原発宣伝費用を返せ。

　スローフードなどをうたっている雑誌『ソトコト』。

以前から、東京電力とのタイアップ、原発宣伝には、以前から「む～」と思っていました。

　ご存知のように「ロハス」は三井物産やソトコト編集部を中心とする商標名称。ビジネス上、勝手に使用しては駄目なものです。ちなみに伊藤忠商事はブランド『MOTTAINAI』を商標登録しています。

　そのソトコトが、東京電力の原発PR施設「TEPCO銀座館」閉館後、引き継いだソトコトロハス館。密な関係がここにもあります。


　チェルノブイリ以降、広報に力を注ぎ、「安全神話」まで作り出した東京電力の莫大な宣伝広告費。ＴＶや雑誌をはじめ、いろんなところで、原発の安全性を訴えています。これは全て、電気料金なのです。

　原発推進や核燃料サイクル推進、MOX燃料のプルサーマルの推進などのTVコマーシャルなどに出演している、薬丸裕英、岡江久美子（はなまるマーケット、北村晴男弁護士（法律相談所）、キャスターの草野仁（不思議発見）。吉村 作治（エジプト考古学）。

　関西電力広告の星野仙一氏が東北楽天の監督になったのは皮肉だったかも知れません。

　この方たちが本当に原発を推進しようと思っているなら、仕方ないのですが、お金のためだけなら、次回からキャンセルしてほしいものです。

　話しは飛びますが、この“テプコ・ロハス館”で、バーマロハスカフェなどを運営しているのが「フードバンク」という会社。フードバンクと聞くとあの社会貢献のフードバンクではなく、和食系居酒屋を展開する会社名なのです。

　名称だけなら一人歩きできます。名称をみて中身をみなければ、だまされますぞ。（トモ）