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Still Creek のほとりで

Still Creek(静寂なる小川)は裏庭を流れる小川の名前。といっても Windows からは騒音もきこえてきます。

暖房の故障

2005-12-05 17:52:57 | 暮らし
昨日は晴れ間を見せて私を喜ばせた空模様も一晩で一変、又朝から雪です。
「なんと気まぐれなお天気!」「天気に左右され過ぎよ!」
などと自問自答している自分に気付き苦笑することでした。

何はともあれ、今日は部屋中に出しっ放しのクリスマス・オーナメントを
片付けようと朝から飾り付けに専念しました。
ひとつひとつの飾り物に思いを馳せながら、ひとりで楽しんでやっと終了。
そして各部屋の掃除が終わって、ホッとしたのはお昼前。

ふと室内用の温度計を見たら、22度に設定しているはずなのに20度になっています。
朝から動き続けていたので、温度が下がっていることに気付かなかったのです。

カレは昨夜遅くまで絵を描いていたようで昼近くに起きてきました。
暖房が効かないと告げると「ドレドレ」と見てみると
パイロットの火が消えているようです。

最近はこんな時には私が灯す練習をするようにしているので、やってみました。
ところが点火しても直ぐに消えてしまいます。 カレも試してみましたが、
点火装置が上手く働かないと言ってカレはボイラーからパーツを取り出して、
サンドペーパーで磨いたりしましたが矢張りダメなようです。

買い置きの新しいサーモカップルとかいう部品に交換しようとしましたが、
それを取り付ける部品が壊れてしまっているそうです。

さあ大変です。このままでは雪で室温は15度くらいまで下がるでしょう。、
取り合えず、以前よくしてくれた業者の留守番電話に問題個所を残しておきました。

そしてカレは雪の中大型DIYの店に行きましたが何処も置いていないそうです。
業者が行く「Plumbing / Heating Supplies 」の店ならどんなパーツでも
手に入ると教えてくれましたが、生憎この種の店は日曜は休業とのことです。

こんな時に24時間エマージェンシー・サービスに頼むと大変な費用が掛かります。
仕方がないので、明日専門店でパーツを買って自分で直すことに決めました。
今夜は暖炉を燃やしてその側で過ごすつもりでした。
娘も心配してラジエーターや電気毛布など届けてくれました。

夕方遅くなってからメッセージを聞いたと電話が掛かってきました。
カレは事情を説明して、「明日パーツを買って直してみるが出来なかったら
電話する」と断りましたが、「こんな寒い夜に暖房無しじゃダメだよ。
部品が無くても何とかするから」と云って駆けつけてくれました。

聞くと仕事が忙しく日曜日の今日もいままでダウンタウンで仕事だったそうです。
しかも雪の降る中を若い弟子を連れて「教えるのに都合が良い」とやって来ました。
そして30分ほどで自動点火するようにしてテストまでしてくれました。

仕事を見ていたカレが 云うには「自分で考えていたやり方とは違っていた」

「何しろ20年経った暖房設備なので故障もおおくなるのでは?」
「まだ、5年や10年使えるけど、古いタイプだから、自分で直すのは大変かも」
「ところでお幾ら?」
「あんたからお金を貰う気は無いよ」

チャウチェスク時代のルーマニアから亡命してきた一家です。
お父さんはアフガニスタンのカルザイ大統領のようにカッコいい人で、
カナダで鉛管工になったようです。この30前後のお兄ちゃんは
去年父親から独立したばかりですが、バンクーバーはオリンピックに向けて
目下建築ラッシュ。 本当に忙しそうでした。

おかげで室温も徐々に上がりホッとしているところです。
それにしても、どうして週末に限って問題がおこるのでしょうネ。


写真は二階から見た裏庭と雑木林の雪景色

05-12-04 (日)雪

クリスマス・ライト

2005-12-04 17:24:46 | 暮らし
朝から雲間にお日様が時々顔を見せていましたが、
昼前にはすっかり晴れ上がりました。
気温は相変わらず低いのですが、冬の陽射しが気持ちよい一日でした。
樹木に積もった雪がポトリと落ちる音がかすかに聞こえてきます。

「今日こそは・・・」とカレは、子供たちを迎えに来た娘に手伝ってもらって、
玄関と表側サンデッキのクリスマス・ライトの付け替えをしました。
これらのライトは、もう何年も取り付けたままになっています。

毎年取り付けたり外したりが面倒くさくなったこともありますが、
季節外でも初めての訪問客が夜訪ねて来られる時、
クリスマス・ライトを点けておくと分かり易いという訳です。
しかし近ごろはそのような来客もほとんどなくなりました。

電球をチェックして切れたのだけを取り替えるだけですので、
割りと簡単に終わったようです。しかし、サンデッキには雪がまだ
沢山残っていたので、足元が不安定でそして冷たかったそうです。

暗くなってから外に出て見たら、とてもきれいに見えて、
もうすっかり クリスマス気分 です。

同じ通りの家々もすでに何軒か点いていましたが、 この週末には取り付ける家が
増えるのではないでしょうか?

