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亡念のザムド 第20話「涙咲く 散る会うと」

2009年09月02日 | 亡念のザムド
胎動窟の目の前まで来てアキユキとハルは入り方が分からないという致命的な事実に足止めを食っていました。
途方に暮れつつも二人でいるという心強さからでしょうか、恋人といるという安心感からでしょうか、二人は悲観せずに入り方を探るのでした。
そして二人の前に現れた謎の男…、OPでフードを下ろす人物ですが…誰?
一方テシクの郷を後にするナキアミとヤンゴ。
しかし振り返れば南大陸自由圏の軍艦が押し寄せているのを見て戻ろうと走り出すナキアミを止めたのはヤンゴでした。


もうね今回はね、アキユキとハルがラブラブすぎて吹きました。
クジレイカ含めテシクの郷が大変な事になってるのにね。
で、二人の下に来たフードの男は何者なんでしょうね?
今まで存在がほのめかされた事ってありましたかね。
外見からはナズナやアザミに近いものがあるように思いますが。

さて、アキユキとハルの話はラブラブでしたで済むんですが、ナキアミというかクジレイカの方はそうはいきません。
南大陸自由圏は緑心石を狙って進軍してきたようですが、勧告とかしなかったのかが疑問。
大人しく降伏してくれるなら、余計な弾とか使わなくてすんでいいと思うのになぁ。
それとも何回も打診があったとか会話ありましたっけ?
あったような気もしますね。
郷の皆を避難させ一人残るクジレイカ。
一人だけ最後までクジレイカの身を案じて残っていた若者が印象的でした。
どこか感情を殺したように現れたクジレイカが若者が倒されているのを見つけAPスーツに襲い掛かるシーンとか狂気じみてましたね。
それは郷の者が殺されたから怒ったとかいう感じではなく、力を試したくていい口実が出来たという感じに受け取れたのですが…。
ただ、クジレイカの嫉妬や悲しみがやっと表出した回でした。
皆がナキアミを大事にして、自分を見てくれない。
父や母でさえ。
郷を守るのは出て行ったナキアミではなく自分であるという傲慢だけど悲しい思いがあったと思います。


そしてヤンゴがナキアミを止めた理由。
ただの人であるナキアミが行って止められるわけがないと感じたヤンゴは彼女が死ぬことを恐れ、自分が一人になる事を恐れたのでした。
また、郷を捨てた者がどの面を下げて戻るのかという罰のようにも感じました。
クジレイカがザムドであると知っている二人は彼女なら郷を守れるだろう、と結論を出し郷を後にするのでした。
信じたといえば聞こえはいいけれど…見捨てたというのとも違う。
ナキアミが結局郷に背中を向けたのはどういう思いがあったのかははっきりと分かりませんが、クジレイカに任せたと捉えればいいのかな。

クジレイカがこのまま狂気に堕ちて行かないことを願うのですが…。


昼行灯を決め込んでいた男達が動き出しましたね。
リュウゾウが研究を再開しているシーンはずっとあったし、司令官がナズナを匿いハルに資金を渡したりするシーンもありました。
しかしハルの父親のジンイチロウは今まで何もなかったので、一体何者なのか気になります。
OPから親父達は何かあると分かっていたのですが。
彼等はナズナ(というかアザミかな)に促されミドリを救い出す為行動を開始したのでした。

汗馬が立った!汗馬が立った!!わーい!!!
…なんとなく分かってましたけどね。


次回「禁猟区潜入「泣いたら負けだ」フサはずっとそう思っていた」


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