ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

キゲンの波

2008-03-29 16:26:02 | 分析
亭主のキゲンの波については 常々非常に不可解だった
どうしてカンタンにキゲンが変るのか?


人間長く生きていれば いいことばかりではない
悪い時のほうが ひょっとしたら多いかもしれない
でも それでキゲンが悪くなったからといってその都度 
カメレオンのように変るその様を 周りへ見せるものなのか


う~ん 昨今の事件はそんなのばかりだけれど。。 


敢えて それは横に置いておいて 亭主に問いたい 
自尊心とやらはないのか?
オトコとしての? 一家の主としての?  ひととしての?
亭主が好きな プライドとやらは いったいどこにある?



亭主のキゲンを測るには いろいろある


朝の挨拶

普通の場合 
自室から居間にきて ダレもいなくても発する・・・あ、犬にかも
犬も一応歓迎の意を表して ひと通り 朝の儀式を供する 
こちらもいれば挨拶を返す・・・たいていキッチンにいるので
背中越しだが 

悪い場合
子供と犬には挨拶するが ワタシにはシカト もしくは小声(嫌々)


出かける挨拶

普通の場合
たいていキッチンにいるワタシに 歩きながら声掛けする

上キゲンの場合
立ち止まって キッチンのワタシに大きく声掛けする 

悪い場合
玄関先での声掛けになる
ただし微妙なトーンでキゲンの変化がわかる 
元来 狭い家だがキッチンとの間にはドアがあるので 
流しで家事をしていると聞こえないことがある・・っていうか
聞こえない位の声しか出さない一応言ったって感じ 

超キゲンが悪い場合
一切の声掛けなし いわゆるシカトのまま出掛ける 


他にもまだある 
仕事場でのBGMがラジオに変るのは当然のことだが 
ランチ後にも顕著な態度に出る
茶の間でテレビ見ながら 食後の甘味を摂るのが
いつものことだが・・・大福など餡子ものは かかせない 


しかし キゲンの悪い時は それらはスルーされて
テーブルに残されたまま・・・うん 明日の分に回そう 
ダンマリのまま仕事場へフェイドアウトしてしまう
食べるような気分じゃないらしい 
そこに気づけってか? ムリでっせ 


その場合 ナニがキゲンの悪化に繋がったのか
見当もつかない時は さして深く考えないようにするのが
常である
何と言っても 少しでも顔を見ないで済むからである  


かようにキゲンの度合いはさまざまであるが
とにかく返事しなくなるのは 共通している
まま 生活の上での連絡事項があるときには
非常に困る
その時には 耳が聞こえない老人に対してのように 
耳元で怒鳴ってやるけれどね


なんせ 放っておくと増長するからね 


悪化の原因は 主に亭主のプライドが傷つくこと
まったく些細なことで よく傷つくらしいのだ これが・・ 


そして たいていはワタシがそう仕向けている
曲解することが多い・・・
まぁワザとすることも最近増えはしたが 
それで責任転嫁すれば 気が軽くなるのか?


他には 客足が遠退くことにもあるのだが さすがに
続くと凹むらしい 
客商売しているのだから それは避けられないことなのに
やっぱり亭主が凹むのは 性格なのか?
それまで こっちに責任転嫁されても メイワクなだけだが


ただひとつ亭主にアドバイスするなら
『聞き役に徹すればいい』ということ


逃げられない相手に 丁々発止とばかりに
持論をまくしたてれれば 聞かされる方は
聞いてるだけで疲れるっちゅうの


そんな客の反応が 持論に納得して
感心しているのだと勘違いするのは
まさに KY(空気が読めない)なのだ


だから こちらの家計のやりくりの苦労を気遣うのことは
殆どない・・・いやまったくない 
それですら反対にやりくりが下手だと責任転嫁するのだ
 


そんな甘え根性は 断固 お断わりいたす 





しっぺ返し

2008-03-25 15:12:09 | 不遜
久々にうまく亭主に先手を打つことが出来て 
無事平和な夕飯をすることが出来たのは
大いに気分がよかった


が、これは諸刃の剣であることは重々承知 いつまた
しっぺ返しがあるのかと 重い気分も併せ持つ
そして それは 間を置くことなく訪れたのである

       
亭主は えらく早めに帰ってきた 
酒抜きの食事会は 亭主にとっては炭酸の抜けた飲料水
と同じで 余りにも早い帰宅となったようだ


みんな驚いた 今までになかったことだから 
亭主のいない夕飯はたいてい手抜きするのだが 
その夜はメニューはトンカツにした・・喜びの表現?
たまにはねぇ


亭主が帰ってきた時は まだが食事中だった 
「ただいま」と居間に入ってきた後は 何も語らず 
自分でお茶を注ぐなり黙って自室にフェイドアウトしていった 


なんだ? どうした?ナゼにキゲンが悪い?
自分がいないにも関らず 家族はちゃんとした
食事をしてたのにムカついた?
自分が外食してきたのを棚に上げて 不満に思うのは
モラのご都合主義のひとつ?


