ウイングウイングダイジェスト、四巻目です
ケツァール軍勢とぶつかったり、みんなバラバラに飛ばされたり、スズメとカラスのただならぬ展開の予感のほのめかし?などなどな四巻目です
人口密度がやたらと高い前半
登場敵キャラ ペンギン、ベニヒワ、ウミウ、カワウ、ヒメウ、カワアイサ、ウミアイサ、ミコアイサ、カッコウ、オオルリ、ダチョウ、ケツァール、オオハシ、ブッポウソウ、コンドル
登場味方キャラ スズメ、カラス、ハヤブサ、ワシ、ミサゴ、フラミンゴ、フクロウ、ミミズク、ツバメ、タカ、ミカド、ギンケイ、キンケイ
前半の人口密度すさまじいです。
ワシがスパイとして放っていたミサゴが仲間に加わり、さらにフクロウ、ミミズク、ツバメ、フラミンゴがスズメたちの仲間に加わる。
さらにフラミンゴたちに助けられたタカも一緒だった
実はフラミンゴはカラスと別れるときに約束をしていたという。できるだけ翼を集めて、ハヤブサの役に立ちたいという乙女心?ゆえに。フラミンゴとカラスは怪しげな洞窟で翼を手にいれ、フクロウたちもまたそこで翼を手に入れたという。
仲間とともに、ケツァールの城でバードストーンを手に入れに行くとワシの提案で向うことになる。その前にワシからバードストーンの恐ろしい副作用についてもスズメたちは聞くことになる。
ケツァールの城へと侵入したスズメたちだが
話し合いも通じず、戦うことになってしまう。ペンギンとベニヒワはスズメたちを非難し、正しいのはサイチョウだと強く主張する
スズメたちの前にウミウたちも現れ、さらに「ワシはオレの獲物だ」と言ってカッコウも立ちふさがる。
カッコウに対峙するのはタカ。さらに現れたオオルリにはハヤブサが立ち向かう。
ワシはケツァールの姿を見つけ、あとを追う。
翼の力で上回る敵勢力に苦戦する中、スズメの光の翼がみなを助ける。それに焦ったウ姉妹たちは未完成の大技を一か八かでスズメたちに放った。
謎の大技でスズメたちの姿は跡形もなく城の中から消えてしまった。
ケツァールを追いかけたワシは、バードストーンをかけて決闘の約束をする。そのままケツァールは飛び立ち、城から出て行った。
ケツァールの姿を探すオオルリたちの前に現れたのは、チョモランマにいるはずの幹部の一人オオハシだった。
驚くオオルリたちに大量のバードストーンを渡しさらに驚かせる。
ウミウたちの技によって各地に飛ばされたスズメたち。どこにいるのかもわからない状況でタカと二人きりだった。
突然心の中に開いた穴に不安を隠しきれないスズメを、タカは不器用なりに励まそうとする。
一方その頃
オオハシはチョモランマに戻った。彼を出迎えたのは同じく幹部の一人ブッポウソウ。ブッポウソウは大国ナイルルを自分の隊だけで落としたと報告する。
二人の前に現れたダチョウは嬉しげにおじのオオハシに翼を手に入れたことを報告する
その頃、ハヤブサはカラスとともに飛ばされていた。
「スズメの居場所ならわかるよ」と言って歩き出すカラスを不思議な目で見るハヤブサ。
そのスズメはなにかに誘われるように飛んでいた。
スズメのあとを追うタカ
自分を呼ぶ声を感じ、そこに留まるスズメ
幼い頃の記憶から震えながらも、タカはスズメに付き添う
スズメたちの前に現れたのは翼の者コンドル。
コンドルを知るタカがかかっていくが瞬殺され、コンドルはタカを人質にスズメに翼の力を使って助けてみろとスズメを試す。
スズメは自分を呼んだのはコンドルだと気づく。
光がタカとコンドルを包み、コンドルはスズメに本心を語り救いを求める。
