渋滞を抜け槍ヶ岳へ到着！～其の参～

９月１８日（土）～２０日（月）槍ヶ岳　　　


1日目　【新穂高第2Ｐ発5：30～わさび平小屋8：30～鏡平小屋12：40～双六小屋15：10】


2日目　双六小屋5:30～樅沢岳6:10～千丈沢乗越9:00～槍岳山荘10：30



槍ヶ岳への道　其の壱

槍ヶ岳への道　其の弐


千丈沢乗越まで来れば、あと2時間

まだお昼前だし、余裕でしょう

ちょっと休憩




しかし、ほんとに今日は良い天気

四方八方に伸びる稜線が私をどこへでも連れて行ってくれそうだ。


あっちの山、こっちの山。
rommyはどこへ行きたいんだい？

って山が誘いかけているよう。

そんな甘い誘惑　なら引っかかってもいいかな。




なんてことは置いといて。

なが～いノボリが始まった。

頭上に小さく人影が。あそこまで行けば・・・



あれ？まだだったみたい。。。

でも、槍って書いてあるし、もうすぐかな。

ココをノボリきれば・・・




あ、あれ？まだ、だった？



小屋はまだかい？



眼下には、明日くだりで使うルートが見える。

ものすごいつづら折りなんですけどぉ



これでもかっ

これでもかっ

ってほど、登って・・・やっと目の前に小屋が現れた。

疲れたよ～



わさわさ、と急に人口密度が高くなったようだ。

周りにはメットをかぶり、ハーネスをぶらぶらつけた人たちが！

一体どこを登るというのだろう・・・？



小屋に着いたら、早速、受け付けをする。

カードに必要事項を書いて渡すと、受付のお姉さんが
「何人用のテントですか？」と聞いたので、
「一人です。」
と言うと、大きな番号札を渡してくれた。

３－２

どんな場所かなぁとワクワクしながら行くと、
一人用とはいってもギリギリ張れるようなテンバ。

しかもすぐ後ろはガケだし・・・。

風もメチャクチャ強い！

張ろうとしたらテントが吹っ飛びそうになり、お隣さんカップルの女性の方が一緒に支えてくれた。

こんなに風が強いところで、大丈夫だろうか。


十数年前の悪夢がよみがえる。

そう、同じように槍のテンバにて、風があまりに強くてポールが折れたことがあるのだ。

その時は合宿だったから、同じテントには男の先輩もいたので
心強く、雨の中外に出てなんとか補修してくれたけれど、今夜は私一人きり。

テンバを変えてもらおうかな・・・。

あぁ、でも

この絶景～


こんな感じ・・・



真正面に笠ヶ岳が


さぁ、どっちを取ったのか！



モチロン。このロケーションは捨てがたい。

と、いうわけで今夜のお宿は決定。


そろそろお昼の時間・・・だったけれど、小屋でジュース（アルコールはちょっと危険）を買って、山頂を眺めながら軽くおやつタイム。

小屋の前には30～40人くらいの団体さんがいて、
準備体操の後山頂に向けて出発していった。

今行けば、確実に渋滞・・・




なので、ボーッとして時間をつぶした後重くなってしまった腰をようやくあげる。

しかし、、、


渋滞にハマる。。。




あのぅ、さっきから全く動いていないんですけどぉ。

11:50分に小屋を出発してから30分経過・・・進んだ距離50メートル！？

どんどん下ってくる人はいるのに、いっこうに進まない。

その原因は、やはり先ほどの団体さん。ガイドさんが3点確保やらを指導しながら登っているようだ。

まぁ、仕方がない、か。

もう今日はすることがないのでノンビリでもいいことにしよう。


うわぉ～こんなところに人がっ！


だいぶ登ってきた。



こんなところでカミナリにやられたらおしまいだな　と、思いながら

鉄の梯子を2つ越え、

最後のなが～い梯子を登り切ると。



13:30分。
山頂（3180ｍ）に到着



ちゃッちゃ。と、写真を撮ってもらって下山。

山頂に居たのは賞味5分くらいかな。



いいペースで下り、14時にはテンバに着いた。


さて。これから日没まで何をして過ごそうかな



其の四へ続く。




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ps.週末は3連休ですねッ　どちらにお出かけしませぅ。