とくにうちのは(一家の主人がいない食事は粗食が妥当)
考える輩だから 
なんせ『普通の嫁はパソコンなんぞいじらない』
豪語するくらいだから さぞや気に食わなかったか? 


お陰で寝る挨拶もパスされた 
そういや出掛ける時もシカトしていったっけ 
お蔭で 静かな夜になって 残った家族はノンビリ気分
過ごしたが・・ 


しかし頭の隅で そんな亭主の嵐の前の静けさが気になった
ひょっとしてが呑めなかったのが 気に入らなかったのか?
ま、いいや と、その日は呑気に考えていた

 
翌朝になって下りてきた亭主が 夕べと打って変わって
元気に挨拶した‥しかもワタシ


「おはよう 何だ この変わりようは なんかヘン 
ところが続いて 「昨日はごめんね・・・」 
はぁ?天変地異か?と思いきや 次の言葉に唖然

「クルマ ちょっとひっかけた・・・」



なんですとぉ~~~~~っ!! 



やっぱりきたか 腹いせ
ひと晩中 どう言おうかと考えてたのか?


前の車より ひと回り小さいのに ナゼ?

「どこで?
「そこ・・

そことは 確かに曲がりにくくて 置石も置いてあるところなのだ
しかし 前のクルマはおろか 亭主は今までこすったこともない
今のクルマは 妹娘が置いていってくれたもの・・・天敵2号
そしてワタシが大事に乗っていることも
亭主は承知している


なんせ 前のクルマは 不倫者のひとり
乗せて回ってたからね
廃棄処分して 清々したのも感じてたか?
一緒に聞いていた息子も ワタシと同じ思いだった


「なんで?」 ほぉら 冷たい声が染みとおるだろう?
「ワカラン・・・」 ワカランわけがないでしょ? 

今まで アンタが取ってきた行動で 一番判りやすい
「腹いせ」じゃん?




それに至る理由は過去にあった


まだ 帰郷してから間もなかった頃 
亭主がクルマ橋の欄干にぶつけて
かなりの修理を余儀なくされたことがあった・・自損事故だが


父の傘下から逃れて自由を手に入れた数年後に すべてを
取り上げられた形(不倫も入ってたらしい)になっての帰郷は
亭主にとっては 『都落ち』以外のナニモノでもなかったのだ


自分の人生において 一番華やかな時を 
また父親のせいで無くするのには 納得いかなかったのだ
母親の病気が理由にあったとしても・・・
だからこそ ワタシに決めさせたのだろうが
計らずや 嫁は帰ると決めたから 想定外だったらしい


亭主が帰郷に際して そこまで落胆していたか
知る由もなかったが
ワタシには 『都落ち』という言葉が出てくるのが 
どうにも不可解だった
長男で いずれは帰らなくてはならないと
本人が一番知っていたはずだったから


あのワンマンな父親の元に帰るのは億劫だったのだろうか


ならば 自分で父親との間を改革すればいいではないか?
でもそれが出来れば 今こうしてはいなかっただろうが
長年の育ち方に「服従」しかなかった亭主には 
たぶんワタシがコトあるごとに義父に反論を展開するのが 
羨ましくもあり また結果的に 要らぬ混乱の種を撒くのが
疎ましくもあったろう


こっちは亭主に代わって 火の粉を被るつもりだったのにさ


そして究極の自己主張が 破壊行為
・・・自傷行為に近いか?



欄干の事件は自暴自棄になって 車をぶつけたのだと 
後になって推測できた
そんな不可解さは 不倫の事実が発覚してからだが
お蔭で すべてのパズルがぴたりとはまった 



しかし 普通じゃないよね?
お坊ちゃま育ちの亭主が 自分の意見を言えない環境に
甘んじてたなんてね


これは包丁事件と変わりないと思う
自分の意見が反映されず 立場が侵害されたと勝手に
思うモラだから



そうすりゃ みんなが よしよし そこまでするには
並々ならぬ辛いことだったのかと頭でも撫でてくれると
思ったのかね


おめでたいヤツだ


そんな育ち方しかしてない亭主を哀れとも思うが 
いかんせん思春期じゃあるまいし 
その歳で外では外交上手なくせに うちでは 
まったくネコでも被ったような ビビリマン
演じる様は どう贔屓目に見たって 同情されるワケがない
自分のせいだもんねぇ



そんないきさつを持つ亭主が クルマをこすったことに
「(理由が)ワカラン」わけもなく ただ単にしっぺ返し
したかっただけに過ぎない
だから 即断して 亭主に補修させた
もちろん朝ごはんの前にである


