グレートはるゆか

リウマチのママ「剛田りむ」と、2人の娘の、育児奮闘記&親バカ写真&闘病記。タイトル変えました

出産の時の思い出(帝王切開 準備編)

2006年06月08日 11時55分16秒 | 赤ちゃん
下からの続き。
なんか長くなったので「帝王切開 準備編」とさらに分けてみました

さて、いよいよ帝王切開です。
三年前の事なので記憶があやふやな点も有りますが、こんな感じって事で勘弁を

帝王切開の麻酔は背骨の間にするそうです。
身体を出来るだけ丸めて背骨に隙間が出来た所に針を刺して麻酔の管を通すという事で、横になり、身体を丸めます。
医者に「もっと丸まって」と言われるのですが、妊娠中のお腹が邪魔で、上手く丸まれません
看護士さんなどに無理矢理丸められ、どうにか針が刺せるほどになったのですが…
これが痛い
針を刺した途端、あまりの痛みにビクンとしてしまったのですが、
「我慢してビクンってなると針が神経に刺さる危険が有るから。それなら我慢しないで、痛いって大声出してくれた方が良いから、動かないで。」
と医師に言われ、言われた通り、ここ数年出した事の無いような大声でみっともなく大騒ぎしました。
「痛いー!!わーーー!!うわーーー!!イタタタターーーー!!」
ようやく麻酔処置完了。
痛みが去ると、年甲斐もなく大騒ぎした事が恥かしい
謝罪と感謝を告げて手術台へ。

それまで乗せられて来たキャスター付きベッドから、手術スタッフがみんなで私を支え、「せーの」と持ち上げて、隣の手術台へ。
結構乱暴でドスンって感じなんですが荷物ですかと思った記憶が…痛くは無かったのですが、麻酔が効き始めたからかも?

麻酔医が手術台の頭の方へ来て軽く説明してくれます。緊急手術なので、少しでも説明が有ると有り難いです。
その間に周りでは手術の準備。

普通の台だと思っていた手術台は気が付けば十字架のような形になっていて、手を丁度キリストの張り付けのような形にそれぞれ置かれました。
片方に血中酸素濃度を測る機械を付け、もう片方には自動で定期的に計る血圧計。
この血圧計、説明されている間も時々膨らんでは腕を締め付け、
なんか痛い痛い、そんなに絞めないでーー!
と思った途端プシュー!と元に戻る。
を、5分置きに(だったかな?)繰り返します。…痛いって

麻酔の効きを確かめるために冷たい水を含ませた脱脂綿を使います。
これが、首の付け根では冷たいと感じるのに、もう少し下に移動すると、触っている感覚は有るのに冷たいと感じ無い。
これが麻酔が効いたというサインです。

麻酔が効いたと分かると、「オシッコの管を入れますからね~。手術後も暫く入ってますから」と言いながら管登場。
勿論麻酔が効いているので、痛みは全く有りませんが、これが恐ろしく乱暴!
ズガーン!ズガーン!と身体が揺れるほどの勢いで容赦なく管挿入。
ああ、そんなに乱暴に扱って…痛くは無いけど大丈夫なんだろうか私の身体
荷物のようにされたり、人形のように容赦なくされたり…きっとこの人たちは、人を臓器と思って手術してるんだろうなぁと思ってしまったり。
でも、今はまな板の鯉、この人たちに全てを託して赤ちゃんを取り上げて貰うしかないのです。このくらい我慢、我慢。
と、血圧計が動き出し、痛い痛い、そんなに絞めないでーー!と思った途端プシュー!
5分おきに絞め技…地味に辛い

唯一やさしげな雰囲気で声をかけてくれる麻酔医の医師が心の支えです。
でも、なんだか身体が震える…歯もガタガタします。
麻酔医が、「この麻酔をすると、身体が『寒い』と勘違いして、麻酔の効いて無い部分が震えるんですよ」と教えてくれました。
そうなんだ~。かなり震えてて、身体が辛い。
定期的に血圧も計られて、圧迫感が痛い。
あっちもこっちも大変だけど、そういう物なら仕方無い

次こそ、いよいよ!「帝王切開 手術編」です