プールサイドで休憩中

日々興味のあることを綴っていきます

心の宝箱

2022-05-09 | 末っ子リン
我が家の末娘リンは心臓に穴が空いた状態で産まれました。
それが分かったのは保健所で行われる4ヶ月?健診の時。

心室中隔欠損、という病名だが、同じ病名でも深刻度は人それぞれ。
手術をしなくても穴が自然に塞がる子もいるが、リンは大きな大きな穴が空いてて明日にも亡くなるかもしれない、という状態でした。

あー。やっぱりおかしいと思った。と思うほど上の子を2人を育てている母としては不可思議な異変ばかりが続いてた。

そこから病院の先生たちによって助けて頂き今に至るのだが感謝してもしきれない。

毎年夏に心臓の検診に行くのだが、昨年の夏に主治医の先生から「あれから20年経つんだね」といつもと違った話しが始まった。

彼氏とかいるの?結婚とか考えたりする?

『いない、いない(笑)』←いつも近所のおじさんと話してるかのようなリン。

もしね、結婚となったら心臓の手術をしてると相手の親が心配すると思う。
その時は検診がてら連れて来なさい。私がキチンと説明してあげるから。


『。。。はぁい』


そうだろうなぁ。。。
本当に大丈夫?とか出産は耐えられるのだろうか、とか親なら心配するのが当然だ。
不安は多岐に渡るし、なんならやめておいたら、という話しも出るかもしれない。

先生から説明してもらうのが1番納得してもらえるよね。



とても心強い気持ちになった事を今でも時々思い出してはほっこりする。

もし、そうなった時は素直に頼らせて貰おうと思う。

小さな事から大きな事まで沢山の方々に助けられて生きているのだと思うだけで気持ちが温かくなる。

だから温まる思い出は大切に大切に、胸の中にしまっている。




コメント (4)
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