【闘病中でも山へ♪～親子で戸倉山】

 

【４月２７日（土）戸倉山（伊那冨士）　1680．7ｍ】　　

＜コースタイム＞ 　 超のんびりなコースタイムです

10:15 戸倉山キャンプ場発－12:15　西峰 -　12:40~13:30東峰　－　15:00　戸倉山キャンプ場　着

 

 

抗がん剤治療の中休み

こんなことでもないと山には行けないでしょう。

 

一人で行くには寂しすぎるから・・・

途中で何かあってもいけないし・・・

 

と、両親を誘ってみたところ

父は一つ返事で即答。

（実は若い時、山をやっていました。）

 

母は迷いながらも

「私でも行けるかしら・・・。」

と、まんざらでもない様子。

 そうだ、そうだ。

母が乳がんになるまでは、3人で登ったものだったよね。

 

まぁ、今回はrommyでもいける山なので、二人にとっては楽勝だと思いますが。

 

どこがいいかな～

 

ルンルンで候補地を挙げて、

どうせならお花が咲いているところ。

何年も前に登った戸倉山のミツバツツジが目に浮かんだ。

 

それほどキツイ印象もないし。

ゆっくり行けば、きっと登れるはず。

 

今回は一番メジャーなルート。

 

キャンプ場には水芭蕉とスミレ

 

ちょっと風が強いけど、まずまずのお天気かな。

登山道脇にこんなものが！！

何か掛かってるかな～って覘いてみたけど、だいぶ古そう。

何を捕まえるための檻？

 

落ち葉の道を踏みしめながら歩くと、

ミツバツツジの群生地

だけど、この間の霜やら雪やらの影響なのかな。

あんまり花をつけていない・・・

 

「駒止めの松」

勝手に名づけた「知恵の輪の木」

お二人さん、ポーズの息があってます

 

5合目からは看板があったり、ベンチがあったりして

ナイスな休憩ポイントが盛りだくさん。

おやつをほおばりながらのんびり歩く。

 

こんな山歩き、久しぶりだな～

 

バーコードでいろいろ見られるらしい看板

すごいね～

立派な松だ。マツタケは・・・ならなそうだけど

「天狗伝説の岩」って・・・

見ようによっては天狗のように見えないでもないが。

登り始める前のコンビニで、珍しく母が

「モンブラン食べたくない？」

と言うので、

急遽、rommyはコンビニすぅい～つ係に任命され、

ザックの中にたいそう大事に運んできたモンブラン。

 

ちょうど美味しそうな水もあるし、

帰りにココでティータイムにしましょ

と、モンブランを東屋に隠して置いていきました。

 

八合目を過ぎ、見通しの良い尾根をまっすぐ登れば・・・

 西峰に到着。

残念ながら南アルプスは雲の中。

唯一見ているのは、手前の双児山。

父はなにやら山頂にあった登山記録に一生懸命書いている様子。

眼下に見えるのは三峰ダムだろうか。

立派な避難小屋を過ぎると、東峰。

だれもいないので、しょうがない

なんとかセルフで撮りましょう。

こっちは仲良し母娘で。

 

おとっつぁん、重たい水を担いできてくれてありがとう。

山頂で食べるラーメン、おにぎり、お漬物。

びっくりするほどの食欲で平らげてしまいました。

 

いっつも山頂で食べれれば、

副作用に苦しむこともなく美味しくご飯が食べられるのになぁ・・・

と思うrommyであります。

鋸山と仙丈

イマイチすっきり見えないなぁ。

中央もイマイチ

だけど、コレだけで充分だよ～

 

満腹万歳

 

になった後は・・・

モン　モン　モンブラン～

 

父がお湯を沸かしてくれたので、ココアと一緒に

いただきます

母が一番喜んでいたかも。

 

後日、松本の某有名ケーキ屋でモンブランを買って

食べたのだけれど、

母は

「戸倉山で食べたモンブランが一番美味しいわ～」

とこぼしていた。

 

山ヤならだれもが納得のコメントですね

 

帰りはラクチン。

下りは父の得意分野でもあり、母の苦手分野。

膝を気遣いながら落ち葉の道をゆっくりと下る。

この鮮やかなピンクがrommyの好きな色

今度山に来れるのは一ヵ月後・・・？

いつになるかわからないけど、

いつでもそこに山はあって、

 

元気になったらまたおいでよ

 

って言ってくれているようだった。

 

Thanks for my father&mother