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亡念のザムド 第24話「亡き魂の邂逅」

2009年09月23日 | 亡念のザムド
胎動窟からの脱出を図るアキユキとハル。
空を覆い尽くす南大陸の軍艦と対するシロザ。
戦乱から脱出をしようとするアキユキでしたが、ハルの耳にはミドリの声が聞こえるのでした。
母親に嫌われてると思っていたミドリ。
事故は自分のせいだと自分を責めていたミドリ。
お姉ちゃんも本当は自分を責めている、言い返せなくなるのを承知で怒ってくるのだと思うミドリ。

いつか書いた予想通りなのですが、お気に入りの靴が片方ないと言ってブツブツ言うミドリが恐くて寂しかった。
お姉ちゃんが隠したんだ、片方だけでいいから必要ないんだ…
これはつまり自分とハルの存在のことを言ってるんですよね?
自分はいらない子だと思い込んでるから。
そして仲直りしようと言ってきたハルを飲み込んでしまいます。
何故飲み込んだのでしょう?
姉の存在を消したかったというより、ハルに劣等感を持っている=憧れているから取り込むことによって自分もそうなりたいと思って飲み込んだんじゃないかと思うのですが…。
飲み込んだって後になって認識してたからね。

そして現れたナキアミ。
ナキアミの言葉には素直に耳を傾けてましたね。
アキユキは近すぎるのとハルの味方、ナキアミは第三者だから?
母親が亡くなった日から時が止まっていたミドリの中に呼ばれたナキアミは母親のヒルコを取り出しミドリに与えます。
実際には言えなかった事をその母に言ったミドリ。
学芸会の端役だけど絶対見に行くと言ってくれた母親にありがとうと言えたミドリ。
そしてザムドとなったアキユキによって解放されたミドリはハルと抱き合い、和解するのでした。
「お姉ちゃん、お母さんと同じ匂いがする」

ミドリが望む答えを得られたから良かったけど、ここでもしミドリが危惧した答えが返ってきてたらどうなっていたのでしょう。
そこで仮説ですが、ハルが取り込まれていたのを知ったナキアミがハルに任せたんじゃないかな、と思うのです。
つまりミドリが望む答えを言ったのはハルということです。
だから最後に抱き合った時に同じ匂いがするって言ったんじゃないかな、と。

さて、ここまで敢えて触れてきませんでしたがアキユキの事でも。
本当にハルが大好きなんだな、と嬉しいやら恥ずかしいやら。
フルイチの時もそうでしたが今回もミドリにハルが飲み込まれた時点で我を忘れて石になりかけてます。
さらに今回は直前にハルに私達の問題だから口出ししないでと言われています。
それで身動き取れないアキユキ。
なんか可愛いな。
ナキアミが来なかったらどうなってたんだ!?
そして過去を振り返り「生きたいと願ったのはお前だ、考えろ」というナキアミの声に我に返るアキユキ。
本当にナキアミが間に合って良かったね。

ここを離れた方が良いと言うナキアミの言葉に従って立ち去ることになったハルとミドリ。
ナキアミがハルにアキユキを胎動窟まで連れて来てくれてありがとうと礼を言います。
本来なら同じタマヨビであるナキアミがその役目だったのでしょう。
アキユキザムドと額を合わせて「待ってる」と言うハルにほんまええ女やでぇと思うわけですが。
そしてナキアミの名前を初めて呼んで「信じてるから」と言います。
上記の仮説をなぞるなら、ミドリを信じて任せてくれたから今度はアキユキを任せるというような気持ちかな。
ここで顔は見ないのですが、その理由は何となく分かるような分からないような。
とにかくこの3人の間に“絆”が出来た瞬間じゃないかなと思うのです。

ハル達が立ち去った後に現れたジバシリに「美しい花が咲いた」と言われるアキユキザムド。
「ナズナが蒔いた種」とか言う言葉も散見してたから、ザムドは花のイメージなんでしょうかね?
そういえばDVDのジャケットも花がデザインされてるね、関係ないかもしれないけど。
アキユキザムドは羽を生やし金剛塔から飛来したヒルケン皇帝と対峙します。
ヒルケン皇帝は何をしに胎動窟へ来たのでしょう?
他のザムドとは目的が違うのか、ヒルケンはザムドではないのか?
そしてナキアミはサンノオバの下へ。
アキユキザムドとヒルケン皇帝は次回予告で戦ってるっぽいけど、随分のんびりしてるんだな…。


次回「ナキアミとサンノオバ」


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