![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/28/c01b65da956de871e69afdd1152f0892.jpg)
前回、オプティマスエクスプライム(以後エクスプライム)のレビューが完了しましたので、今回はエクスプライムに備わった最大のギミック
“連結参乗合体”のレビューに入ろうと思います。連結参乗合体とは、ソードボット侍チームそして忍チームのリーダーと、エクスプライムが
合体するあらたな参乗合体の事です。
リーダーオンリーの合体と言えば、バンダイの「マシンロボレスキュー」にもありました。元々マシンロボレスキューは5体合体をデフォとしたもので、胴体担当のリーダーロボ、手足担当のサポーターロボ×4の構成で、それが数種類いる仕様でした。合体ジョイントが規格統一されている為、サポーターロボを他のリーダーロボと合体させる(つまり手足を他と交換する)ことは可能ですが、リーダーロボ同士の合体は不可能でした。後にマシンコマンダーロボなる“リーダーロボと合体出来る”と言う触れ込みの大型マシンロボが登場しましたが、単にリーダーロボを内部に格納するだけの代物で、どのリーダーロボを入れても見た目が変わらない(まぁ格納系合体は得てしてそうですが)のでガッカリも良い所でした。まぁ、合体用ジョイントが凸しか無いリーダーロボじゃ致し方ない所ですが、当時の子供たちの中には同じ思いをした層もいたでしょうなぁ…。
が、この連結参乗合体はそうでは無く、ちゃんと合体するし見た目も大きく変化するのでご安心を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/df/e1474dafb7094b1d412d0ed00edd3dec.jpg)
いざ!連結参乗合体!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/96/42c83ec835bc7ed5d0d6b98739aa8e30.jpg)
まず最初に変形するのは、ソードボット侍チームのリーダー、ケンザンから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/51/8797e6cf8cf42ae0f1dffd8670fb3bf1.jpg)
変形シークエンスは端折って、ケンザン上半身モードを完成させます。今回は出来るだけ画像を抑えた省エネ使用で行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ac/3f3ab5b9c16b5d2ce37690864d74eff6.jpg)
そして、本命のエクスプライム。ここからどんな変形を見せてくれるか…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d8/b88992422258d3dacbebd556e4ce64c1.jpg)
で、ロボットモードからいきなり端折って、全モード対応の中間形態から始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/e1/2a7c3f672c8381075f73689f1b01c093.jpg)
腕カバーを後方に移動させます、これはロボットモードの腕カバー位置と同じです。ギゴガゴゴー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b1/67f4ea466eb71b926b444064f1ccbfac.jpg)
ここからが新撮画像。ロボット脚部を膝関節から90度折り曲げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8b/b2f6b7fac4f0eb2021cb974d9de7c721.jpg)
そして左右に割り、前方に股関節から90度開きます。ガニ股とか言うな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ba/a53975eb3fcd93efa0c8326ce5def2f6.jpg)
前方に移りまして、腕をロール軸から90度回転させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/17/79e03ab33784e4ffe0e39b4b5d9d031d.jpg)
引っ繰り返して。腹部パネルを180度動かし、本体側のジョイントで固定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/3b/00ae61a2de1f9ef6c394b29dc3198968.jpg)
次に、上半身を根元から90度持ち上げます。尚この可動部分は、この合体モードで初めて使用します。具体的にいうと、ロボット胴体の
胸部と腹部が分かれて、胸部だけが持ち上がる感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/30/6fe30ae1e9a351983162c6dd3c15ea34.jpg)
側面から見て、円で囲った部分に注目。これはビークルモードの運転席部分のガワパーツですが…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5e/3124117c2070b9168f9886543b964695.jpg)
ここをズーム。腰部分とガワパーツにある平たい出っ張り、これを接続します。これ固定用ジョイントなんですが、
ジョイントと呼ぶには保持力が弱く外れやすいです。ここはあくまで補助的な物で、本命の固定用ジョイントは合体
時に出てきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3e/6ef7890c16723d5e6fa612219df23198.jpg)
これが、エクスプライムの胴体モード。
忍チーム胴体モード同様、不要部分は背中に回す方法論で構成されています。侍チームもそうならなぁ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/79/ac3284c6156be3f98734347039c76f34.jpg)
最後の忍チームのリーダー、ゲキソウマルの変形に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d4/d7f092956fbc307b2abbbdf1ff620b61.jpg)
