→Aパート
下半身の合体に入る前に、まずジョイント各部を説明しておきます。まずゲキソウマル、赤丸で囲った部分が合体用
ジョイントになります。上のジョイントがメインですが、下側の小さい四角穴に注目。
で、こっちがヒショウマルの合体ジョイント。上の角ジョイントがメイン部の遂になるジョイントですが、ビーストヘッドの
額に有る四角い出っ張りがゲキソウマルの四角穴に差し込まれます。
で、それら4つのジョイントを使い二者を合体させます。
次にセンスイマルの上半身を合体。
現時点だとこんな感じになっていまして、肩周りは兎も角センスイマル自体が元々やや頭がデカく見えるので、
他の二人ほどの違和感はあまり無いです。
そしてセンスイマルのオプションパーツ=兜、これの装着に入ります。
と言っても兜への変形は非常にシンプルで、頭部を引き出すだけです。
全て準備が整ったので、ゲキソウマルのスイッチを長押しします。
「ゲキソウマル!ヒショウマル!センスイマル!行くぜっ!参乗合体!」と喋り合体サウンドが流れます。
兜の胴体部分の穴に胸部のビーストヘッドを通し、腹部の四角穴に兜のジョイント(画像のシルバー部分)を差し込み
ます。するとジョイントで四角穴内のスイッチが押されゴウセンスイモードとして認識され、「兜装着!(ここでSE)参乗
合体!ゴウセンスイ!」と喋り腹部が紫に点滅します。今までは長押しだと台詞の後に獣の鳴き声が鳴りましたが、
ゴウセンスイの場合は“ガンガンガーン!”って感じの音が鳴ります。まぁサメは鳴きませんからねぇ。
長押しをしない場合、台詞と点灯だけとなります。
しかし今回は他と異なり、腹部ジョイントを付けた後に頭部をセンスイマル頭部と接続する必要が有ります。
こんな事をするのはセンスイマルだけですね。
そして遂に完成、最後の参乗合体“ゴウセンスイ”!ヒショウマル脚が細長いので全体的にひょろ長い印象を受けますが、ゴウガンオウほどバランス
の悪さは感じません。もうちょっと脚が短ければ上手くバランス取れたと思いますが今のままでも結構かっこいいですね。
ご尊顔拝見…サメモチーフのせいかどことなく凶悪さを感じさせるデザイン。
こいつディセプティコンでも良い様な気がします。
脇を上げて真横から見てみましょう。ゴウヒショウはデフォだと胴体と背中の間が不自然に空いていましたが、ゴウセ
ンスイはデフォでもピッタリくっついているので問題無し。ゲキソウマルのビーストヘッドは真下を向いていますが、
相変わらずケツが出っ張っています。まぁ、ここは電池が真横に入ってるから仕方が無いか。
胸部を見てみましょう。ゴールドで塗装された左右の張り出しがビーストヘッドの左右を固め、兜無し状態だとスカスカ
だった部分を隠し、かっこよさを演出してくれます。
忍チームの弱点だった、真っ直ぐ自立出来ない点はどうか?残念ながらゴウセンスイにもその弱点は健在で、ご覧
の通り後ろ側に傾いています。やっぱりゲキソウマルの電池が仇か…。と思いましたがそれだけでは無く、元々ヒショ
ウマル脚とゲキソウマル腰との接続がやや甘く、上半身を持って持ち上げた場合は下半身がブラブラする位なんです。
一応、ヒショウマル脚に転倒防止用アウトトリガー(画像左側の黒い部分)はありますが、これが有っても開脚すれば
後ろに倒れます。足を閉じておけば倒れないんですが、やはり開脚して立たせたいですよ。
でも対処法は有って、脚を膝ロール軸に沿ってハの字型に開けばなんとか自立出来ます。
今度は可動に付いて。肩360度回転、脇180度開閉、肘上ロール軸、肘、手首上下にのみ可動、股関節、太腿真ん中にロール軸及び
関節、膝上ロール軸、膝、足首が回転可動します。参乗合体共通ですが、せめて首が動いてくれれば…。
仮面ライダー鎧武みたいな構造なら、変形と首可動を両立出来たと思うんですが。ゴウゲキソウとか無理そうなのもいますけど。
足首はゴウヒショウ同様に360度回転、こちらの使い方もゴウヒショウ同様に踏ん張るポーズですが、あっちと違い
倒れやすいので過信は禁物。