「うちはね 今は修理に出すような状態じゃないから 
これ塗ってちょうだい
地金が見えたままだと すぐサビるからさ」




しっかり自分でペイントすりゃぁ ちっとは仕出かしたことが 
どんなものか学習する・・・ムリか でも
「ひっかけてしまった ハハハ」で済ませるワタシじゃないのさ



悪しからず~~~~~ 




マナー

2008-03-23 17:04:50 | バトル
亭主のキゲンは 坂道を転げ落ちるかのように悪化した 
想定内であるが。。。

・話しかけても 返事しない
・ワタシの存在の無視
・食卓での家族の会話拒否



・・・エトセトラである
静かでいい 

子供への対応も変った
それとなく無視である
天敵の長女には 先日食卓でのマナーを指摘されて以来
いっそう距離をおいている


故あって 前歯損傷の憂き目にあって部分入れ歯になった亭主
その後の 包丁事件の騒動の最中に 口から噴出した際に
揉み合っていた亭主か息子かが それを踏んづけたらしい


お蔭で針金部分が歪んだ模様だが 長らく当人しか知りえない
事実だった 
まぁ 歯医者に行くとは言わないから いいかなと思っていたが
当人は どうも調子が悪いらしい


わずかな隙間に入り込んでくる食物の断片がイヤなのか?イタイのか?
当人じゃないから ワカランがやたら食事時に 
途中で指で口の中をせせっては 台拭きのフキン
なすりつけるのだ


家族といえど 口の中のものがどんなに小さくても 
付いてしまったフキンは使いたくないもんだ
ひどい時は フキンで口まで拭うこともあって 
唖然としたもんだ・・オイ


うちのフキンは毎度漂白しているから 真っ白である 
これは母譲りの習慣でもある
ナフキン代わりにするのはいいが そうそう個人的に使うのは
いかがなものか?


それなら亭主だけにと 別に出すのも 却って
「バイキン扱いかとキゲンを損ねるかもと 
時にそれとなく 
「ティッシュを使えば?」ぐらいにしていたが 
一向に気遣う風でもない


長らくガマンしていたのだが とうとうある日長女キレ 
あいにく こっちはキッチンにいたので 声だけでしか判らなかったが
かなりの勢い意見していたよう 
息子も席をはずしていたが 隣りで起こっている事件には
知らんフリである



触らぬ神に祟り無し



ワタシもいつもなら フォローしてやるのだが 
敢えて聞こえないフリをした
いちいち口を挟むのじゃ 疲れるっちゅうの
それに 少し期待したのだ
これでたぶん気をつけてくれるやもと
 

ところが娘が居るときには 気遣う風であるのに
いない時には前にも増して 復活するのだ


息子も 不快そうにフキンを眺めているし 
亭主はそんなことなど気づいていないようだし 
思い切って次から もう一枚出すようにした
・・仕方ないではないか


しかし亭主は 気づいていたのだ
出した途端にジロ~ッとフキンを眺めたのだ


判っていたのかい


ええい スイッチが入ったってかまうもんか
散々っぱら 今までガマンしてきたのだから 
これぐらいガマンしたら よろしいがな


その日は 一回もフキンを使わなかったのは 
果たして意地か思いやりか不明である


家族間のこういった 些細なマナーはお互いに
気をつけたいもんである


うちの場合は 数年に及ぶせめぎ合いがあるし 
そんな非常時に中々 思い切ってのタイミングを計るのは
神経をすり減らす
いつも亭主のキゲンを 気にしていなくてはならない状況が
常にあるのは やっぱり亭主はモラなんだろうか


朝の挨拶もキゲンが悪化しているときは 
ワタシへは無視か仕方なく小声でする分 
子供らへは 普通なのである


この温度差を持って 私への不満を主張しているのだ
こっちも気にはしないようにしているが 
シカトが続くと ムカつくのでつい天敵娘にも ぶちまける


それで 亭主にはさらにマイナスイメージになるのは否めないが 
自業自得である
家庭内のイジメから 撲滅するのが社会人の義務だろう



さてさてそんな中 趣味の反省会なる呑み会の当日なのに
ダンマリが続く
究極の変わり身は いったいいつ見せるやらと興味津々だったが
やっぱり動いた
午後になって 自室から下りてくるなり それまでのしかめっ面が
一転して 猫なで声で言う