こちらも一気に端折って、ゲキソウマル下半身モードにします。しかし…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/29/c03d4a7c8cba041fb48755137798ec66.jpg)
連結参乗合体に限り、ロボットモードではゲキソウマルの両腕だった両側腰パーツ、これを真上に上げておきます。
取説にもその様に指示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/67/857063d1d4a3c43277e021480baabae0.jpg)
そしてまずは腹部と下半身が合体、ゲキソウマル脚が細身なので、この重そうな胴体パーツを支えきれるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/87/2a6b0ea56d044463a0f8a9ee56327443.jpg)
その上に上半身モードのケンザンが合体…相変わらず腕が長い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/66/2d7258997353e759e2f8aa1c08fa817f.jpg)
後方に回って。ケンザンの背中パーツと、エクスプライムの足パーツをジョイントで接続します。
これが、先ほど触れた本命の固定用ジョイントの一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/dd/c57a031c6fac3291c55325e4c4f32670.jpg)
現在はこんな感じです。
先ほど固定用ジョイントに付いてお話ししましたが、当然胴体側にもメインのジョイントがあります。まぁ外からは見えませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c0/878f82f22fb231447fb56b11f8eaf7a7.jpg)
ここで、参乗合体名物のサウンドギミックについて。画像中央のオートボットマーク…エクスプライムの物を長押しする
と、「ケンザン!オプティマス!ゲキソウマル!連結参乗合体!」と叫び、青→紫→赤の順でマークが発光&ループします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/94/6915da20dfd0b237baa8b31ab8a2790a.jpg)
そして参乗合体名物の兜パーツ。
ロボットモードではシールドだったこの赤いパーツ、これが今回の合体で使用する兜となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/dd/ce78875446287036bb3ea62552c80eb6.jpg)
両側を展開し、頭部を後方に持ち上げます。この兜はゴウガンオウの兜同様、両側の金色の羽根状パーツが挟み込んで頭部を固定して
いるので、この手順じゃないと頭が動きません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/99/40b9988b73007be4e1495b1f14605bde.jpg)
そして、羽根状パーツの裏側にある5ミリジョイント、ここにエクスプライムのランサーを付けます。ランサー側、兜側の
ジョイントは円形では無く、円の上にちょっとした出っ張りがあるので、付けられる角度は決まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/63/c0a1cac1bc409e9dfdeca47e525c1e0d.jpg)
そして、この兜を装着します。こうしてみるとかなり大型ですねこの兜。ケンザンが上半身=ゴウケンザンの場合は
ケンザンの胸に兜のスイッチがありましたが、連結参乗合体の場合はエクスプライム腹部のスイッチを使用します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8a/c21624e8c52f8640e27e6e63ed138d89.jpg)
エクスプライムのスイッチのある穴に兜にあるジョイントを接続すると、中央のマークが青く発光、左右のLEDが赤く
点滅の後に点灯し、「兜装着!(ここでSE)連結参乗合体!ダイ!ダイ!ダイケンザン!」と名乗りを上げた後に、
マークが青→赤→青の順で点灯し、左右LEDが点滅と同時にパトカーのサイレン音が鳴ります。尚、長押ししないで
兜を装着した場合、パトカーのサイレン音だけが鳴らない様になっています。尚、どちらの状態でも一通りのサウンド
を鳴らした後は、このモードのイメージカラーと思われる青のままで暫く付きっぱなしになります。
この辺は他の参乗合体と同じですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9c/9208dbce7debdc2818f8a610ea6488af.jpg)
次に、先ほど兜に接続したエクスプライムのランサー、ここにエクスプライムの腕カバーのジョイントを接続します。
この時、兜の裏側に腕カバー先端が擦れ、塗装剥げの恐れがあります。対策としては、ランサーを兜に付ける際、
根元まで差し込まずに少し浮かせる感じで止めて置く事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2b/bcbc88b6ae5de23cab8edcece6b2c781.jpg)
こうして完成したのが、ケンザン主体の連結参乗合体“ダイケンザン”。ボリュームのあるケンザンの上半身を、細身の
ゲキソウマル下半身が支えてるバランスの悪いプロポーションですが、なんとか自立出来てます。まぁそれでも上半身、
腹部、下半身全てに単三電池が入っているので、ゲキソウマル脚のゴウヒショウに比べるとやや倒れやすいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9a/2c71e5721be2c07f40910d782526f492.jpg)
バックビュー。余剰パーツは背中に回すのが参乗合体腹部担当のセオリーですが、エクスプライムは特に多いです。
よって、倒れるとしたら大体後ろ側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/0c/3b44cb95e02583f522ad049b07345ac0.jpg)