次に腕。太いセンスイマルの足がそのまま腕になる=太い腕になるのは自明の理。それはいいんですけど、ロボット
モードで邪魔でしょうがなかったガワ(画像中央右側)がそのまま残っているので、こちらも動かす度に干渉してイライラ。
ゴウヒショウでは背中側に回り武器っぽくなったセンスイマルの足に付いていたエンジンっぽいパーツ、これが腕に
来ていますね。これは脚フレームで接続されているので、根元から回転させて前に向けられます。
腕を上げれば、それだけでも武器っぽく見えるのは加点要素。
ただでさえソードボットって手持ち武器以外に武装が乏しかったので、こういうギミックは大歓迎です。
さて、今度はゲキソウマルとヒショウマルの余りパーツをどうシールドにしているかですが、こちらは非常にシンプル。
ただしゴウヒショウと違い、ゴウセンスイの手首がかなり奥まった部分に配置されているので、手首での保持は不可。
下腕部の5ミリ穴にのみ接続可能となります。
角度によってはゴウゲキソウとゴウヒショウの顔が見えてしまいますが、まぁ気にしない。
ゴウセンスイ、フル装備状態。現時点では、アニメ本編でこの姿は披露していません。ただでさえゴウセンスイの必殺技って、
武器は使わず手から水流を飛ばす技なので…。
腹部のスイッチはこんな感じになっており、ゴウジンブ同様にオートボットマークが上下逆さになっています。
しかし上手く兜パーツに囲まれて光が当たり難くなるので、そんなに気にならない?
兜を外した状態ですが、これで解説します。
スイッチ一回押しだと「参乗忍法!潜!潜!潜水裂掌!」と叫び紫色に点灯、必殺サウンドと同時に合体時同様
発光ユニットが紫色に点滅し、暫く点きっ放しになります。長押しだと、「行(ゆ)くぞッ!超必殺!」と叫び青黄紫の
順で発光、「参乗忍法!潜!潜!潜水裂掌!」のボイスと共に黄色く発光、最後に青黄紫の順でループする形で
点灯し必殺サウンド、最後に紫色に点灯し暫くそのままになっています。
最後に、センスイマル単品での兜装着…あ、これはこれでアリ。
総評としては、ゴウガンオウが扱いにくかった事も有り心配だったゴウセンスイですが、あれに比べると随分とマシです。胴体ジョイントも外れにくいし、膝が自重で崩れたりしないし、後ろに倒れやすい事を除けばまぁ扱いやすい方かと。後方転倒も、足首を調整してやれば対処出来るレベルですし。
水中型だけに地味な感じになるかと思ったら、胸部のゴールドの張り出しが中々に派手で、ひょろ長いプロポーションも見慣れてくれば結構かっこよく見えてきます。ケツが出っ張っているのが残念ですが、横から見なければそんなに気になりませんし。そして最大のポイントが、腕に武器っぽいパーツがデフォで備わっている事。これなら武器を持たせなくても、充分戦闘を演出出来ます。忍チームの参乗合体は、どれもこれも大体よく纏まっているから素晴らしい。
かくして、ソードボットのレビューは今回で終了です。値段は高いですが、それ以上のプレイバリューで遊んでいて疲れる位です。いやいや、嬉しい悲鳴が止まりませんわ。私が長年待ち望んでいた“ゲッター合体するTF”、よくぞ実現させてくれましたタカラトミー!しかも日本主導のデザインで!元々TFは日本が原点(日本が開発した玩具にアメリカが設定付け直したのが始まりですので)なので、ここ数年のアメリカ主導のTFばかりでは無くそろそろ原点回帰が見たかったので、その辺も嬉しい誤算でした。
今回のレビューでは画像流用を前提に撮影しました、変形シークエンスで中間形態をわざわざ用意したのはその為です。おかげで撮影枚数を抑える事に成功しましたが、この画像は流用出来る出来ないを見極めるのに頭を使ったので、枚数は減らしたけどその分とても頭を酷使し疲れました…。ぶっちゃけ、普通のレビューの3倍くらいは頭を使ったと思います。ゲッター合体なのでただでさえ長くなるのに、本当に疲れましたわ…。なので、暫くゲッター合体TFは出さないで下さいタカラトミー。