「今日 この前のイベントの反省会があるんだ
「へぇ?聞いてないけど?」とっくにお見通しさ
「さっき 確認があった」それはウソじゃないらしい 
「え~?いったい何人なん?」これも知ってる・・欠席者がひとりいるのも
「う~ん 5.6人」 フフン もっと少ないくせに 
「あらぁ 支払いの分にみんな回しちゃったから 
余裕ないんだけど」
事実だから仕方ない・・てことに
「うん 会から出るらしい」 じゃ今までだってそうだったんか
「ふ~ん じゃ送っていって 帰りはタクシーなん?」
「いや今日は食事会だけ・・」 呑ませるお店だって知ってるけどガマンなん?
「へぇ~~~ じゃ自分で運転していくのね?」
「うん()」


やれやれ 亭主は行けるのが嬉しくて 気づかないようだが
ワタシの欲しかった答えは これだったのである


酔いどれの心配もなく ムダな出費もなく
ノンビリした夕飯が出来る



ありがとう~~~~あなた  















年度末

2008-03-21 17:45:59 | バトル
周りは すっかり春の陽気だが いまいち気分はすぐれない
ふん? これってモラ亭主のせいか それとも更年期か?


冬からこっち 風邪気が抜けないせいか 
芯熱がとれないようなだるさが続いている
陽気がよくなると 軽くなるので風邪気とはいえないのかも
知れないが 元気な亭主を見ていると 疎ましく見えて
また悪化しそうじゃ・・やっぱモラ毒にやられてる?


亭主は 年度末ともなると俄然 活気が出るらしい
行事ごとが増えて 何と言ったって 酒を呑む口実
いっぱいだからねぇ
こっちが 節約生活を謳ってもなんら協力を
得られないのは はじめっから その気がないと
いうことのようだ


今週末にも 先日の趣味の会のイベントの
反省会なるものがある
もちろん 亭主はワタシにはまだ この時点になっても
言わない・・言えなくなったか?

こんな有様だから転送メールで 亭主の行動を前もって
知ることは 必須なのだ
普通のお宅のように すんなり予定を言う亭主ではないし
あろうことか わざと直前告知するのである


反論する余地を与えない作戦らしい
一種のワタシへの反旗のつもりなのかもしれない
しかし転送メールのお蔭で 先読みできる


一昨日にも業界の会があって 会長たちの集まりがあった
むろん 我がモラ亭主も出席したのだが 
夕方になって自宅に帰ったワタシに電話してきた


「年度末だから 終ってから反省会を兼ねた会食がある」



どうも いつも突然決まるのは ワタシが帰ってからが
多い気がするのは・・ナゼ?
この会長職については不倫騒動の最中に ワタシに相談もなく 
就任の返事をしてしまっていたのである


当時は警察沙汰も含めて この恥知らずめと抗議をしたのだが
この役職が おバカ亭主の足枷になるやもと 
泣く泣く承知したのだった


案の定 亭主にすれば 監視の目から逃れる
策だとばかりに外出の口実に使っていた


いやいや まだ監視の目は光っているのだよ・・キミ


転送メールのお蔭で 大抵 亭主よか先に知ることが多く 
事実かどうか判断はできる
以前は 平気でウソをついたりしていたから
この監視は止められないのである




そんなことを ふと思い出しながらも 受話器の向こうでは
話は続いていた


「○時○分の電車で行くから 駅まで送って」


電車で行くということは 呑む ということである
まったく週に何度も 酒を呑まなくてもいいではないか
毎日の晩酌も かかしたことがないのだからさ


で、つい呟いた 

「別に呑まなくてもいいんじゃん?」
速攻電話が切れた・・・超ムカつくヤツ
しかし はたと考えた
駅までの送る車中で とっくり説教と牽制が出来るじゃないか


果たして 亭主はいつもよりも早く引き上げてきた

ちゃんと働かんかい 


そして送る車中で トクトクと我が家の
経済状況を語り 諭し 継いで肝心な週末の呑み会(反省会)を 
つついてみた


「もう個人的な呑み会はないよね?」
「・・・ないですよぉ・・・」ちと動揺したか?
「ほんとうやね?」  
転送メールじゃ速攻で出席すると答えてたじゃん
「・・・・判らないけど。。。。」 
出た出た どっちつかずは究極の変わり身に備えてか?
いちおう こちらの見解を伝えておくよ
「はぁ? 判らないってナン?あるってこと?
・・・あっても出ないでもらいますよ 
この先 年度末の行事事が待っているのに 個人的な
ところしか切り捨てるとこないでしょうが?
それと もう会長辞めたらどない?
合併話がいい花道になるし~~?
 


