LPC1114はシリアルポートが1つしかなくて不便なので、SoftwareSerialの実験をしてみました。
実験には、この SoftwareSerialライブラリ を使わせてもらいました。
また、プログラムの書き込みにはイカ醤油ポッポ焼きを使わせてもらいました。
イカ醤油ポッポ焼き の「シリアル・スルー モード」は、シリアルを使った実験に便利です。
この実験はLPC1114FN28のdp10とdp11を接続して、送受信をループバックしているだけの簡単なものです。
LPC1114FN28には、GNDピンが2本あるが、2本ともちゃんとGNDに接続したほうが良さそう。
手抜きして片方だけ接続したら時々挙動がおかしくなった…ような気がする。(これが直接の原因かは不明だが…)
実験に使ったプログラムはこれです。
SoftwareSerialは、8bit,No Parity,1Stop Bit 固定です。
イカ醤油ポッポ焼きはプログラムの書き込みが終わると「シリアル・スルーモード」になるので、すぐにデバッグを開始できます。
イカ醤油ポッポ焼きの詳細はこちらを参照してください。
実験使わせてもらった SoftwareSerialライブラリ は、そのままでは動かないので何か所か修正が必要です。
SoftwareSerial.h の修正部分
赤枠部分を修正してください。
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SoftwareSerial.cpp の修正部分
赤枠部分を修正してください。
デバッグにLEDを使用しているので、そこは必要に応じで修正してください。
------------ 途中省略 --------------
------------ 以下省略 --------------
mbed LPC1114 + SoftwareSerialライブラリで、MARY基板の基板間通信の実験をしてみました。
MARY基板オリジナルの基板間通信は1wire双方向通信ですが、とりあえず片方向だけは動きました。
―以上―
関連する記事
・mbed LPC1114コンパイラでMARY基板を動かしてみた。
参考リンク
・Getting started with mbed LPC1114
・DIP_ARM LPC1114FN28のプログラムをシリアルで書き込む
・mbed LPC1114で「I2C接続の小型LCDボード」を使ってみた!
・mbedプラットフォームとmbed LPC1114FN28ファーストタッチ