ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

いつの間にやら 

2018-08-01 22:48:11 | バトル

長く 来なかったら いつの間にか二ヶ月が過ぎていた

何かあったワケでもない

ただね・・・ 書く気力がなかった・・暑いし

しかもまいど まいど 同じことの繰り返しで 怒りに任せて書くよりも

ビデオ三昧の方が 気が紛れて楽しい

で、やっぱり いつもの話である

 

 

亭主は 区長になってから多忙になった

で、呑み会も続いて 勝手に禁酒を解禁した

いつぞやは 帰ってくるなり 廊下で 服を脱ぎだして

どうやら風呂に入りたいらしい

ヨロヨロと あっちの壁 こっちの壁にぶつかりながら

いつもの倍以上の時間をかけて 風呂に入った

ま、最近はシャワーなんで 溺れることはないが バタン ドスンと

いちいちうるさく音を立てる・・気が大きくなっている

やっと出てきて またも廊下で 老体をさらしながら 下着を履こうと

時間をかけて試みていた・・見るに堪えないこと

やっと済んだら なぜかズボンのベルトを片手にグルグル巻きにして

こっちへやってくる

 

パソコン越しに じっとり睨んでやったら 気づいた亭主

無意識に巻いたベルトが 武器になりうると気づいたようだ

ムムッ!! やるならやってみろと そばの孫の手を目の端で確認

イザと言う時に はっしと受け止めようかと

 

亭主は 酔いの回った 据えた目で 睨みながら テーブル越しに

ベルトを巻いた手をクリクリと回して見せる・・・アホか

で、そこでパフォーマンスは終わったようで そのまま 自分でお茶を

入れて ボタボタこぼしながら 自室へ消えた

 

なんやねん? 威嚇しただけか?

ハハ~~ン ズボンは洗うので ベルトを抜いたらしい

長いままじゃ 片手にお茶を持っても 階段で踏んづけるやもと

巻き付けてただけだった

ワタシが胡散臭そうに見てたので 驚かそうとしたってことかい

 

ったく 酒の上じゃ 何でも許されるって 未だに思うってことは

コイツは死ぬまで 反省しないんやな

 

もちろん 翌朝は 朝食はパス 二日酔いじゃ 食べられない

そこで すかさず 説教してくれた

「勝手に 解禁して 孫たちに なんて言えるのん?

「・・・・

「朝ごはんも食べられないんじゃ 呑むんじゃなくて呑まれてるやん

「酒の付き合いは 大事~~~~~~」まだ酔いがとれんのか

 

虚勢を張ったって 仕出かしたことのツケは 必ずやってくる

後日 「包丁事件」で世話になった 叔母が娘(従妹)に連れられて

やってきた・・たまたまであるが 

従妹は 昔から亭主を慕っているから いつもなら ワタシも黙っているのだが 

忘れっぽい叔母のためにも 今までのことをダイジェストにして

ぶちまけてやった

亭主は 隣りの部屋で 接客中なんで 聞こえはしない

 

ひと通り聞いた従妹は ポツンと言った

「そんな風に見えないのにねぇ

すまないねぇ 昔の亭主は まだしも 今じゃアンタの

慕うところなんて これっぽっちもないんだわ

 

ひとしきりして 仕事を終えた亭主

意気揚々と よそ行きの顔で あれこれと時事のことに講釈しだした

そんな話の合間 叔母が 亭主の手をなでながら言った

「○○クン(亭主の名前)酒は飲んでも 呑まれるなって言うでしょ

酒は やめなさい」

そこで やっと漂う空気に気づいた亭主

諦めたかのように 「酒は飲まんといかん」と まだ虚勢を張る

しかし声が 小さいのがホントのところなんだな

 

叔母が 繰り返し同じことを言いながら 亭主の手をなでる

叔母も 昔 離婚した夫が 酒乱で 苦労したのだとか聞いたことがある

どうしても重なるのだろうね

 

重い空気に ワタシが言った

「せっかくなんだから 楽しいお酒にすればいいのよ」全然思ってないけどね

従妹も 叔母も 異口同音に 賛同した 

やっと部屋の空気が軽くなった

これで 彼女らは ワタシの味方だわさ

もう虚勢も ハッタリも効きまへんで お気の毒

 

そう 繰り返すたびに こうして従妹にまで恥をさらすことになるんだよ

しつこいって言われても ワタシは負けない・・・

キミが反省するまで 言い続けよう・・・ってね

 


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