返事がないので見ると 亭主は無言の行で 
フロントガラスを睨みつけている
ふふふ 5年前の騒動を思い起こしたのかしらね
いくら話しかけても 返事もしなくなった
かなり怒ってるゾと言いたいらしい
もっともこっちもご同様ですがね


この不遜な態度が 一向に直らず 自分の好き勝手を
貫こうというなら 断固反論激論いたすが よいか
もうちょい火に油を注いでみるかと ほくそ笑む
車中なら逃げられないしねぇ


「そんなに会長職に しがみついていたいの?」 爆弾投下である

決して 就任したときの顛末は忘れてはいないんだよね・・ワタシ
なんでも事後報告で済むと思う程 ないがしろ
されてたのは 許さないんだわさ
あのいきさつと前後の騒動は アンタ一生モンでっせ

それに気づかないどころか 今尚継続してるのは
もっと許せない
断固闘うべし・・だわね


亭主が無言で歯を喰いしばってる間に 駅に着いた
亭主が ドアを開けながら 何事もなかったかのように言う

「じゃ 行ってくるから・・・  

駅に着いてしまえばこっちのもんてか?
で、こっちも不満気な大きなため息で 返事とした



さぁて 週末まで ドキドキして出席の口実を考えなはれや~~~  






世間話

2008-03-15 17:31:56 | 独り言
年度末の仕事に追われる中でも イナカにいるせいで
親戚の法事が 二度もあった
今年中にもう一回あるという。。。


連絡がある度に 亭主は舞い上がる
公の用事で 仕事が休めるからである・・・今まではね
うちのイナカの法事はナゼか平日が多い 


休日は 各々の都合があるからどちらかといえば 
休日の前が理想だろうと思うのか・・・
まぁ世間さまじゃ 土日は連荘の休日が多いからねぇ
うちとら 関係なく『貧乏ヒマ無し』だから 困るのだが
今までは 亭主側の親戚づきあいは亭主に一任していた


しかし 度々仕事日に重なるなら話は別である 
そうそう休まれても困るし 経営主に自覚がないとなれば
ワタシが代理で出かけることにしたのである 
そう告げたときの 亭主のがっかりした顔は 
まるでアメを取り上げられた子供の図である


そういえば モラの定義に「法事での仕切り」もあったっけ
やたら采配を振るのだ・・・頼まれもしないのにさ


それに ただ酒にとっぷり与られる特権もついてることだしね
ノンベェには格好の口実となるから 出る幕がなくなるのは
意気消沈にもなろう
しかし 嫁が婚家の親戚へのお勤めをしっかり果たそうと
しているのに 何の不満があろうか



「ご苦労だけど 頼むよ」と もっともらしい顔で言う
・・でも何だか悔しそう


モラ亭主はいつか親戚の葬式に 3日も連荘で仕事を休んだことがある
通夜 葬式 初七日である・・・ちゃんと息子がいるというのに
亭主が采配を振ったのだ
さすがに呆れ果てて 抗議したもんだ


いくら頼まれたって 初七日まで仕切ることはない  


かようにモラ亭主には 自分の出番には貪欲に馳せ参じるクセがある


 


最近は 法事もかなりざっくばらんになった
読経が続く中 あらぬ方を眺める者やら しきりに自分の着ている
カーディガンの毛玉を取るのに専念している者・・
法事慣れっていうのか?


もっとも法事を主催する側も負けてない
お寺さんに 読経前の挨拶にお茶を出した若嫁は
Gパン姿だったし 自分の子供を膝に抱いている別の婿は 
大きなぶらさがるピアスをしていた
そして主催する当の叔母の足を見たならば 
なんと5本指の作業用ソックスだったのだ


ここまでざっくばらんなのは・・なんだかねぇ

でも 結構親戚の近況報告も耳に入って それなりに面白い
黙っていても 情報が入ってくるのだ


高齢の叔母がこれまた高齢の叔母に言う
「アンタ ○○クン(五十オトコなのに クンづけかい)におカネ貸した?
うちにも来たけど断わったよ」

「え・・・・? ふふん」 
そろそろボケも入ってるのに いやにクリアな一面をみせる


この叔母Bは亭主が亡くなってから 他の親戚にはナイショね
ワタシに山を売ったと打ち明けたことがあった・・・


そんな打ち明け話をしたワタシなのに この前の法事の時は
判らなかったとか・・
しっかりした人だったのに 怪我で外に出なくなって
世間との接触がなくなるとボケやすくなるのかも


「この前の時は ダレかなぁ~って最後までワカランかった
そんな後のAとBの会話だから ボケもきっとまだらなんだろうか


その話題の主の○○クンも 同じ席の端っこにいて 
何だか挙動不審である
きっと使い込みがバレて 転職を余儀なくさせられたのが
すっかりバレたかと気になるのだろうな



この○○クンは うちにも十数年前 再三出入りしていた
何でも 亡くなった父親の後妻と ソリが合わず
亭主に相談にきていたのだ
亭主も身内びいきは強いから相談に乗っていた
その後妻もまた 義父母が元気だった頃から 
出入りしていて日ごろの不満をぶちまけて帰ったもんだった