不安な心に揺れながらも、スズメは自分の想いをコンドルに話す。スズメに心を開いたコンドルは共にはゆけぬが…とスズメにバードストーンを手渡した。
ケツァールとの決闘の場へとやってきたワシ。
バードストーンをかけての師弟対決をすることになる。
ワシはケツァールの戦う理由を問う。
愛に絶望したケツァールは愛を信じるというワシを否定する。
十五年前の事件が、今でもケツァールを締め付ける。
サイチョウのもとで生まれ変わるはずだったのに、元凶のあの男は彼女の前に現れた。
敗北を認めたケツァールはバードストーンをワシに渡し、サイチョウのもとから去ると告げ、切なく空を見上げた
カラスを待ちながらハヤブサはカラスの不思議な言動について考えていた。
その頃カラスは、ハヤブサのもとを離れ、はぐれた弟ミコアイサを探すヒメウを見つけ、弟探しを手伝っていた。
無事再会を果たしたミコアイサとヒメウ。カラスに感謝しながらも、今度会うときは敵同士だと主張する。ヒメウのきもちをくみながらも、カラスは「君たちとは友達として出会いたかった」と気持ちを伝えて別れる。
ハヤブサの元に戻ったカラスに、ハヤブサはカラスの不思議な言動の真意について訊ねる。
スズメへの想いを語り、自分の使命を強く自覚するカラス。
目に見えない強い力で惹かれあうスズメとカラス。
なにかに導かれるように走るスズメの先では、優しく微笑むカラスが待っていた。
ある大きな秘密の一つが明らかになる第五巻へと続くわけです
上で説明省いているけど、チョモランマでコンドルとブッポウソウのやりとりがあります。
にしても、タカの負け率の高さは…ここまでで一巻のハヤブサ以外全部負けてねぇ?コンドル戦では1コマで負けてるし。…そこそこ強い設定なのに、バードストーンなしのカッコウにも、翼なしのダチョウにも敵わないなんて。唯一ハヤブサに勝ったと自慢げに語るけど、ハヤブサのときは相手戦意ない上に逃げているから、まともに戦ったとはいえないはず。カラスも勝ち戦ないはずだけど、タカばかりが目立つ事実。
そいから気になるダチョウの移動速度ー
翼が無いから基本徒歩だろう。タカストーキングの時といい、移動大変そうー。どうやって翼を手に入れたのかのエピソード省いているのも、気になるんだけどな。
四巻に見るワシの痛キャラ伝説
たくさんあるんですが…
カッコウやオオルリとの対面シーンで特に。オオルリは盲信者の妹のせいで、妹想いのワシが巻き込まれたと誤解してます。目の前で妹が悪人呼ばわりされているのに弁護しないワシ。またオオルリやカッコウのほうがタカハヤブサより格上と知っているのに、止めようとしない庇おうとしない。
バードストーンの危険性を今頃話す。タカも知らなかったので、もし手遅れになっていたらどうするつもりなのかと。そういう大事なことは早く言うべきですワシ兄さん!
ワシって自分の気持ちばっかりで相手の気持ち考えてないし
ブッポウソウがKYキャラなんだけど、ブッポウソウが可愛く見えるくらいのドKYっぷりですよ、もう、ここまでくるとそのKYっぷりをキャラにしてもいいんじゃないかと思うこの頃。
ワシアンチなこの頃なので、余計にカッコウやダチョウを応援したくなるんだよな。カッコウはあとでツルっていう強力ライバルも出てくるんだけどねー。
タカが不幸っぽいのは他にもあり?
同じ顔の妹のハヤブサや兄やカラスはモテモテなのに対して、タカのモテなさっぷりもあるかと。うーん、ダチョウとかいじめっこからはモテモテなんだけどね(涙
唯一好意もっていくれてそうなのがチドリだけど、一話限りのキャラだから