ケルト海沿いキベロンにほど近いカルナック。
メネク・ケルマリオ・ケルレスカンの、
3つの列石群が続いている。
地面に垂直にたつ menhir (メンヒルという日本語に訳されることが多いが
実際の読み方はちょっと違う)と
上に大きな石が地面と平行に置かれている dolmen (ドルメン)と。
ローマの兵士たちが
兵営の風よけ、テント設営などのために置いたのではないか、
兵士たちに追い詰められたsaint.Cornely(聖コルネリ)が、
兵士たちを石に変えてしまったのだ、とか、
住民の葬式に関係する遺跡なのではないかとか、
ドルイド教のなんらかの儀式の遺跡ではないか、とか
いろいろな説がうまれていますが、
謎に包まれたままです。
今受けているフランス語の授業の、初回がこのカルナックでした。
実際、目の前にたって思ったことは、
やはり、こんなにたくさんの石を、何のために・・・?
という不思議さ、でした。
少し前までは、名前も知らなかったこの列石群、
不思議な縁で目の間にあるのだなあ、という感慨。
春は、野の花が咲き、
とても綺麗な光景になるとききます。