~Ring a Bell~いつもココロにほほえみを♡

イライラの真の原因はどこにある?


「魔の2歳児」という言葉もあるくらい、子どもが2歳を過ぎた頃から、多くのママはいちだんと子育ての大変さを感じてしまうものです。

子どもがちっとも言うことを聞いてくれない。
「ママを怒らせないで!」
「どうして困らせるの?いい加減にしなさい!」
「そんなことする子は、ママ嫌いよ!」
なんて、つい感情的に怒ってしまい、後でものすごく反省したり……。
「子どものことがかわいく思えない。うまく愛せない」
などと一人で悩み、自分が薄情な人間に思えて、ひどく落ち込んだり……。
子育て中のママにとって、こんなふうに感情のアップダウンはつきものです。
それは、子どもが本能で生きている存在だから……。



大人相手なら理性でカバーできた感情のコントロールが効かず、ママ自身も本能で向き合わざるを得ないのですね。
本能がむき出しになるからこそ、心のひだにふれてくるものに敏感になり、自分の本当の気持ちや古い心の傷に気づきやすいのです。

子どもの言動でイライラしてしまう、その原因は、別のところにあるものです。実は子どもは、気づきのきっかけを与えてくれているだけ……
子どもは愛そのもので生きている、純真無垢な存在です。周りの人にどう思われるかとか、人がどう感じるかなど、いっさい考えることもなく、心の赴くままに行動し、話し、自己表現しています。ただあるがままで愛されていいはず。

「子どもは全員ママの役に立ちたいと思っている」と、池川明先生がおっしゃっている通り、それが真実だだとしたら、ママを困らせよう、怒らせようなんて、これっぽっちも思うわけないんですよね。
それなのに、ママは怒りたくなる、どうしようもなくイライラしてしまう。穏やかではいられない。そのイライラの種はもともとママ自身の内側に、ずっと前から存在していたということで、子どもは種を見つけて「ママ、こんなの持ってたんだね~」と差し出してくれているわけです。

例えば、のんびり行動するタイプの我が子を見て、せっかちなママは「なんで早くできないの。もう~イライラする」と思ってしまう。
それはママ自身の内側に、「ゆっくり、のんびり行動することは受け入れられない」という確固とした考え方・捉え方があるわけですね。
心がざわざわとした時こそチャンスで、自分の内側にどんな思いが隠れているのかを、ていねいに見ていくことが大切です。

「我が子は超のんびりタイプ。これはこれでいいはずなのに、どうしてこんなにイライラするんだろう?
思い出してみると自分も子どもの頃、お母さんからいつも「早くしなさい、いつものろいんだから」と言われ続けていた。
それがいやで、お母さんに嫌われたくなくて、頑張って行動していた。
いつも時間を無駄にしないようにと、母親に言われるままにシャキシャキとやってきた。
それはお母さんに認めてほしかったからだったのかもしれない。
のんびりしたっていいんじゃない。この子のあるがままでいいじゃない。
今を一緒にのんびり過ごすことが、楽しめばいい。自分も本当はのんびりが好きなんだな~」

こんなふうに、本心に気づけたら、ママ自身はとってもラクになるはずです。
子育ては自分の本当の気持ちを見つけるきっかけを与えてくれます。
子どもとしっかり向き合うことは、自分自身と向き合うことでもあるんですね。
「子どもは自分に新しい世界を見せてくれる」そう受け止めると、人間としてのキャパシティーも広がっていきますね。




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