ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

年の瀬

2017-12-24 22:38:23 | 独り言

いよいよ今年も後数日になった

モタモタ ジタバタしているうちに 一気に季節が変わった感がある

なに 亭主は相変わらずのアンポンタンで 書くネタには困らないが

なんせ 中身が同じなんで 変わり映えがしないので

書く気も失せるのが 実情なんだな

 

実は 10月の末に ネコを拾ったのだが 痩せこけて 目も開けられない

見た目が 仔猫に見えたのだが 獣医によれば1才ぐらいだと言う

体重が2㎏に満たなかったので仔猫にしか見えなかったのだ

鼻水も垂れて 切なげに鳴くし 放っておけば 確実轢かれるように

見えた

丁度 ムスメと一緒だったので 二人の気持ちは一緒で 即 ひざ掛け

包んで 行きつけの動物病院へ 汚れきってニオイも半端じゃなかったが

とりあえず 点滴してもらって エサを上げたら 平らげた

このまま入院加療してもらうのかと思ったら 

「一週間 様子見ましょうか」とドクターが言う

そのままホームセンターで 家のペットらと隔離するためのゲージを買った 

なんか病気かも知れないし ドクターからのお達しである

しかも 元気になっても 一ヶ月は 接触できないかもと二段式の大きいヤツ

ネコは数日したら 目が開けにくいままでも ヨタヨタとすり寄って

膝の上で丸くなったり ひなたで ゴロゴロとしたりでネコらしい

仕草に大いに期待できたのだが その夜から 体調が悪化して

がっつくように食べてたエサも食べなくなり もいらないと

そっぽ向く

    

体温が落ちてきたので 数時間ごとに ペットボトルの湯たんぽ

お湯を交換してやったが あがらずだった

翌日に 点滴をしてもらった時に 検査してもらった

結果はネコエイズで しかも末期だったらしい 

たぶんドクターは連れてきた時に 見当はついてたようだったが

ネコの生命力にかけたのかな

   がんばれ 

あんなに回復してるように見えたのは 逝く前の最後のチカラだったのかな

歴代のペットたちは に葬ってあげてたので 近くに埋めて上げようかと

思ったが 今回は 亭主への事後承諾が やっぱり気に入らなかったのか

ネコの顔すら 一瞥もしていない 

水を向けたが 断固拒否されたのだ 

 

なので 死んだことを言うのもシャクだった

なのに墓穴掘ってほしいなんて 言えば 百曼陀羅 それ見たことか

そしられそうだし。。

ムスメが言った 

「ペットのお葬式してくれるとこあって 火葬もしてくれるらしいよ」

そうだね そうしたら うちらの非力なチカラ?でも 埋めるだけの

穴は掘れそうだね

 

そこは お寺で ペット用の火葬場もきちんとあった

たった一週間しかそばにいなかったネコのために ここまで

しなくてもとは思ったが やはり きちんと送ってあげたいなと

御経まであげてもらった

小一時間ほどで お骨になって 小さなボール紙製の骨壺

「チャー」と名前も入れてもらった

茶トラだったので ムスメが名付けたのだが ワタシは「ブチャ」

呼んでいた カサブタだらけで目も塞がっていたので 見た目が

ちょい ブサイクだったからである 

ブサイク=ブチャイク=ブチャ ってワケで さすがに

「ブチャ」とは書いてもらうのは気が引けた

 哀しい・・でも今頃は あっちで走り回ってるよね

そろそろ 庭に埋めてあげなくっちゃねと話してるが 決心がつかない

朝に夕に ブチャの小さな骨壺を頭をなでるように 撫でて挨拶してる

 

家にいるネコも 傷ついて道路にうずくまっていたのを拾ったので

どうしてもカブってしまう

今は15才くらいで 弱ってきてはいるが お薬飲みながらも

いちおう 元気でいるので ブチャの分まで長生きしておくれと

思っている

 寒いので 毎日 居間のソファで 湯たんぽ抱いてる

ワンコも 15才で こっちは口内にガンが出来て手術して以来

食欲も旺盛で 油断するとネコの分まで平らげてしまうから

要注意なのだな

目も耳も 年寄りになってしまったが 未だ庭中を走り回って

元気である

 1時間以上も前から オヤツ待ちしてる

 

今回のことで 小さな生き物でも 命あるものを そばに置くことは

命を預かっているんだと 強く感じた次第

世間には 鬱憤晴らしで 傷つけたり殺したりする愚かな輩がいるが

なんとも哀れな者たちだと思う

 

新しい年が 明るい希望で満ちていますように。。。

 

※ 今年も 気ままな書き手にお付き合いくださって 感謝です