ご尊顔拝見。エクスプライムのモチーフである龍を模した鍬形、その上にレジェンディスクを模した装飾が施されてい
ます。顔部分も武将的ですが、柔らかな質感がやや有機的にも見えます。
アニメ設定では、ドラゴトロンの最終形態グレンドラゴトロンとの最終決戦時に、成す術も無く圧倒されるソードボット一向。そこでレジェンディスクと少年たちの力を借り、秘められた力“連結参乗合体”を見事成功させ、最後の必殺技「大参乗奥義!斬!斬!斬撃X(エクス)斬り!」でグレンドラゴトロンを倒し、レジェンディスクの力で再び封印したのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/93/f34191e61d513f45fbbbbbc91d797841.jpg)
余ったもう片方のこのパーツ、取説にもこの様に持たせるよう指示されていますが、ご覧の通りかなり小さい。
シールドとして解釈するにも少々無理が…でも逆向きにすればよかったかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/be/5f373068c566c62df19cb27da5252747.jpg)
なんとか余剰パーツゼロにしたくて、付けられる所を探してみたらこんな所にしか…。一応腕の側面にも5ミリ穴は
あるんですが、干渉して付けられませんでした。まぁ、これは余剰パーツと割り切りましょう。
余談ですが、ケンザンとゲキソウマルの兜パーツをこれに付けられないか?と挑戦してみました。三種類全てのパー
ツに5ミリジョイントはあるんですが、凸ジョイントしか無く残念ながら接続不可能でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/99/c90f7766f185da6774da4ab99f4daa5e.jpg)
ランサーを兜裏側につけたままでは横幅が広すぎるし、手持ち武器が無く寂しいので、外して手に持たせた方が無難。
アニメ本編でもこうやって戦っていたので、これをデフォにした方が良いでしょう。エクスプライム腕カバーのジョイントは
固定出来なくなりますが、まぁダイケンザンの肩辺りに配置しておけばそう勝手には動かないので気にしない様に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e7/f0ff1bfd3f432372d177877820db23eb.jpg)
武器の保持は、ゴウケンザンと同様に手首の5ミリ穴を使用します。アニメではこの剣をエクスプライムのランサー状態
にして使う時もありましたが、手首の小指側に5ミリ穴が無い&武器のグリップ同士で接続できない為、ランサーモードは
再現不可となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/57/778b7f7dbb3df864fc53b1f2b824477b.jpg)
可動の方は…まぁエクスプライムが可動部ゼロの腰になっているのだから、関節は上半身はゴウケンザン、下半身は下半身モードの
ゲキソウマル=ゴウヒショウの足と全く同じです。首固定、肩、脇開閉、肘上ロール軸、肘、手首、指開閉、股関節、太ももロール軸、膝上
ロール軸、膝、足首が回転します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8a/c21624e8c52f8640e27e6e63ed138d89.jpg)
合体状態でマークを押すと、
「ダイケンザン、参上也!」
「その心、受け止めた!」
「これで一気に決める!」
の三種類の台詞をしゃべると同時に、マークが青く左右が赤く点灯します。
そして長押しすると、左右が赤く点灯&マークが青→赤→青と光り、
「これで一気に決める!大参乗奥義!斬!斬!斬撃X(エクス)斬り!」
と叫び、左右LEDが赤く点滅と同時に、マークが青→紫→赤→青の順で点滅し、斬撃SEが鳴ります。
余談ですが、上半身のケンザン、腹部のエクスプライム、下半身のゲキソウマル全てに単三電池&サウンドユニットが入っているのは上記の通り。そして、ダイケンザンで使用するサウンドはエクスプライムのみ。となると、ダイケンザンでもケンザンとゲキソウマルのサウンドを鳴らせるのでは?と思いました。しかし、ケンザンのスイッチはダイケンザンの兜に覆われてしまい、押すことは不可能です。しかしゲキソウマルのスイッチは押せるので、ライト&サウンドギミック発動は可能です。ただし、おしてもゲキソウマルのサウンド&合体サウンドのみ。そして仮面ライダー鎧武の戦極ドライバー&ロックシードみたいに、タイミングを遅らせサウンドを鳴らし、サウンドをリンクさせるなんてギミックもありませんので…まぁここは、余計なことは考えずに大人しくエクスプライムのサウンドだけを楽しみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f8/a9bf0753a3a1e9be0b9d8b65d11c0274.jpg)
総評としては、まさかの新たな参乗合体!しかも派手でかっこよくなってる!ゴウケンザンで熱望していた念願の大型剣まで手に入り、エクスプライムによる新サウンドまで入り、ただでさえお腹いっぱいだった参乗合体がよりプレイバリューがアップ!
しかし、可動はこれまで通りケンザンとゲキソウマルそれぞれのモードと全く変わらない(まぁ当たり前なんですけど)、三体全てに電池及びサウンドユニットが入っているので他に比べるとやや重い、ケンザンの弱点“腕が長くバランスが悪い”はそのまま残っているので、やはりバランスの崩れたプロポーションなのはどうにもならんか。
しかし、エクスプライムを追加しただけでここまでガラッと姿が変化したし、何より忍チームのゲキソウマルと合体出来るってのがポイント高い。まぁ私の様な大きなお友達の場合、この参乗合体シリーズは全部買っているでしょうから、毒を食らわば皿までと言ったら変ですがエクスプライムも買って最後まで付き合って下さいな。まぁ、エクスプライムが発売されたのは、この記事書いてる現在ではもう一年前ですけどね。
コメントありがとうございます、更新お待ちしてます的なコメントを頂けたことはとても嬉しく思います。
しかし、最新記事にも書いたように、現在当ブログを運営していくのは難しい状況に陥っており、今後も運営出来るかどうかは…。
しかし、もしブログ運営を終了するならするで、自然消滅では無く
ちゃんとした形で幕引きをしたいとも思っています。出来れば継続していきたいのですが…。本当に申し訳ありません。