桜の木

日常のあれこれ
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あなたへ

2015年08月27日 | 書き留めの詩


あなたに初めて逢った時
この身に代えても
あなたを守ろうと心に決めた

あなたが初めて病んだ時
この身に代われと神に祈った

あなたが喜びを感じる時
母はとても幸せです

あなたが苦しみを感じる時
母は悲しみでいっぱいです

きっと母は あなたより
先にあの世に行くことでしょう

でも
たとえ この身が灰と化しても
あなたを想うこの気持ちは
きっと 変わらぬことでしょう

とうか
いついつまでも
幸せでありますように

rikocherry


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2 コメント

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けいさんへ (りこ)
2017-12-19 18:32:28
有難うございます
この詩は、まだ息子が低学年の頃に書いた詩です。(多分15年ほど前だったかと)
けいさんからの新着コメントを読み、久々に詩を読み返しました

親120パーセントで息子に愛情を傾けていた自分を少し愛おしく思ってしまいました(笑)
この頃はまど、親に手助けして貰いながらの子育て期
今は息子もすっかり大人になって、私の頭の領域分布は、あの頃とは随分変わり、そこに年老いて行く両親が組み込まれ…。

親としての自分も、勿論健在ですが、
娘としての自分の役割領域が徐々に増えて行くのだと、今は改めて思いました。

けいさん、有難うございました。
嬉しかったです。
私の拙い詩に素敵なコメントをつけて下さって
久々に昔に想いを馳せることが出来ました。
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ギュッと (けい)
2017-12-14 05:30:30
お元気だと思いながら書いています。
今日はりこさんの詩を読んでいます。

りこさんがこんなにも思っているってこと、まだお子さんは理解できていないのかも。なんとなく感じてはいても、ね。
わたしが親の気持ちを思い測ることができたのも最近のことだったから。
若いときは自分が生きることで無我夢中、自分に子供ができてもまだ子育てに無我夢中。ようやく子供が巣立ってその子が結婚して子供ができて・・・
その繰り返しの人生だけど、そこにあるのは自分がこの世に生まれたということは、親の愛を一心に受けていたという証でもあったのだと、ここで今更ながら思い返してしまいました。
いつだって子供のことが心配、いつだって子供のことを思ってる。そんな自分の姿と母の姿を重ね合わせて読んでしまいました。
ありがとうございます、素直な美しいことばに出会えました。
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