下半身の合体に入る前に、まずジョイント各部を説明しておきます。まずゲキソウマル、赤丸で囲った部分が合体用
ジョイントになります。上のジョイントがメインですが、下側の小さい四角穴に注目。
で、こっちがヒショウマルの合体ジョイント。上の角ジョイントがメイン部の遂になるジョイントですが、ビーストヘッドの
額に有る四角い出っ張りがゲキソウマルの四角穴に差し込まれます。
で、それら4つのジョイントを使い二者を合体させます。
次にセンスイマルの上半身を合体。
現時点だとこんな感じになっていまして、肩周りは兎も角センスイマル自体が元々やや頭がデカく見えるので、
他の二人ほどの違和感はあまり無いです。
そしてセンスイマルのオプションパーツ=兜、これの装着に入ります。
と言っても兜への変形は非常にシンプルで、頭部を引き出すだけです。
全て準備が整ったので、ゲキソウマルのスイッチを長押しします。
「ゲキソウマル!ヒショウマル!センスイマル!行くぜっ!参乗合体!」と喋り合体サウンドが流れます。
兜の胴体部分の穴に胸部のビーストヘッドを通し、腹部の四角穴に兜のジョイント(画像のシルバー部分)を差し込み
ます。するとジョイントで四角穴内のスイッチが押されゴウセンスイモードとして認識され、「兜装着!(ここでSE)参乗
合体!ゴウセンスイ!」と喋り腹部が紫に点滅します。今までは長押しだと台詞の後に獣の鳴き声が鳴りましたが、
ゴウセンスイの場合は“ガンガンガーン!”って感じの音が鳴ります。まぁサメは鳴きませんからねぇ。
長押しをしない場合、台詞と点灯だけとなります。
しかし今回は他と異なり、腹部ジョイントを付けた後に頭部をセンスイマル頭部と接続する必要が有ります。
こんな事をするのはセンスイマルだけですね。
そして遂に完成、最後の参乗合体“ゴウセンスイ”!ヒショウマル脚が細長いので全体的にひょろ長い印象を受けますが、ゴウガンオウほどバランス
の悪さは感じません。もうちょっと脚が短ければ上手くバランス取れたと思いますが今のままでも結構かっこいいですね。
ご尊顔拝見…サメモチーフのせいかどことなく凶悪さを感じさせるデザイン。
こいつディセプティコンでも良い様な気がします。
脇を上げて真横から見てみましょう。ゴウヒショウはデフォだと胴体と背中の間が不自然に空いていましたが、ゴウセ
ンスイはデフォでもピッタリくっついているので問題無し。ゲキソウマルのビーストヘッドは真下を向いていますが、
相変わらずケツが出っ張っています。まぁ、ここは電池が真横に入ってるから仕方が無いか。
胸部を見てみましょう。ゴールドで塗装された左右の張り出しがビーストヘッドの左右を固め、兜無し状態だとスカスカ
だった部分を隠し、かっこよさを演出してくれます。
忍チームの弱点だった、真っ直ぐ自立出来ない点はどうか?残念ながらゴウセンスイにもその弱点は健在で、ご覧
の通り後ろ側に傾いています。やっぱりゲキソウマルの電池が仇か…。と思いましたがそれだけでは無く、元々ヒショ
ウマル脚とゲキソウマル腰との接続がやや甘く、上半身を持って持ち上げた場合は下半身がブラブラする位なんです。
一応、ヒショウマル脚に転倒防止用アウトトリガー(画像左側の黒い部分)はありますが、これが有っても開脚すれば
後ろに倒れます。足を閉じておけば倒れないんですが、やはり開脚して立たせたいですよ。
でも対処法は有って、脚を膝ロール軸に沿ってハの字型に開けばなんとか自立出来ます。
今度は可動に付いて。肩360度回転、脇180度開閉、肘上ロール軸、肘、手首上下にのみ可動、股関節、太腿真ん中にロール軸及び
関節、膝上ロール軸、膝、足首が回転可動します。参乗合体共通ですが、せめて首が動いてくれれば…。
仮面ライダー鎧武みたいな構造なら、変形と首可動を両立出来たと思うんですが。ゴウゲキソウとか無理そうなのもいますけど。
足首はゴウヒショウ同様に360度回転、こちらの使い方もゴウヒショウ同様に踏ん張るポーズですが、あっちと違い
倒れやすいので過信は禁物。
次に腕。太いセンスイマルの足がそのまま腕になる=太い腕になるのは自明の理。それはいいんですけど、ロボット
