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大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

プライム=第一等、最重要、最良とかそういう意味らしいです 07

2013年07月13日 09時21分36秒 | TFプライム

今回ご紹介するのは、TFプライムよりディセプティコン戦闘兵“ビーコン”。
ビーコンは海外版第1シーズンでも発売され、日本でもファーストエディション版として発売されました。その時は、背中に亀の甲羅の様にビークルの
ガワを背負っていたのですが、今回のアームズマイクロン版ではご覧の通り。おいガワどこ行った???スリムなプロポーションで、設定では雑兵キャラ
なのにやけにかっこいい出来となっています。CGでは紺色とブラックとメタリックパープルでしたが、製品版ではパープル部が廃されているのでその
辺が不満。あと、シールは貼ってません。


ご尊顔拝見…なんとなくアメコミのパニッシャー(の髑髏マーク)っぽい顔付き。しかし顎の部分がブタ鼻に、頬部分が
牙と考えるとイノシシっぽくも見えます。

キャラ設定では、上記の通りプライムでの雑兵キャラ。TFスーパーリンクのテラーコン同様、ゾロゾロ出てきます。ただテラーコンと違い、ちょろっと本編を見た限りでは個々で違った人格を持っている模様。箱裏には“量産機にしては戦闘能力は意外に高く、他のビーコンとの連携攻撃は強力”との事。ハイスペックの量産機と言えば、私としてはVガンダムのザンスカール帝国主力モビルスーツ“ゾロアット”を連想するところです。あれ、設定ではVガンダムとほぼ同スペックらしいですし。


可動は中々に優秀。首ボールジョイント、肩がネジ止めとボールジョイントの二重関節、上腕ロール軸、肘がヒンジとボールジョイントの
二重関節、手首が縦方向にのみ可動、股関節ボールジョイント、太腿ロール軸、膝、爪先が前後にのみ可動。
ここまで動くなら、あとは腰の回転可動どうにかなりませんでしたか?


腕を見てみましょう。左から上腕ロール軸、ヒンジとボールジョイントの二重肘、そして手首。
肘の構造が非常に独特でクセが強く、普通に動かせますが慣れが必要。


足関節はご覧の通り。膝の可動はこの程度で、欲を言うともう少し動いてほしい。


胸部はクリアパーツが嵌まっており、その奥にはシルバーで塗装された内部メカが。本来は中央にディセプティコン
マークが有るんですが、クリアパーツ=フードは外せないのでフードの上に貼る事になってしまいます。フードを取り
外して貼って、またフードを嵌め込めばマークの剥がれ防止にもなるんですが、残念ながらフードは外せません。


武器はビームガン、当ブログで扱ったアームズマイクロンでは初登場となる火器ですね。ファーストエディション版
ではもっと小型だったのですが、今回は随分と大型化してます。ガンダムのビームライフルくらいの大きさですね。


アームズマイクロンらしく、グリップ以外にもあちこちに5ミリジョイントが有ります。側面にも有るので、それを使えば
フォアグリップっぽくなってまぁ素敵。


そしてこの武器は、変形するとこの様になります。ディセプティコンのアームズマイクロン故に、変形すると動物型に。


アームズマイクロン“ノジ”。最初は何だからわからなかったのですが、名前から察するにイノシシみたいです。
もしかして、ビーコンのイノシシっぽい顔に合わせたのか?


