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亡念のザムド 第22話「凍二郎とリュウゾウ」

2009年09月16日 | 亡念のザムド
今回はちょっと難しく感じました。
大巡礼で胎動窟を訪れる人々を見るアキユキ達と垣巣とリュウゾウの対決が交互に描かれていて、おそらくリンクさせたい考え方なのだと思ったのですが…。
私の理解力が追いつかなかった…


えーつまり、かつて自分を救ったリュウゾウにその責任として、これ以上悪の道を進むのを止めてくれと命を投げ出す垣巣と、大巡礼で辿りついた人々はヒルコになる為、自らの命を投げ出すというところが共通している。
という解釈でいいのかな?


ところでシロザ?の胎動窟内で声が大きいと怒る変わり振りが恐かった。
そりゃあ何度も注意したのに声が大きくなったアキユキ達も悪いかもしれないけど、動揺してたんだから仕方ないと思うのに。
普段は優しそうなのにいきなりキレる人って恐いよ!!
しかしシロザの話によるとザムドは「定めの時、胎動の扉を開いて、ヒルコを天へと導びきルイコンの流れに帰すこと」らしいのですが、ルイコンの流れって何?
そしてハルのことも「タマヨビ」と呼んでましたね。
見ただけで分かるのか!?
そして胎動窟から出されたアキユキとハル。
戻れないなら行くしかない。
歩き出すハルの方が精神的にやはり強いのかも。

ミドリの所在を聞こうとスカッキに詰め寄るジンイチロウと元司令官。
俺はミドリを一度ども所有物と思ったことはない。
お前も誰かの娘なら分かるだろう。
ジンイチロウの父親としての叫びにスカッキが呟いた「そうだったら良かった」という言葉に今後明かされないだろう彼女の過去を垣間見たような気がしました。


さて、サブタイトルにもなった今回のメインですが、結論から言いますとリュウゾウの勝利でした。
ま、あの話の流れから両者相討ちもありかと思いましたが、リュウゾウが死ぬはずもないのです。
フサと無言の約束をしたわけですからね。
垣巣はスカッキと有言の約束をしたわけですが…。
対峙した時点で垣巣を説得しようとしていたように見えたリュウゾウでしたが、ミドリを道具と言った垣巣にキレてしまったようです。
「あの子は俺たちの未来なんだよ!!」
ここではミドリと言ってますが要するに子ども達はっていうことですよね。
片目を斬られながらも垣巣の頭を撃ち抜くリュウゾウ。
消えかける意識下で垣巣は母親、須磨子との会話を思い出すのでした。
母親に故郷の地を取り返す為に戦争に参加したけれど叶わなかった思い。
…しかし待てよ?
須磨子さんは極東自治区の出身。
で、リュウゾウが北の軍医で敵だった垣巣は南大陸の人間。
現在極東自治区は南大陸と協力体制にある。
お母さんの土地を取り返したかったと言ってるけど…ああ、自治区とはいえ南大陸自由圏の庇護下にあるのが本当の独立ではないとか、そういう事なのかな。
母親は許してくれていたけど…垣巣にとっては心残りだったのだろうか。
逆上してアザミを殺し、最期に思い出し涙を流す。
垣巣はマザコンだったという事でしょうか。
悪い意味ではないです。

頭を撃ち抜かれ死んでいく垣巣の前でお弁当を食べるリュウゾウ…。
コワッ!!



何とも頭の中が整理出来ない、というか整理しようのない内容だったかと。
だって心情がよく分からなかった。
シロザと垣巣、殺さない宣言したのに結局頭を撃ったリュウゾウも。
宗教の為に命を投げ出す人々の考えが分からないと泣いたアキユキとハル、帰りを待つフサの気持ちくらいしか分からなかった。
つまり今回のメインの奴らの気持ちが分からないという致命的な問題が!!


雷魚がいたら一気に制圧出来そうでした。
で、伊舟達は何処を攻めてるのか?
ヒルケン皇帝のいる塔?


次回「誕生 ヒルケン皇帝」


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