モードで邪魔でしょうがなかったガワ(画像中央右側)がそのまま残っているので、こちらも動かす度に干渉してイライラ。
ゴウヒショウでは背中側に回り武器っぽくなったセンスイマルの足に付いていたエンジンっぽいパーツ、これが腕に
来ていますね。これは脚フレームで接続されているので、根元から回転させて前に向けられます。
腕を上げれば、それだけでも武器っぽく見えるのは加点要素。
ただでさえソードボットって手持ち武器以外に武装が乏しかったので、こういうギミックは大歓迎です。
さて、今度はゲキソウマルとヒショウマルの余りパーツをどうシールドにしているかですが、こちらは非常にシンプル。
ただしゴウヒショウと違い、ゴウセンスイの手首がかなり奥まった部分に配置されているので、手首での保持は不可。
下腕部の5ミリ穴にのみ接続可能となります。
角度によってはゴウゲキソウとゴウヒショウの顔が見えてしまいますが、まぁ気にしない。
ゴウセンスイ、フル装備状態。現時点では、アニメ本編でこの姿は披露していません。ただでさえゴウセンスイの必殺技って、
武器は使わず手から水流を飛ばす技なので…。
腹部のスイッチはこんな感じになっており、ゴウジンブ同様にオートボットマークが上下逆さになっています。
しかし上手く兜パーツに囲まれて光が当たり難くなるので、そんなに気にならない?
兜を外した状態ですが、これで解説します。
スイッチ一回押しだと「参乗忍法!潜!潜!潜水裂掌!」と叫び紫色に点灯、必殺サウンドと同時に合体時同様
発光ユニットが紫色に点滅し、暫く点きっ放しになります。長押しだと、「行(ゆ)くぞッ!超必殺!」と叫び青黄紫の
順で発光、「参乗忍法!潜!潜!潜水裂掌!」のボイスと共に黄色く発光、最後に青黄紫の順でループする形で
点灯し必殺サウンド、最後に紫色に点灯し暫くそのままになっています。
最後に、センスイマル単品での兜装着…あ、これはこれでアリ。
総評としては、ゴウガンオウが扱いにくかった事も有り心配だったゴウセンスイですが、あれに比べると随分とマシです。胴体ジョイントも外れにくいし、膝が自重で崩れたりしないし、後ろに倒れやすい事を除けばまぁ扱いやすい方かと。後方転倒も、足首を調整してやれば対処出来るレベルですし。
水中型だけに地味な感じになるかと思ったら、胸部のゴールドの張り出しが中々に派手で、ひょろ長いプロポーションも見慣れてくれば結構かっこよく見えてきます。ケツが出っ張っているのが残念ですが、横から見なければそんなに気になりませんし。そして最大のポイントが、腕に武器っぽいパーツがデフォで備わっている事。これなら武器を持たせなくても、充分戦闘を演出出来ます。忍チームの参乗合体は、どれもこれも大体よく纏まっているから素晴らしい。
かくして、ソードボットのレビューは今回で終了です。値段は高いですが、それ以上のプレイバリューで遊んでいて疲れる位です。いやいや、嬉しい悲鳴が止まりませんわ。私が長年待ち望んでいた“ゲッター合体するTF”、よくぞ実現させてくれましたタカラトミー!しかも日本主導のデザインで!元々TFは日本が原点(日本が開発した玩具にアメリカが設定付け直したのが始まりですので)なので、ここ数年のアメリカ主導のTFばかりでは無くそろそろ原点回帰が見たかったので、その辺も嬉しい誤算でした。
今回のレビューでは画像流用を前提に撮影しました、変形シークエンスで中間形態をわざわざ用意したのはその為です。おかげで撮影枚数を抑える事に成功しましたが、この画像は流用出来る出来ないを見極めるのに頭を使ったので、枚数は減らしたけどその分とても頭を酷使し疲れました…。ぶっちゃけ、普通のレビューの3倍くらいは頭を使ったと思います。ゲッター合体なのでただでさえ長くなるのに、本当に疲れましたわ…。なので、暫くゲッター合体TFは出さないで下さいタカラトミー。
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