この後妻は父親が単身赴任していた先の不倫相手で 
飲み屋の女将だった
病弱な本妻が亡くなったら 父親は その女将を
二度目の妻にして帰ってきたのだ
しかも 連れ子も二人いて勝気な後妻は 本妻の子の三人が
成人していたので 次々と結婚させて追い出したらしい 


その間の軋轢ぶりは 否応無しに逐一こちらに
知らされる羽目になった
後妻と 先妻の長男の○○クンが 各々に
我が家にやってきては泣きつくのだから



聞けば 後妻は先妻の仏壇の守りもしないと長男が言う
お仏飯がカビが生えても代えないとか・・・これは
どう見てもマイナスポイントだわね
後妻だからと遠慮するのは おかしいが元々不倫から
妻の座を得たのだから それなりの心遣いをしてこそ 
認められようというものだと思うが。。。


やっぱ 不倫は不倫 道徳に反しているとワタシは思う


しかも どうもその妻の座も 連れ子たちの行く末を
考えた末のだったような感がある


父親が亡くなってから 家の始末をどうするかで
また大揉めしたらしい
その家は 母親が存命なときに 父親と成人した子ら
ローンを組んで建てたのだ
その家に父親が亡くなった後に 後妻が住み続ける
ことに不満があったらしい


もっとも後妻にもその権利はあるが 結婚という形で
追い出された子らは納得いかなかったのだ
長男が自分にも住む権利はあると家族を引き連れて 
戻ってきたからさぁ大変
そう広くもない家に居心地の悪いのは 
長男の嫁だったろうに。。。


そして我が家の結論は 家を売って折半したら?だった
・・・ワタシの案だったが
当人たちより 長男の嫁やその子らへの影響を
慮っての案だったのだ


結果 後妻はスンナリ 家を売った代金の半分
受け取って さっさと引き上げた
どうやら その頃には 連れ子たちも無事に
結婚していて巣立ちしていたから
後妻の目標は達成できたわけだ


お蔭で叔父が亡くなってから 一回忌の法事は
後妻と長男が別々にしたので またまた 親戚たちは
右往左往して頭を抱えたことだった  
しかし今は 後妻の方はすっかり親戚づきあいも
なくなったところからすると やっぱりだったかも



しかしこの歳になると いろんな人間模様
見えてきて面白いもんだと思う
しかし この○○クンは 亭主の弟に性格が
よく似ていて いまいち好ましいとは思えなく 
今回の借金騒動も なんとなく納得できたという感じなのだ


このことに関しては 亭主とも意見が合った
亭主にとっても義弟の不始末とダブるのだろう
まぁ叔母にしても 貸したと言っても 
上げたつもりなんだろうと思うが
それに甘える○○クンは 果たして返すつもりは
あるのだろうかと老婆心ながら ふと思う


これも「見ざる 言わざる 聞かざる」 だろうね









負けず嫌い?

2008-03-14 14:07:59 | 分析
亭主の負けず嫌いなのか 屁理屈なのか
ワケの判らないこだわりには ほとほと辟易する


昨年に結婚した娘が 遅ればせのハネムーンに出かけた
何でも会社の都合で 婿と休暇の すり合わせが出来なかった
まぁ使われる身では 中々言いたい放題は出来ないもんだ


9日間の海外は 北イタリアへの観光が主である
行く前に 久々に我が家にやってきた娘に兄が言う


「あっこは汚いって話だ なんでも清掃業者のストでゴミが処理できないってことだから」
「え~~~っ マジ?」
「北のゴミはマフィアが 南へ強引に捨てさせてるとかで ゴミだらけだと」


本当かどうかは知らないが 心配になったワタシが口を挟む

「アンタさ 外国じゃ水が一番の難だっていうからさ
ぜったい生水飲んじゃいけないよ
ジュースの中に入ってる氷もアカンらしいよ」

「え~~っ でもジュース飲まないから大丈夫だよ」
「いんや ホテルで食事した時なんか ついてくる水に氷・・・ヤバイで
それから ついでに言うとくわ おカネは きちんと腹巻に・・」

「それはないやろ・・今どき腹巻なんかに。。。」
「オマエさ オレの友達も向こうのチンピラにカツ上げされたって言ってた
カネは分けて持っとけよ」

「そうそう 置き引きなんか ちょっと荷物置いたら速攻で取られるで。
あぁ~~ そんなん考えたら外国コワイな よぉ行かんわぁ」



なんだか ケチをつけてるような格好だが 今どきの外国事情も
考えると 不安要素はいっぱいである
無事に帰ってくるのを祈る思いだ


そんな家族に異端分子が 約一名・・・亭主である
会社が近い息子が 妹から旅のスケジュール表を渡されて帰ってきた
テレビの前にいた亭主に 手渡したら まるでケゲンそうな顔で受け取って
サァ~~っと眺めて テーブルにポイ・・・そしてコメントもなしにダンマリ


