今年も数えるだけになった
亭主の忘年会のその後・・・やはり策を弄したか 哀れなウソを吐いた
「今度の土曜 一昨日の審査会の事案が まとまらなくてさ
急遽 集まることになった。。。」
はい? 審査会とは違う面子が集まるんでしょうが?
しかも 審査会は一昨日 知らせのメールは その数日前の週明けだったじゃないかい?
『土曜に いつものところが予約できたのでご参集ください』ってね
どうやって行くつもりだろうかって 待ってたんだけどね
「どこで?」
「・・・事務所だろうな。。。」 聞いてくるとは思ってなかったのか 動揺は隠せない
「へぇ~~? 事務所って土曜日も開いてるん? 普通休みやろ?」
「・・・・・・・・・・・」
「週末ってことは どうせ呑み会なんでしょ?」
「・・・後で・・・・かな?」 それしかないじゃん?
「翌日に 地区の集まりあるって 知ってる?」
「あぁ~ そんなに呑まないから。。。」 ほれ やっぱりな
言った本人もアワワとなって 顔が赤くなってきた
しかも目も合わせないで 速攻 仕事場に消えた
どうしたって 呑み会を遠慮するってできないらしい
つまらないウソをついてまで 行きたいらしい
しかし ちゃんとクギは刺した
「行くなら あの預かり金で 融通してな? 支払い溜まってるから出せません」
亭主は その日 仕事を早く切り上げて 逃げるように出かけていった
もちろん二次会参加で 帰宅は夜中をとっくに過ぎていた
後日 行くはずだった仲間から メールが来た
『土曜日は みんなで 美味しいお酒を飲まれたようですね』
ありゃりゃ 事案の話なんて どこにもないし 第一 それらしいプリントだって
持って帰ってこなかったし・・・
もそっと ウソはウソらしく しっかり帳尻合わせんかねぇ
こっちはこっちで 息子のお嫁ちゃんが 切迫早産の気配があって
急遽 入院することになって 大忙しだった
なんせ 息子は料理以外の家事は一応できるが 孫と自分の夕飯を
作ってくれろと懇願してきたから 暮れのラッシュの道路を 避けつつも
毎日 往復に2時間かけて通った
いつも子守りに呼び出す 妹娘が 「夕飯ぐらい お弁当買えばいいのに」と
勝手な理屈をほざいたが 毎日 弁当じゃ飽きるというもの
しかも 診察の結果 1月末まで ベッドで点滴しなくては いけないとわかった
出費も一時払いが結構な額になるとか
お嫁ちゃんの実家も遠いし 母上は運転が苦手とあらば 当然ワタシが
動くしかないし・・・
これが1月末まで続くかと思うと ため息も出る
いつもの税金申告の帳簿の整理もあるから 毎日は来れなくなると伝えた
その分 作り置きしとけばいいから 何とかなるだろうが それでも
車の運転は疲れるからな・・・ダイジョーブかワタシ?
そんな状況の中 亭主のこういうウソは 心底 気持ちが冷える
そして 昨日も 午後一番で 息子のところに行こうとしているワタシに
「今日は 同窓会の打ち合わせがあるもんね」と 懲りないオトコがほざいたのだ
「なんの同窓会? 小学校? 中学校? 高校?」
「・・・小学校。。。。」
「なんで アンタが行くのん?」
「・・・幹事だから・・・・」
「どんだけ 幹事してるん? 実入りのないとこそんなに出ると
うちは年が越せないんだけどねぇ」
「予算が余った分の昇華だから。。。」
ほぉ? 結局 ただの忘年会やん どこまでワタシを愚弄するのか?
しかし 新しいメモを帳簿に挟んどいたからな 見たら 落ち込むやろな
しかも 『各新年会は欠席してください でないと1月の支払いができませんから』と
太字で書いといた
そうしたら その夜 亭主が帰ってきたのは なんと 9時半だった
娘と ささやかだが いつもよかリッチに夕飯してたのを 大慌てで片付けて
なんとか間に合った
あ~~~ビックリした 早すぎやろ
さてさて 今年も 幼稚な意趣返しを 倍返しで返してきたが
来年は 果たして 亭主の息の根を止める程に なるだろうか
いい加減 諦めんかいな
楽しい老後も まんざらじゃないと思うがな~~~