ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

ひと波乱

2007-12-12 23:15:57 | バトル
亭主の日ごろのモラ街道まっしぐらも 鳴りを潜めてか 
反応が普通である
心機一転とばかりに 何やら変化したのか?



しかし そこに行き着くまでに ひと波乱あり



祝い事に乗じて 大盤振る舞いだった家計を締める時がきた
ところが この亭主は早々に忘年会を企画 取り仕切り
自ら進んでしていたのだ 


下の娘の結婚式の翌日に 第一回目の忘年会が入っていた
さらには週末ごとにも忘年会が並んでいるではないか


え???



せっせと節約生活したのは 娘に恥をかかせまいとのワタシの努力
お蔭で なんとか形はできた
それを知りながら 済んでしまったら 今度は自分の
お付き合いとばかりの狼藉・・・しかも労いの言葉もなしでっか?



あのお式のときの 号泣はいったい何だったのかと 沸々とまた
沸き起こる 不信感と怒りは 数日後噴出した


出て行く娘と帰ってきた娘の荷物の入れ替えと整理
ほぼ終わり 各々の新しい生活への始動も
着々と進む中  やっと普段のお使いをと行きかけたワタシに
亭主が言い放った


「もうすぐ出かけるから・・・(クルマを使う)」
「え? なに??(聞いてないけど)」 


聞けば 何やら業界の会議が 昼間にあるそうな
ついつい 愚痴がついて出た


「折角 お使いに行こうと思ってたのに 
早く言ってくれないと予定が狂うんだよね」




途端に 亭主は硬化した


「カレンダーに書いてある」
「はぁ?このところの忙しさで見る暇なんかなかったし
いつも言ってるでしょ?ちゃんと口で伝えてって!」

「何を 毎日出かけることがある?」あらら 矛先変ったがな



ではひとこと言わせて貰いましょかね



「あのねぇ 好きで出かけてるわけじゃないのよね。 
お式が済んでからは上の娘のことで 奔走してるんじゃない?
あの子が 一日も早く 仕事を見つけられたら うちも助かるでしょ?」



亭主はおカネのニオイがする会話はキライなのだ
足りない足りない不足を言われてると思うのだろう
確かに 足りない・・・
しかし足りないなら 足りないなりに 家族で
協力しあえば乗り切れるのだ


たとえば 忘年会のひとつかふたつは 今回は遠慮するとかね 
たぶん それを引け目に感じるから いつもの意趣返しになるのか?


「足りないなら アンタが外で働けばいいんじゃないですか?
ネットで探せば求人は いっぱいあるんだからさ」


なんだ? この横柄な態度は?
またも普通の嫁はパソなんかしないってか?
これで煙に巻こうたって そうはいかんのだよ


「なんでそうやって アンタを助けないといけない?
今までの分で充分でしょうが?
(慰謝料でさえ満足にくれてないじゃん?)」

「足りないなら 働けばぁ? 足りないなら働けばぁ? 
足りないなら働けばぁ?(以下同文が続くので省く)」



アホのひとつ覚えみたいに同じ言葉を繰り返す亭主に 
つい言い放ってやった



「うるさい!!




さすがに 気色ばんだ亭主はギョロ目をランラン
させて 睨み付ける


「うるさいとは なんだ!!」
「うるさいから うるさいと言ってる!!
普通に話が出来ないなら この前のお式にめえめえと
泣いたのはいったい何だったのさ・・・お芝居か? 
みっともないったらありゃしない」

普通の父親を気取るんじゃないったら 
「・・・・・・・」


言い返せないところをみると ほぼ当ってる?
その場限りの感傷に浸たってたってことか
それとも憤怒のあまり言葉もでないとか?



思いっきり軽蔑のまなこで 亭主を眺めながら 
お使いに出かけたのであった



付け焼刃の落ちるのが 早いこっちゃねぇ~~