普通 そこで 会話が弾むもんだが 何が気に喰わないのか
関心がないとばかりの この様子には 寒々したものを感じる
息子も そんなオヤジにシラけたのか そのままダンマリで
目でワタシに言う

(なんか気に入らないことあった?
こっちも黙ってクビを振る

(ないない・・・たぶん?
理解不能なオヤジには かまってられないので 
そのままスルーすることにした
こんな時は 当らず触らずが一番である


以後数日が経つが そのことは話題にも出さない亭主
たぶん家族ごっこは終了したのだろう


そして旅行当日 成田から出立前に ワタシの携帯に娘から
電話が入った
前夜にもメールであれこれ話したのだが 行く前の挨拶だった


ランチの時に 亭主にそのことを告げたらキョトンとした顔
本気の無関心だったんだねぇ


深読みするなら きっと自分が行ったことのあるヨーロッパに
行く娘らがちょっと羨ましくも有り 疎ましくもある
のだろうか?
妙な負けず嫌いである


しかし亭主なら さもありなんなのがねぇ


実は数日前に 夕飯時にテレビでクイズ番組があって 珍しく盛り上がった


亭主がクイズに答えるのは 当るのが確実なのだけ
物知りには 間違いは許されないらしいのだ
・・間違ったら沽券にかかわるのか
だから家族が答えて 間違ってでもいたら さも嬉しげに
テレビの正解に頷いてはつぶやくのだ

「そうそう そうなんだよな」

おいおい アンタ答えてなかったじゃん


それがキゲンがいい時には(2.3個 正解したときには
キゲンが一気によくなる)
調子に乗って 誰よりも早く答えるのだ
それが間違っていたら またダンマリになってしまう


そんなカメレオンな父親の様子に 子供らはドッチラケになる



クイズですら 自己中なんかよ



そんなクイズ番組が数日前にあって たまたまワタシが亭主よりも
正解が多かったことがあった


うん? これってヤバイかもと思ったのは 後の祭りで 
即効翌日しっぺ返しがきた
それが娘のハネムーンのことで 空港の名前を間違って言った時だった
亭主は途端にニーっとして 懇切丁寧に訂正するのだ


これって言葉尻に引っかかって 会話のメイン
忘れてるだけじゃないかい?



一事が万事である
何をしたって ワタシが 間違っていることを
些細なことですら大仰に掴まえては 小ばかにするのが
亭主の数年来のクセになっている


余程 不倫を暴かれたことへの恨みは大きいらしい



不倫をした反省など毛頭しないのは判ってはいるが 
考え方の基本がもう 趣旨がどうであれ ワタシの非
見つけることに終始しているのを知るのは憂鬱である
・・・アホか?


しかしモラの定義にあったよ たしか?


・その場の勝ち負けにこだわる・・・大当たり~~~やな


だからといって妙な遠慮をして ヨイショするなら
味を占めて 始終それを要求するのは見えているから 
始末が悪い


見ざる 言わざる 聞かざる


これが一番である
少しキゲンがいいからと 気を許すと この有様だから
一緒に暮らすには お互いがダンマリでいるのが一番である
だから子供ですら学習しているから 亭主がいるときには
あまり話さない


そうなってしまった原因が自分にあるとは 露とも
思わない亭主はただただ みんながオレをないがしろに
している
としか取らない
それをわざわざ修正して話すのも ウザイから
キゲンが悪いままでいてもらうのが静かでいいと 
最近はとみに思う(=強調



哀しい習いなり~~~





春の兆し?

2008-03-09 11:24:13 | バトル
日々の生活に追われている間に 月が替わってしまった


小さな商いをしていると 申告作業も我が手が必要である
モラ亭主には 口は達者だが事務一環はとんと出来ない
知識は豊富にあっても 活かすワザを持たない哀しさよ


ネコの目のように変る亭主のキゲンも ちょっと落ち着いている


こう閑古鳥が鳴くんじゃ さすがの亭主も意気消沈か?
いやいや なんの 週末の遊びに控えての低姿勢でしかなかった
かくも我が家の経済危機を関知しないのは さすがモラ亭主らしい



最近 時に応じて やりくり具合を亭主に告げることにしている
これからの亭主の遊びをおさえることにもなるのだと信じて・・


これは この数年間の地獄の中で覚えた 亭主操縦法のひとつだが
それをしても尚 回数こそ減ってはいるものの相変わらずなのだ


今日も昨日の続きの 趣味のイベントに朝早くからご出立
昨日は ワタシがイベント会場まで送り届けた
なんせ足の便の悪いところで 亭主が大好きな懇親会で 
シラフでいられるハズもなく 送る羽目になったのだ


ほろ酔いでご帰館なさった亭主どのは テーブルに
お釣りを ぞんざいに投げ出して報告するも 
今日のイベントに必要だとまた懐に戻した


「それで足りるんですかぁ?」
「ふふん 明日は弁当も出るし なんも使わん」


おやおや酒のせいか かなり態度がデカいではないか


「明日は8時前には出るから・・・」 


はぁ?
娘の仕事のシフトがやっと休日と重なったので 
ノンビリしたかったのだ
あ、こんなに呑んでりゃ 朝ごはんはいらんかも?


