のっと☆おんりぃ

 腐女子サイトです。最近はにんたま多めです。五年生大好き☆「肉」レディもときどき登場します。

魔神の遊戯

2007-09-25 | 
 本当に久々の本の感想。ちょくちょくは読んでるんですけどね、一時期よりは本を読まなくなりました・・・その代わり、アニメはめっちゃ見てます(笑)

 さて、タイトルの本、作者は島田荘司さんです。有名なのは御手洗シリーズですね~。大学生の時はすごくはまってて、何冊か読んだのですが、働き始めてからはめっきり読んでませんでした。偶然、友達が本を貸してくれたので、久々の御手洗さんでした。今回は石岡君とかは出てきません。舞台も海外だしね~。

 記憶の画家が描いた絵のとおりに殺人が起きるという話。ネタバレしますので、未見の方は注意です。






 久々の御手洗シリーズだったわけですが・・・あれ?御手洗ってこんな人だったっけ・・・?と読み進めていくうちに違和感が・・・あらら・・・やっぱりこうなってたのね・・・。と、途中からわかってしまったわけですが、女性の首を犬の胴体とくっつけたりとかいろいろショッキングなシーンがあって面白かったです。

 最初の方は、ひたすら画家とのおしゃべりだったり、画家の宗教的な記述だったりで、ちょっと読みにくいなぁ、と思ったのですが、事件が始まってからは、面白くなってきて、一気に読んでしまいました。

 今回は石岡君のかわりに、バーニーという飲んだくれが出てきました。アル中で、医者に酒を飲むならワインにしろといわれたので、ワインばっかり飲みまくってるどうしようもない人です。仕事もしてなさそう・・・。今回の話の年齢層は相当高め。みんな60歳すぎてます。御手洗がものすごく若く感じました。

 いつもと違って、あまり本格的な推理はでてきませんでしたが、まぁたまにはいいんでないかと・・・。また御手洗シリーズとか昔はまってた本を読み返してみたいなぁ。館シリーズももう一回読み返したい・・・。


 その他、数冊読んだので、簡単に感想を。

 『人間失格』・・・作者は太宰治です。有名な小説。なぜか、中学のとき、塾の講師に「読んだら落ち込むよ」と言われ、今まで読んでいなかったのですが、漫画の『絶望先生』に影響を受けて読んでみました(笑)いや、別に落ち込むほどではないですが、中学生が読んだから刺激が強い作品かも。良家に生まれた息子は、なんだかんだで父親に怯えるのかなぁ。基本的には良い人なんだけど、人のことを気にしすぎたり、自分自身が傷つきやすかったりで、俗世を生きていくには難しい人なのかな。

 『恐怖記録機(フライトレコーダー)』・・・作者は北野勇作さん。ホラー小説です。雑誌の紹介を読んでなにげなく購入。売れない作家が、バイトとして、夢を記憶する装置の実験台になるが・・・。話がすごく入り組んでます。どこが本筋で、どこが幻想なのか・・・途中からわからなくなります。でも、最後まで一気に読みたくなるほど、引き込まれました。ちょっと意味がわからない終わり方だったけど、読みやすくて面白かったです。

 『絶叫城殺人事件』・・・有栖川アリスの火村シリーズです。あれ?これって感想書いたっけ・・・?覚えがないけど、一応ちょっとだけ。有栖川アリスも相当はまりましたね。これは、内容うんぬんよりもキャラで(笑)思えば、このときから腐女子思考は潜在的にあったってことですね。当然、火村×アリスですが(笑)うそです。ノーマルです。でも、なんか作者も意識してないか・・・?と思うのは思い込みでしょうか?アリスが妙に女々しいんだけどねぇ。ちなみに、この小説は短編集です。

 このくらいかな。う~ん・・・あんまり本読んでないなぁ。あ、あと『推理小説』ってのを読みました。『アンフェア』の原作。う~ん・・・最初はよかったんだけどな。最後のオチがイマイチでした。ドラマ見てみたいです。