家中の人に ３階のベランダを見て!! 花がいろいろ咲いているから
見て！見て！と言っているが中々見てくれない
今 チューリップが２０本くらい 色とりどりでそれは美しい
今朝 ベランダに降りたら
諦めていた小さな池に 目高の影を見つけ 暫く息をひそめていた 
でてきた それもたった１匹 去年より少し大きくなっていて元気だ 生 きていたのと感激する
餌ももういないものだと ついこの間捨ててしまった
さー大変 と動物屋さんに行って買ってきて お腹空いたねーと少し撒く
１匹では 可哀想なので買ってこなくては と思うが この近所では売ってないという
でも 仲良くできるかしら またまた 心配の種がふえた
八重の椿が毎年 見事な花を見せてくれる
これは 亡き友が 植えてくれた 大切な思い出 
頭のよい 何でも奥深く知っている友だった
この小さなベランダの中に 思い出やドラマが詰まっている
私だけの 大切な ベランダ
すぐ近くに 老人が集まって体操や マッサージをしている所がある
体操があまり好きでないので こんな所に入れば 体を動かしていいかもしれないと
早速きいてみると お役所で手つずきをしてくださいとのこと
早速あつちこっち歩き回ってやっと
ケヤマネージヤー という人が来ることになった
役所によくいる 真面目そうな中年の男の人かと思ったら 若いきれいな女の人だった
お嫁さんがお茶を入れたり いろいろ世話をしてくれた
腕を上げたり おろしたり お風呂は一人で入れますか はい
階段の 登り降りは １人でできますか はい
そんなこんなの質問があり 私は何時も思っているとおり
お国にあまりお世話をかけたくないんです ただ近くで体操だけしたいんです
わかりました といい感じで きれいな女の人は帰って行かれた
そして しばらくして 通知が来た
非 該当 理由 自立
ということだった その通知を持つて 体操の会場に行ってみせると
これが来るとここには 入ることはできないとのこと がっかりしてしまった
家に帰って 非該当 だったと話すと それは目出度いことだよ！！
と 皆に言われ 老人になりきれない私としては しぶしぶ納得
テレビ体操で 過ごすことになりました １人では怠けている毎日です
若い時の めぐみ によく似ている
と言われている お父さんの 写真を見たとき 胸が熱くなる。。。。。
どんなに辛い月日だったことだろう
拉致とは何と罪深い犯罪なのだろう
私だったらどんなにして 乗り越えていただろう １３歳の１番可愛い盛りに 突然いなくなる
考えただけで 息苦しく 辛い
曾孫も抱いて 想像するだけで 身を削られる気がする
世の中には こんなにいろいろ辛いことがあるのだ
写真を見ると 横田家の顔をしていると思わざるを得ない
あと１手 それを信じるしかないと思う
辛いですね めぐみさん 生きていてください 出て来てください
今年大学を卒業する 孫に久しぶりに会った
あっ！！ おばーちやん こっちこっち！ えーーずいぶん 年取ったねーーー
吃驚した孫は 私を抱え込むようにしながら 私の顔を覗き込む
本当にマーーー 孫の背の高くなったこと 見上げるようだ
今日は 足が痛いので 杖をつきながら ひょこたん ひょこたん と歩いていたのだ
別れて 家に帰ってから しみじみと 鏡を覗きこむ
本当だ！！ 我ながら 吃驚
足にばかり気を取られ 全く構わなかった
白髪頭を ひっくくり 顔もザーッとひと塗り それで 杖をついて ひょこたんである
孫も さぞや吃驚した事だろう
元気で奇麗な おばーちゃまが 夢だったのに
いけない！ いけない！
足を怪我したくらいで 夢をすぐに 捨ててしまい ひょこたん！ひょこたん！ 許せない！
先ず お風呂に入って シヤンプーをして ピンカール
入浴用ばらの香りをいれ ゆっくりと温まり 早目に床に入る
サー明日から きれいな おばばになるぞーーーー
しかし 長生きして 元気で奇麗に生きてゆくのは かなり がんばらなくては
うかうか呑気に だらけていては 置いてきぼりになってしまう
孫に あれ！ おばあちゃま 近頃元気になったと 言わせたい！！！
降る雪や 昭和は 遠くなりにけり と 近頃雪を見ながら しみじみ感じていた矢先
昭和の 息づかい 山田洋次監督 「小さいおうち」
と新聞にあり ミステリーーラブロマンス が ますます
見る気をおこし お友達に電話をかけまくり ３人で ワンメーターを割勘にして
「老人よ 顔見ればわかるでしょ」 と１０００円払い割と混んでいる席に座る
私達より１０年位 先輩の 物語だ
しかし 何と懐かしい 落ち着いた時代であったことか 時代考証がすばらしい
すっぽりその中に入ってしまう
松たか子 の奥様のしっとりと奇麗だったこと
何となく 両親の事を思い出しながら見ていた いい時代だった
私達は ロマンスどころではなく 全てお国のためと 大きなうねりの時代だった
たった数週間の結婚生活で 夫は戦死 一生結婚しないで子供を育てた人は
周りに沢山しっている 恋が愛がもっと 質があり 周りの息づかいが
みんな共感し 納得する物だった
昭和の中に浸りながら その時代のうねりをきいたような気がした
ずっと 大震災のテレビを 泣きながら見ていた
この世で こんな悲しい事があるのだろうか
夫が病気で亡くなったのでも 何年も諦められなくて 毎日泣いている私なのに
家族が４人も５人亡くなり １人取り残され 生きていかなくてはならない！！
何という事だ こんな悲しい事があっていいのか 思わずテレビ を消して テーブルを叩いて
泣いてしまう
３年前あの日の事 凄い地震のあとの恐怖 、、、、、、
その日大学の 卒業式で 袴姿で 美しく賑やかに出かけて行った孫が 電車も止まり
帰れないとの電話で 弟孫が 車で迎いに行ったのも気になっていた
道は 凄い人の並で あふれていた 夜中の３時過ぎにやっと帰って来た時は
思わず 万歳をしてしまうほどだった
あの頃東北では こんな悲劇が起こっていたのだ
怖いが また テレビ をつけて 泣きながら見る
私達に何が出来るのだろう
勿論すぐに 寄付もしたし 毎年定期的に差し引かれる子供のための寄付もしている
毎月ボランテヤにいっている人たちも 何かしなくてはいられないのだろう
忘れないで 次につないでゆく 之も大切な事
必ず来ると言う 大地震 私はなにをすればいいのだろう
ペットポトルを 家族の人数分 水を入れながら とにかく 世話をかけないようにしよう
と 其の時間 黙とうをして 祈った
足の怪我からもう 五週間もたってしまった
何だか すっかり 甘えん坊になってしまって お部屋の中は 散らかり放題
ブログも 足が痛いのだから仕方がない とばかり 考えようともせず
三月も 今日は１０日
いけない いけない 先生が「二か月掛かりますよ」と言われたことに甘えている
私の悪い癖
老人会の 食事会が お寿司屋さんであった
早目に行って 椅子に座らなければと 杖を突きながら 会場にいくと 何と
私の為に ご近所の方が ちやんと椅子を用意して下さっていて 吃驚！！
食欲だけは 若い人と同じで 少し恥ずかしい位だ
帰りも 履は出して下さる 杖は持ってきて階段の下まで送って下さる
有難すぎて 申し訳ないくらいだ
足を怪我したと お会いする人毎に ぼやいていたので 広まってし まった
どうも 甘え上手なのは イコール 怠け癖
しっかりしなくちゃ！！ 本当の老人になってしまいますよ！！
