大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リベンジの時は来た!その26-2

2010年02月07日 17時27分58秒 | ムービーTF リベンジ
合体前はこちら


では合体開始!
まずスカベンジャー、左側運転席及び右側パネルを折り畳んで後方に移動させ、同じくアームを折り畳みます。


次に、車体後ろのエンジン部を中央からガバッと割り、そのままジョイントで固定します。少ない行程ですが、パワーショベルの
形が完全に崩れたのが分かります。


その状態で本体をひっくり返し、前後反転させ終了。胴体を構成する割に、意外にシンプルです。


次、ランページ。真上に引っ張り伸ばし、キャタピラを180度反転させる…こんな感じですね。


単体だと何だかわからない謎物体ですが、構成箇所は左足。EZ版とポジションは同じですが、ブルドーザーのバケットがEZ版と
違い後ろ側になっているのが特徴。


続いてミックスマスター。ミキシングドラム上部のパネルを開き、ドラム後部のパーツのロックを外し展開します。


そのままヒンジに沿って、後部を車体底面に移動させジョイントで接続します。
それと同時にスイッチが入り、「グッ!ゴッ!ゲッ!ギッ!ギッ!I!am!Devastator!」と言うサウンドが鳴ります。まだ合体してない
のに自己紹介すんなよ。気の早い奴だ。


かくして、ミックスマスター合体準備完了。この状態だとスイッチが切り替わった事により振動センサーがカットされ、
先のミキシングドラム回転音は作動しなくなります。


次、ロングハウル。車体底面を180度反転させ、前後を入れ替え真上に伸ばします…ランページとあまり変わりませんね。


こうして右足完成。
ランページよりも足らしい形になっているのが特徴です。EZ版はバケットが踵になっていましたが、こちらは太股を形成しています。


次、スクラッパー。バケット左右に割り3分割し、アームに沿って移動させ、最後に基部ごと180度回転させます。


最後の車体を裏返してスクラッパー変形完了。
バケットが分解して三本指を形成したり、車体底面が真上に来たりと、結構大幅に変化しています。


最後にハイタワー。期待中央下部に収納されていた三本指を引っ張り出し、空きスペースに左右のキャタピラを収納して変形完了。
スクラッパーもそうですが、ほとんどビークルがそのまま腕にくっついているだけだったEZ版に対し、変形らしい変形をちゃんとしています。


ハイタワー変形完了。クレーンも折り畳まれ邪魔にならないし、何より三本指が出てきたりと、ちゃんと腕の形になっています。
さり気無く黄色い指がバケット状になっていたりするのが、重機モチーフらしく芸コマ。


変形も済みましたので、最終段階の合体です。スカベンジャーを中心に、ランページとロングハウルを合体させます。
これで下半身は完成しました。


今度は、スクラッパーとハイタワーを合体させ両腕を形成します。だんだんと人型に近づいてきました…wktk


最後に、ミックスマスターをスカベンジャー側にあるジョイントにしっかり接続して合体完了!


満を持して登場、デバステーター!
意外ですが、図体の割に小さいですね足…こんな足でよくこの体を支えきれるもんだ。巨大TFと言えば過去にもフォートレスマキシマスやユニクロン等がありました
が、デバステーターの巨大さは縦幅では無く横幅。後頭部にあるミックスマスターの運転席が気になってしょうがないんですが、もっと上手く処理して欲しかったです
。まぁ、この部分にはサウンドモジュールが入ってますので無理なのは分かっているんですが、せめてカバーを被せて隠すとか。


その証拠に、リーダー司令官と並べてもこんな感じですから。大きいっちゃあ大きいんですが、期待していた程じゃないです。


ご尊顔拝見、ゴリラの様な猛獣の様な昆虫の様な…表現のしにくい顔。海外版では赤い部分は成型色のままでしたが、日本版では御覧の
通り塗装が追加されています。これは劇中準拠のカラーなのですが、なんだかTF2010に登場したニジカを連想してしまったのは私だけでし
ょうか???玩具設定によると、本来デバステーターとは惑星サイバトロンの赤道付近を吹き荒れる(っつーか赤道なんか有ったのかあの星)暴
風の名前であり、その名に恥じぬ破壊力を誇る兵士だそうです。余談ですが、テックスペックによると火力と耐久力は最高値の10ですが、フ
ォールンはそれを上回る∞って…劇中では華奢なジジィだったのに玩具設定ではコイツを凌駕しているとは。

さて劇中のデバステーターはどんな感じだったかと言うと、単体では変形せずにいきなり合体しシモンズ&レオの度肝を抜き、スキッズ&マッ
ドフラップに襲いかかりますが意外に返り討ちにされ(えー?)、その後メガトロンさまの命令でピラミッド内部に隠されていた惑星破壊マシン
を掘削&機動させるためにピラミッドを破壊し始めましたが、アメリカ海軍が海上から発射したレールガンの直撃を受け、凄く…ホンットーに凄く
あっけない最後を迎えました…。っつーか、ジェット司令官とは一度も絡まないってのはあんまり…・゜・(つД`)・゜・このデバステーターは初代
アニメにも登場し、TF初の合体兵士で非常に人気の高く、実に由緒正しいディセプティコン兵士なのです。本映画の製作発表時にデバステー
ターが登場するとアナウンスされた時は、古株TFファン達は狂喜乱舞したものです。そして、本映画関連商品では最高額商品という花形アイ
テムだと言うのに、このあまりにも酷い扱いはなんなの…?ツインズに見せ場を与えたければ他のディセプティコン兵士を宛がえばよかっただ
けの話(その分ツインズが意外な実力者だったという描写にも繋がったのですが)、だし、レールガン一発であぼーんというあっけない末路では、
視聴者は「…え?これで終わり?あれだけ派手な合体をした奴が、これで終わり!?」と落胆してしまうのは当然。せめてジェット司令官と戦わせ
るべきだった…(╬☉д⊙)

