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亡念のザムド 第18話「そこから何が見えるか」

2009年08月05日 | 亡念のザムド
スカッキの手引きによって極東自治区を脱出したハルはリュウゾウの下で保護されているナズナに会いアキユキを救って欲しいと依頼されます。
一方、ナキアミはテシクの郷でクジレイカがザムドになった事を知るのでした。


極東自治区を脱出するハルはミドリが出入りしている事実を確認し、ミドリもハルが脱出しようとしているのを見つけてしまうのでした。
ASPの隊長に見つかったハル。
しかし隊長はハルが監禁されていた事などは知らなかったようで逆にハルを励ますのでした。
「メインソウルに必要な事は?」
「心を偽らない事です」
「それさえ分かっていれば、どこに行っても大丈夫だ。前見て走れ」
中佐直属になったハルが重圧に思い悩んでいると思ったのでしょうか?
見当違いとはいえ現在のハルを後押しするような言葉でした。
街まで走りとおしたハルはリュウゾウの下でナズナと面会します。
意識は戻らずアザミが話す内容は少し難解な言い回しで、分かりにくかったですがアキユキがザムドになった経緯と今どこにいて影に飲まれようとしているので助けて欲しい、これから胎動窟に導いてやって欲しいということでした。
分かるのかと問うリュウゾウに単純明快「アキユキに会えって事でしょ」と笑うハル。
親父さん公認のアキユキの嫁決定ですな。
しかし親父さんは普通息子の嫁には甘いものです。
本当に認めてもらわないといけないのはアキユキの母親とハルの父親ですね。
…今回のラストでそのお母さんにも「アキユキを探してくる」と宣言して旅立つハル。
事情を知らないフサからしたら不思議ちゃんだぞ。


村長として民に慕われているクジレイカですが、サンノオバに認められているらしいナキアミが戻って来た途端、皆はナキアミの話ばかりするのでした。
話が弾む民達に自身の膝を叩いたクジレイカですが、ナキアミ以外誰も注意を払わないのでした。
膝を叩いたのはどういう意図があったのでしょう?
村長として騒ぐなと注意したつもりだったのかもしれません。
しかし誰もクジレイカを見ない。
この事実が彼女をザムドになるという思考へと走らせたのだと思います。
村を出て行ったきり戻らない姉に代わり治めるには力が必要だった。
皆に慕われているけれど、しょせんナキアミの代わりなのだと自覚しているクジレイカ。
姉に頼らず村長として出来る事、テシクの民を守る為に北政府と戦う決意をナキアミに話すのでした。


記憶を失ったアキユキは思い出せないのではなく、思い出したくないと呟きます。
ちょっと気になりますけど、フルイチと決別した事が原因かな。
そして影童子は給水塔の上でアキユキに思い出せと促します。
「そこから何が見える」
クジレイカがナキアミに言った言葉を影童子もアキユキに言うのでした。


自宅に寄れないハルはミドリを神社に呼び出すのですが、ミドリはアキユキの腕章をハルに投げつけ怒るのでした。
一人で何でも抱え込むハル、自分の言葉はハルに届いてなかったのだと怒っているのでした。
ハルが軍に関わってはいけないと言う忠告を「今度は私の番、お姉ちゃんの言葉は私には届かない」と去って行くのでした。
実験には自分から志願した、と聞かされたハルは止めようもなくフルイチの家に向かうのでした。
フルイチの原付にすがりつき自分はダメだと泣くハルでしたが、はためくフルイチの服を見て自分を奮い立たせるのでした。
フルイチの家のシャッターが降りているのが物悲しかったです。
たぶん父親はいないので、お母さんが一人なのだと思うんですが…。
お母さんには声かけなかったのかな、ハル。


ようやく動き出す決意をした伊舟。
留守をアームに任せて雷魚と二人で出掛けると言います。
伊舟の標的はどうやら北政府のようでした。
「最近ユンボの飯がまずくって…おかげで重い腰があがった」
と言う伊舟ですが…。
何故ユンボのご飯は最近まずくなったんでしょうね?
普段なら自分が怒る水も流しっぱなしでぼーっとしましたし。
アームとの事?
伊舟との事?
他の事かもしれませんが、後々分かるのかな。


次回「偶発 ロマンス開花」
給水塔から飛び降りるアキユキとビートカヤックで飛び上がるハル。
場所を教えてもらってたからなんだけど、もう再会ですかね。


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