ご尊顔拝見…なるほど突き出た銃身がイノシシの鼻なんですね。よく見ると側面に牙も有りますし。本当は一つ目
パーツがあるんですが、ここだけポロリしたらしく現在行方不明。しかし、我が家ではアームズマイクロンは武器と
割り切ってるので、別に気にしてません。


武器モードに戻りまして。劇中では腕自体がビームガンに変形していたのですが、手首とグリップの角度を調整すれ
ば多少はそれっぽく見えます。いや、かなり厳しいか。


日本国内版で本体に追加された5ミリ穴はご覧の通りで、肩と背中と足側面にあります。
なんか今まで見てきて、5ミリ穴の位置ってどれも大して変わりませんね…。元々ある海外版に5ミリジョイントを追加、
つまり最初から5ミリジョイントを付ける前提で設計されていないので、追加出来る箇所は限られてしまうのでしょう。


ビークルモードは、箱表記によるとスポーツカーだそうです。いやいや、スポーツカーってよりマッスルカーではコレ?
ファーストエディション版だともっとボリュームが有ったのですが、今回は比較的ボリュームダウンしてます。
国内版ではシール仕様でシール無しだとほぼ黒一色になり、流石にもう少し色分けしたい所。
ロボットモード含め、その内に塗装しましょうかね。


ロボットモードの背中に追加された5ミリジョイントは、ビークルモードだとこの辺りに移動します。
ターボブースト的な解釈をするのも良いかと。


ビーコンで地味に面白い所が、運転席内にシートがある事。ただし、これはシートっぽく見えるパーツであり、実際は
シートの形状をしていません。しかし、例えそれっぽいディテールでも用意してくれると嬉しいです。


ビークルモードだと武器を付けられる場所は…まぁここ位しかありませんわな。


それでは変形シークエンスに移行します。
まずドアのロックを外し、ドア及び後輪を斜め後ろに広げます。


次にウイング部からグリル部に掛けて、ガワを180度ガバッと広げます。


そこから、ウイングからグリルに掛けて複数あるヒンジ、これを一つづつ折り曲げます。広げたガワを丸めていく感じ
ですね。そして、ガワを広げる事で出て来た運転席ディテールパーツ(前輪付近に有る黒く細長いパーツです)を根元
から持ち上げ、先端の細長いパーツも上に上げます。


ガワを全て折り畳むと、中に有った運転席ディテールパーツを移動させガワの穴にジョイントで接続します。
ファーストエディション版の背中に背負っていたガワ、今回のビーコンはこの様にして内部に折り畳んでいたんですね。


脚部が出来たので直立させます。
その脚部、一見ガワを折り畳んで構成されているとは思えない程、実に見事に纏まっています。


今度は上半身側の変形に。ドアと後輪のジョイントを外し、肘を真っ直ぐ伸ばし手首を出し
て腕にします。肘が複雑に折り畳まれているので、一つずつ位置合わせするのはちと面倒。
でもそんなややこしい事するよりも、下腕部ごと引っ張れば自然に肘の形になります。
が、あんまりやると肘関節がヘタレるかも。


最後に胴体。後部ガワを真上に引っ張ると、それに連動して頭部が真上にせり出すオートモーフが働きます。


限界まで真上に伸ばすと頭部が定位置に収まり、ガワを背中側に倒して本体の変形は完了です。


残るはビームガンですが、やはり手に持たせるのが一番無難でしょう。


総評としては、やはり冒頭で書いた“雑魚キャラにしてはかっこよすぎる!”この一言に付きます。ファーストエディション版と比べると格段にかっこよくなってます…まぁウチにはありませんけど。武器はデカ過ぎますけど、ロボ玩具ならむしろこれ位の大きさが欲しい所。

変わった変形をしていながらも、独特な構造の肘関節で可動を損なってませんし、もう少し曲がって欲しいながらもガワを折り畳んだとは思えない脚も素晴らしい。さり気無くオートモーフも入っていたりと、雑魚キャラなのに面白いアイディアに満ちた佳作です。

欠点は腰が固定である事、肘関節にクセが有りやや動かしにくい事、胸部上のフードにシールを貼る仕様でフードの中には貼れない事ですが、このビーコンはそれらの欠点を補って余りあるでしょう。これは素直にお勧め。


余談ですが、この変形パターンならジャイロゼッターのアギトツインSも完全変形に出来そう(足は太くなるでしょうが)。


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