そしてもう一つ気になったのが、デバステーターは常軌を逸した巨大兵士という設定ですが、比較対象が劇中ではピラミッドしか無かったので、
巨大感が湧きにくいという致命的な欠点が本映画にはありました。せめてゲーム版みたいに、市街地で闘ってくれれば巨大さを実感しやすか
った物を。なんか色々と扱いが悪いな~。


可動は必要最低限、この巨体を支えなきゃならないのでそれは仕方ありません。これで下手に可動部増やしたら、自重を支えきれ
ず倒れますから。それでも腕は肩、脇、肘&ロール軸可動そして指、足は縦方向にのみ股関節、膝、足首と戦隊ロボより遙かに動く
ので、この辺は流石タカラトミー。でも流石に足だけは、下手に動かすと支えきれずに自壊するので、実質股関節だけと割り切った
方がいいです。劇中では四つん這いだったのでそれを再現したかったのですが、それをやるとバランスを崩すだけでなく、どう見ても
うつ伏せにぶっ倒れているようにしか見えませんでした・゜・(つД`)・゜・


EZ版と並べてみましょう…やはりその体格差は圧倒的。こうして比べてみると、体型が全く違うのが良く分かります。


デラックスクラスツインズを並べると、体格差はこんな感じになります。司令官とでは微妙でしたが、流石にデラックスクラスとの比較になると、その
巨大さを実感しやすくなりますね。しかし、劇中設定だとまだデバステーターの方が小さいくらいです。余談ですが、スキッズ&マッドフラップってよ
くガチャピン&ムックに例えられますけど、どちらかと言うと宇宙魔神ダイケンゴーのアニケ&オトケの方が近いと思います…双子でロボットで緑の
デブが兄で赤い痩せが弟で。まぁ問題は、殆どの人がそれを知らない事ですが’`,、( ´∀`) ‘`,、


今度はEZ版…この比較の方が設定に近い体格差だそうです。改めて見てみるとデカいですね…しかし上記の通り、劇中では実際に存在する比較対象が
ピラミッドだけだったので、いまいち巨大感が湧かなかったのが残念です。さっきから大きさ比較ばっかりですが、これで最後ですのでご安心を。


メックアライブは、胸部レバーを下げるとそれに連動し…?


勢い良く頭を上げ、口を大きく開きます。このデカ頭が結構な勢いで動くので、最初やると驚きますよ。
それと同時に、両目と口内を発光させながら「FUHAHAHAHAHAHAHA!」「I am Decepticon!」「Devastater! Destroy! Autobots!」「Iya!HAHAHA!」「Destroy!」と複数の
台詞を喋ってくれます。あとは、駆動音と思われるSEが二種類連続で再生されます。駆動音は兎も角、劇中では鳴き声を上げるだけの巨大怪獣と言った描写だっ
たので、こうも流暢な言葉では発声されるとメチャクチャ違和感があります。アメリカ市場では玩具は玩具、映画は映画と設定がそれぞれ独立しているのが普通、
つまり“製品=劇中準拠では無い”ので、こういう感覚は日本人的とも言えます。


大体、こんな風に発光します。緑色の発光箇所が複数同時に点滅するので、見た目のインパクトはかなり大きいです。


その状態からさらにレバーを押し続けると、吸引サウンドと共に両目と一緒に口内の発光部が時計回りに回転するように発光します。これは劇中で披露した、口から
吸い込んだものを中で粉砕するデバステーターの必殺技「グラインダーヴォーテクス」の再現なのです。劇中では砂や車、はたまた人間までも吸引していました。吸
引音の後、「Crash!Autobots!」と叫んでこのギミックを閉めてくれます。いやー、デバステーターって何やるにしても派手で良いなぁ!高額商品だけに、最も弄って楽
しいメックアライブですわー。でも劇中だと、呑み込んだマッドフラップに顔中ハチの巣にされるんですよね…。


ミキサー車キャブから成っている後頭部をヒンジに沿って展開すると、設定通りのダストシュート(排気口)となります。この状態で口を開けば貫通穴
が開きますので、砂場に持っていって後頭部から掃除機を突っ込めばグラインダーヴォーテクス遊びが出来そうです。ただし、あくまで自己責任で!


先程EZ版ツインズと並べた際が最も劇中に近いサイズ比と言いましたが、劇中通りマッドフラップを使えば、彼がグラインダーヴォーテクスに吸い
込まれるシーンを再現出来ます。それにしても…この画像って迫力あるなぁ。


マッドフラップ:死にたくねぇ、死にたくねェッッ!!

総評としては…各方面のレビューではディテールがヌルいとか大味とか言われていましたので心配していましたが、それほど悪いものじゃないと思います。メックア
ライブも必殺技とリンクしていて、他のと違って派手で楽しいし、腕なんかデカくても結構動くし、これだけの大型アイテムでそれが出来るのって加点要素ですよ?
よく槍玉に挙げられる“単体での変形ギミック削除”、私は正解だったと思います。それをやったからこそ、これだけ上半身のデカい図体でもしっかり自立出来るのだ
から。懐と置き場に余裕のある人ならお勧めですー☆


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