大きな世界の小さな部屋

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リベンジの時は来た!その29

2010年02月24日 07時16分02秒 | ムービーTF リベンジ

今回ご紹介するのはディセプティコン、現時点では製品化された最後のコンストラクティコン“ロングハウル”。太めに見えますが、手足が長めなので実際はスリム。
頭が胴体にめり込んでいるのが太めに見える原因でしょうか?


ご尊顔拝見…なんか意地悪そうな顔してますね。しかも頭が丸いから、昔の漫画に出てくる田舎の
悪ガキみたいなツラ。声優は塩屋浩三が似合いそうです。

本編では、海底で活動停止しているメガトロンさまを救助に向かったディセプティコン兵士の一人として
初登場、スカルペルがリペアしているメガトロンさまをライトで照らしたり、パーツ取りの為に他の兵士を
殺害したりと、救出作戦では裏方に徹していました。後にエジプトへ渡り、メガトロンさまの指揮の元マ
トリクスを持つサムを待つレノックス率いるNEST部隊と交戦していました。その大きな体躯は特徴があ
るので、混戦だったにも関わらず目につきやすかったのですが、ミックスマスターやランページの様に単
独での見せ場が無かったのが残念。加えて今回は同型TFが異様に多いので、益々「そこにいるだけの
その他大勢」キャラとして埋没してしまう始末。まぁあれだけキャラが沢山出てくれば、約二時間半という
限られた時間内ではどうしても無理が出てくる訳で。


EZ版と比較。全体的なフォルムにそう変化は見られません。他のEZコンストラクティコンと比べて、最も再現度が高い
んじゃないでしょうか?


可動は良好…本当に意外ですが、基本的な関節プラス手首腰足首と、腕関節そのものが多いミックスマスターには譲りますがかなり優秀。
ミックスマスターみたいに体型にクセが無いので、ポーズも付けやすくて二重マル♪あとは手首と腰が回転すれば完璧だったのですが、まぁ
これはTFですからこれだけ動けば充分合格点です。可動とは関係ないのですが、太股に配置されているビークルモードの手すりパーツ、これ
デモリッシャーのそれと同じで白色劣化しやすいので、ポージングさせる時はここにご注意を。


両腕に付いているガワパーツ、画像左側にあるスイッチを押すとスプリングでトマホーク状の隠し武器が出現します(箱の製品
解説にはSWORDSと記載)。アーシーのナイフもそうでしたが、少し前ならマイクロンとかフォースチップとかの付属品使わにゃ
遊べないギミックでしたねこういうの…そんな回りくどい事しなくても、こんな風に指で押すスイッチだけで充分なのに。
話を戻しますが、ギミックそのものに不満は無いのですが、トマホークが無色透明のクリア成形なのが珠にキズ。収納武器の
割に大きさは申し分無いのに、ここはブラックの成形色が良かったなぁ。


メックアライブは、肘の曲げ伸ばしに連動した、両腕上腕部の油圧シリンダー伸縮です。シンプルだけど、今まで有りそうで無かったギミック。
コンストクティコンの重機というモチーフにもマッチしているし、地味ですがコレは良いメックアライブ。


メックアライブその2、腰の捻りに連動し胴体の円形パーツが回転します。ヴォイジャーメガトロンさまと似てますが、あっちの駆動部がギア三つに
対しこちらは円盤一個が回転なので若干地味ですが、メガトロンさまと異なり駆動部が体内では無く表面なので分かりやすくなっています。
ただ、静止画像だとやっぱり分かりにくいです。


背中に背負ったガワパーツを引っ張りだし、タイヤを正面に向けると砲撃姿勢っぽくなります。ただ、これはそれっぽく見えるだけでオフィシャル
設定ではありません。もったいないなぁ…。でもテックスペックでは火力は高ランクの9。そういえばこの体勢、TFギャラクシーフォースでガード
シェルがやった必殺技「トルネードカッター」に似てるなぁ(´∀`)


ビークルモードはダンプトラック。初代ロングハウルと同じ由緒正しい変形モチーフです。日本のものと違い
随分と角張っていて、箱にタイヤが付いた様。デモリッシャー同様、手摺りの大きさから考えると想像以上
にデカいみたいですコレ。


EZ版と比較…それほど変化は無い様に見えますが、若干EZ版の方が日本てよく見かけるものに似てますかね?


バケットはちゃんと可動…ミックスマスターのミキシングドラムが三種類とも固定だったので地味に嬉しい。


変形シークエンス。初めにフロントグリルを中心から二分割し、続けてバケットの両側を展開します。次に、グリルの裏側部分を手前に90度回転
させ、バケット両側をそのまま外側に引っ張り出し、残ったバケット中央部を折り畳みます。よく見ると、バケット両側の先に手首があるのが分か
ります。つまり、ここが両腕となります。


上記のグリル裏側部分をそのまま手前に引っ張り出すと、そこがロボットモードの両足になるのが分かります。


後ろ側から見てみましょう。後輪を両側に展開すると、その奥からロボット頭部が現れます。


次に、この状態で真横から見てみましょう。左側がロボットモード下半身、そして右側がロボットモード上半身となって
います。この画像を見ただけでは少し分かりにくいですね。


下半身を床と垂直にして直立させ、ロボットモード上半身をヒンジに沿って腰まで移動、そしてジョイントで
接続します。そして、グリル部の手すりを変形させるんですが…この画像じゃ分かりにくいですね。ヒンジ
に沿って90度折り曲げるだけなんですけど。


最後に両腕を下げて変形完了です。実は私、以前のミックスマスターが複雑怪奇な変形だったのでこのロングハウルは身構えていたんですが、
意外にシンプルな変形で驚きました。それでも変形難易度は適度ですし、ビークル&ロボット両形態でクセの強くない仕上がりで、このロングハ
ウルってかなり遊びやすいです。


総評としては…残りのコンストラクティコン“ハイタワー”、“スクラッパー”、“オーバーロード”は現時点では全く開発アナウンスされていませんので、今の所はこの
ロングハウルが最後を飾ったコンストラクティコンとなります。ギミックの良さ、しっかりした変形、プロポーションの良さ、そして何より「ストレスを感じさせない遊びや
すさ」を兼ね備えたロングハウル。値段の割に大味なデモリッシャーから始まった通常製品ラインのコンストラクティコン、このロングハウルで見事な“有終の美”を
飾ったのでした。だからTFファンなら何としてでも入手すべしッッッ!


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