かわいいグランマ

楽しく1日1日を送るには、グランマになると、かわいいおばばになるしかないとしみじみと思う90歳です 

年月

2010年11月17日 | その他
冷たい晩秋の雨のなか 姉の息子が入院している 集中治療室に行く

午後の6時から7時まで面会が許された  手術して5日目

空ろながら 目が開いていた  思わず小さいときから 呼びなれた 名前を

呼んでしまう

すると 僅かながら すーと 目が潤い足が動いた

先生は まだ意識はない と言われたが 嬉しくて またまた

名前を連呼してしまう

もう2度と あんな反応はなかったが 心のなかで

きっと 大丈夫 絶対 乗り越える 今までだって すべて ついていたんだから

と  叫びながら 帰る

長生き することは こんな辛いことに あうことだと 恨めしい

家族に すこーーし希望が見えた 話をして 横になるが

叔母としての 年月 を思い出し なかなか寝付かれなかった