「明日は 休みなんだけどねぇ・・ 朝ごはん食べれるの?」

ほろ酔いの亭主はさらに態度がデカくなって 
なんと言い返すではないか


「ん?・・・・(オマエが)起きないっていうなら いいですけどぉ?」


そりゃ そうするわさ
たまの休日に なんで亭主の遊びのために
早起きしなくちゃならん?厚かましいやろ


「ふん? 当たり前でしょうが。。。」  


大した上がりもない中で 自分の遊びは優先するのだと
言わんばかりの態度には それなりの処し方で対応するのが
この数年の成果でもある・・・なんぞ文句でも?




亭主は 妙な性格で 今ではそれがモラっ気が強いせいだと
わかったけれど とにかく やりにくい御仁である


中でも後始末が出来ないということがあるが
その次は 生活の運営に無頓着なのがある


不倫発覚後のいざこざの中で よく口にした言葉は


「オレがこんなに稼いでいるのに ナゼ足りない?」

これは 不倫に使ったおカネがヘソクった分であるのが
バレた時に抗議したときに 返って来た言葉である


(不倫に使うカネぐらい オレは稼いでいる)
言いたいのだ
それは (ちょっとぐらいヘソくったって バレないし・・)
思ってたフシもある
こんなにカンタンにバレて悪さを暴露されるなんてね



そこでハタと考えた
今まで亭主が仕事しやすいようにと ヤリクリしてる様
見せないようにしていたが これはいけなかったと。。


亭主に現状を知らしめんと 毎月収支決算
提示するようにした
これは 亭主も望んでいたことだった
ただし 亭主には細かい収支明細から ワタシの落ち度
探さんがためだったらしいのだが
ところが本当に足りないのだと知らされる羽目に
なってしまった・・・一番知りたくなかったのに
ヤブヘビだったわねぇ


しかし亭主の口からついて出た言葉は


「こんな数字は ごまかせるからな」



悔し紛れとはいえ なんと往生際の悪いことか
まさにモグラ叩きである 
まぁ 亭主には考えられなくもないことでもあるが


しかし毎日の収入は 亭主が帳簿付けしているから 
語るに落ちたのは 明らかだった


それからの亭主は卑屈になるばかりだったが 
敢えて続けた
よくも悪くも 我が家の経済状況を知るのは 
一家の主の義務である
ワタシがやりくりしているのを見せない気遣いを 
逆手にとっての悪行三昧は 許しがたい罪である 


それを払拭するには 現実を知って反省し 
尚且つ自覚するのが普通だろうに 
更に暴言を吐いて 省みないのは言語道断である




一年以上もしていて この亭主が理解しているのは
目に見えることしかないのだと 改めて気づいた
特に数字には からきしダメなのだ
数学が得意だと豪語したくせに 現実の生活に
使うおカネは まったく理解できないらしい


だから逐一 数字にコメントをつけて理解を促すのは 
初めはイヤミ半分だったが 最近は亭主の理解の助けに
なるかと細かく書いている
まるで幼児に説明するが如くであるが これも一ヶ月も
空けてはいけないのだとさらに気づく
コトあるごとに言うのが よろしいのである


う~ん これって摺り込みっていうのかも


以前 キゲンの悪い亭主と口論した時に 亭主が吐いた


「オレがこんなにヤリクリしてるのに!!」


開いた口がふさがらないとは このことである
しかし 心の中で『鬨の声』が上がった
反撃開始のチャンスやね


「はぁ? なんだって??
アンタが働いた なけなしの少ないおカネをヤリクリしてるのは
アンタじゃなくて このワタシ!!




亭主が 口答えしなかったのには 内心笑ってしまったが
的を射ていたから 返答に窮したのである・・・想定外
それとも判ってはいてもいっぺんは言いたかったのか?


まるでガキのケンカやがな



かように 亭主とのせめぎ合いの日々は続いているが
最近は キレないでワタシの説明に神妙な面持ちで
聞いている
多少は 亭主教育の効果が出てきたかも? 
観察は続けることにしよう


しかし酒を呑んでは 酒に呑まれている亭主の 
この先の運命やいかに?


お楽しみの後は また節約生活が待ってまっせ~~~~