『 オレを立てろ!! 』
かくかくしかじか・・・・ってクルマのCMがあったが 昼間の経緯を息子に
話しつつ ひたすらに息巻いている亭主とのすったもんだの話の末に
亭主の口からついて出た言葉が コレだもんな
『 オマエが反省しろ 』 が 『 オレを立てろ!! 』 へと続く意味とはなんぞや?
要するに オレにヨイショしろっていうのだ
しかし 反省らしいこともしないし あれこれ画策してはヘソクリし続けるお宅に
これ以上 面子を立てなきゃなんない理由が見つからない
いまさら妻の役割を求められたってねぇ
表向きには 妻を演じて アンタが恥をかかないようにと 送り迎えはおろか
気配りもしぃ~の 金子も持たせぇ~のと してるじゃござんせんか?
それ以上は ナニをお求めなんざましょ?
前にも書いたことがあるけれど 『北風と太陽』 という童話を ご存知ない?
あー 知らんかもね? ワリイ ワリイ
亭主の幼少のころは この地域には 幼稚園がなかったらしい
9つ離れた義弟のときは あったので行かせたらしいが いつか亭主が
そのことを皮肉まじりでボヤイたことがあった
「オレは行けなかった」
そう言うてもねぇ ないから しゃぁないんちゃう?
なんなら 今からでも行って人生やり直してもええけどぉ?
やっぱり 半端じゃない妬み心は この頃から育っていったのかねぇ
手に入らないと判ると 羨望が恨みに変わるのか
当時の義父母が その心理を汲んでケアしてやったら また違ったかな?
いやいや 結局は自分自身の人間性で 気がつくひとは自分で学習してるさ
敢てそれをしないのは ひととしてのレベルが低いってことだわね
だから 表向きの知識だけをひけらかして 教養ぶってるんだね?
童話じゃないが 北風ばかりじゃ 旅人のマントは脱がせられまへんでぇ
そのお歳で それすら判らないとは かなりの
※「オツムテンテン~ 歳なんぼ~」ですな
※子供の頃に 相手をからかう時にはやしたてた子供うただと
記憶しているが定かではない
(歳の割りに アホやね?)という意味だったと思う
そうやって ごり押ししてでも 自分の意を主張するのは 勢いでしか
ものを言えないと すでに敗北している者の心理かも
だから そう喚いた亭主に きっぱり答えてやった
「これ以上 (あんたの顔を)立てるだけの愛情
もうないんだけどぉ~」
亭主はさきほど下りてきて以来 ひと言放つたびに
立ってはウロウロしている
テンションが高いせいか 落ち着かないだけかはワカラナイ
ワタシの言葉にも 言い返せないもどかしさでか
睨むばかりでウロウロしてるし
大丈夫かぁ?
落ち着けよ いい加減。。。
息子が言った
「座って 話したら?」
あぁ またも息子に言われたがな。。。作戦負けやね?
実りない話し合いが終わってフェイドアウトした亭主が 自室からおりてきた
落ちついたのか トイレタイムなのか?
明らかにワタシを避けて 息子にナニやら話しかけている
息子は そのとき玄関で 翌日に備えてクツを磨いていた
実は 彼女の実家へ嫁取りの挨拶に行こうとしていた前夜なのだ
「・・・さっきは すまんかったね」
亭主には 数日前からそのことは伝えてあるし
珍しくその話で盛り上がったのだった
なのに この始末である なんたる親か
落ち着いたら気が退けたのか それともあくまでもオレを
怒らせた嫁(ワタシ)が悪いというポーズなんだろうか・・・
たぶん 後の方だね
息子はクツを磨きながら 言ったとか
「そう思うのなら 普通に話ししたら?」 パチパチ 拍手もんである
亭主は無言のまま 佇んでいたとか
やっぱ アンタの負けでんな