいでよいと思う。
途中のドタバタ劇も含めてそんなに笑えなかったですね。
どこまで本当かはわからないけど、聖職者と言われる人たちが完全ではないのはだいぶ古くからのことで、それを改めて映画にするのは単にコメディにしたかったからなのかなと。
1人の人間に過ぎないっていうのを改めて言われなくても、実際に世界中のあちこちで起こっている不祥事がそれを証明してると思うんだけどね。
★★ 2/5点


『リンカーン弁護士』
あまり派手に宣伝されている訳じゃないけど非常に面白かった。
依頼人に如何に弱みを見せず、こちらが不利にならずに痛めつけていくか。 用意周到な伏線が張られてますね。
司法取引という制度を上手く利用して脚本を作り、最後にどんでん返しを持ってくるあたりはなかなか唸らせられました。
★★★★ 4/5点



7月27日(金)
『ダークナイト・ライジング』
もともとアメコミ愛がないせいか、みなさんのように熱く語れませんのよね。
ただ言えることは前作の方が私はよかったかな。 哲学があった。 本作はベインはビジュアル的には目を惹くけど実際に映画本編に入ると存在理由が弱い。 そしてミランダも登場自体はなるほどと思ったけど、あっけなかったですね。
そして最後の最後、あれは距離取ったと思うんだけど、実際ゴッサムの人々を守れ・・・ないでしょう? 普通に考えたら。 そのくらいすごいものだったんだから。
ということで、これは好きな方たちにお任せ!
★★☆ 2.5/5点


7月29日(日)
【ロードショーとスクリーン】『ジェラシー』
アート・ガーファンクル主演ということで一体どんな作品? と思ったんですけどね。
タイトル通り「ジェラシー」がテーマだけどストーリーがもう荒唐無稽過ぎてしまってびっくり。 まあそれもジェラシーの形なんだろうけど・・・。
嫉妬から死んでもいいかも・・・っていう話はなくもないのだろうけど、いくらなんでも辻褄が合わないのがバレバレで、如何せん雑過ぎる感じがしてしまいました。
★☆ 1.5/5点


7月31日(火)
『ゴッド・ブレス・アメリカ』 ※後日投稿

『セブン・デイズ・イン・ハバナ』試写



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6 Comments

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今晩は~ (小米花)
2012-08-09 22:12:53
映画、たくさんご覧になってますね~。

ローマ法王~、は鑑賞後、ガックリしました。
楽しめなかったのは私だけ?って思ったのですが、
TBを送っていると、私だけではなかったらくして、
良かった。。。(笑)。

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小米花さん (rose_chocolat)
2012-08-12 09:04:31
観てはいるんだけど、ブログにはあんまり書いていないよね(笑)
もう忙しいし忘れちゃう。 いい作品でも時間切れで書けなかったりとか。

ローマ・・・ はねえ。 案外がくっと来てしまいました。
少なくとも120分は必要なかったですね。 85分くらいでもいい。
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色々いっぱい (latifa)
2012-11-30 18:12:26
roseさん、こんにちは!
寒いですねー!!
明日の朝は一番の冷え込みだそう・・・
電車に乗ってると、ドアが開く時や、暫く2~3分停止してる間、すっごく足下に寒い風が来ませんか?
長距離電車だと、それが辛い・・・。

ところで、roseさん、「それでも愛してる」寝ちゃったのねー。
イェルチン君って、ターミネーター4の時しか私は見てなくて、次に見たのがこれだったんだけど、前は少年ぽさが凄くあったけど、本作では結構大人になっていたのに驚いたわー。

『私が、生きる肌』(レンタル既に開始)と、ダークナイトライジングは近々レンタル開始なので、見たら、また再度お邪魔しますねー
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latifaさん (rose_chocolat)
2012-12-06 07:44:24
ほんと寒くなってきましたねー。
あんなに暑い暑い言っててもちゃんと寒くなるんだって、妙な所で感心したり(笑)
電車、ドア開くとさっむい!!
できるだけ急行に乗ってます(笑)

そうなんですよーーー これ熟睡♪
冷房が効いてて気持ち良くって。映画の新しい使い方??
イェルチンくんは『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』ってのがあって、私はそれが1番好きなんですよね。
http://plaza.rakuten.co.jp/cucurose/diary/200904080003/
これ、ロバダニさんも出ててなかなかよかったですよ。
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も~私ったら・・・ (latifa)
2012-12-10 11:25:23
roseさん、こんにちはー!
やだ~~~!!
そうだった、『それでも、愛してる』の時に、ここの記事に来てたんだった。
ちゃんとコメントにも近々来るって書いてる・・・orz

ダークナイト~の点数だけ見て、roseさんはいまいちだったんだな~って事までチェックしてたのに・・・
最近の自分のボケの酷さには恐怖を感じる・・・。

で、検索ですが、ダークナイトライジングで検索引っかからなかった理由が解りました・・・。
まんなかにナイト・ライジングってふうに、点が無かったからでした・・・ほんと、重ね重ね、すいません。。。

ところで、roseさんも、ダークナイト~、いまひとつだったんですね。私も世間様ほどには・・・だったので、ちょっと安心しました^^
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latifaさん (rose_chocolat)
2012-12-15 23:39:26
どうぞどうぞ何回でもお越しくださいw
大歓迎ですー。

>点が無かったからでした
すいません、笑ったー。

これねえ・・・。 トムハの役ってすごくわかりやすくて。
ジョーカーのようにはなかなかいかないもんですよね。これの続編は難しいと思いました。
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