05-12-03 (土) 薄曇 晴れ

クリスマスミュージック

2005-12-02 15:33:36 | 暮らし
今日から12月。
ケーブルテレビでは一年中毎日24時間コマーシャルなしで、
色んなジャンルの音楽を40チャンネルに別けてデジタル放送しています。

ジャズ・ロック・カントリー・クラシック・自然/癒し系などなどです。
70年代・80年代専門のチャンネルもあります。12月に入ると
このうち三つのチャンネルがクリスマスの音楽に変わります。

我が家では、カレが何時もバロック音楽のチャンネルを選んで流しています。
何の仕事をしていても気が散らない音楽だからだそうです。
でも12月だけは、クリスマス音楽のチャンネルに切り替えます。

チャンネル名を見ると① Holiday Hits、 ② Holiday Instrumental、
③ Traditional Holiday となっています。クリスマス前後の期間を
ホリデー・シーズンとかフェスティブ・シーズンというのですね。

毎日会う人には、その時まで言わないようですが、
メッタニ会わない人には、もうこの頃から
「メリークリスマス!」とか「ハッピーホリデイ!」
と挨拶し始める感じです。

向かいの家は、今日からクリスマス・ライトを点けはじめました。
我が家もお天気の良い時に点けなければと思っています。

今日はとりあえず、曲がり階段の横のスペースに
クリスマス風景のミニチュア・ビレッジを並べました。
以前は一気に飾り付けをしたものですが、歳と体力を考えて
毎日少しずつやることにしました。

ただいま夜の10時半、外気温は0℃です。
庭のバケツに張った氷は、この4-5日凍ったままです。


05-12-01 (木)曇り

アドヴェント・カレンダー

2005-12-01 14:47:58 | 暮らし
あっという間に11月も終わり、明日から12月。
12月1日からクリスマスまでの24日間は待降節。

明日からエズメに日めくりをさせるため、
今夜はとりあえず、幾つかのアドヴェント・カレンダーを
取り出し壁に飾りました。

昔はこの時期グリーティング・カード会社が作る
アドヴェント・カレンダーを買ったりもしました。
毎日一つずつカレンダーを開けてチョコレートを
取り出すのもありますね。子供たちはまだハロウィーンの
チョコレートやキャンディーが残っているのでは?
今は毎年使えるものにしています。

さっそく明日からエズメが毎日楽しんでやってくれるでしょう。

「ソフィーの世界」を書いたヨースタイン・ゴルテルの
「アドヴェント・カレンダー」は、待降節に因んだ物語で
カレンダーに秘められた薄紙が明かすノルウェイからベツレヘムまで
時間をさかのぼりながら展開される不思議な旅の物語でした。

何時か時間があったら、世界全史でも側において
もう一度読み返してみたい本です。

写真は、木製のアドヴェント・カレンダーで下に
1日から24日までの箱が付いています。
毎日一つずつ蓋を開けて中の飾りを上のツリーに掛けて行きます。


05-11-30 (水)曇りのち晴れ 0~3度

カーペット・タイル張り

2005-11-28 16:28:10 | 暮らし
以前、我が家の床には固いタイル張りの所があると書きました。
この夏私が滑って転んで怪我をしたのもこのタイル床です。
その部分にカーペット・タイルを張ることに決め、
汚れの目立たないグレーを選び、早めに買い求めてありました。

なかなか時間がなくて延び延びになっていましたが、
鬼(孫)のいぬ間に・・・ということで、昨日は先ず台所の床をやりました。

一枚が50センチ四方のカーペット・タイルはかなりな重さです。
普通はその裏に特殊な糊を付けて張っていくのですが、
うちの場合は、いつでも取り外せるように下に薄いスポンジを張り、
その上に載せて敷き詰めるだけで大丈夫とのことでした。

先ず重たい食器棚を動かすにはその中に入っている食器を出したり
床の拭き掃除をしたりと雑用が次々に出てきます。
おかげさまでいい大掃除になりましたけど・・・。

カーペット・タイルを端の方から敷き始めたのですが、
角々が直角でないようで敷き詰めて行くうちに
少し隙間が出来たりしてなかなかピタリと行きません。

温水ヒーターや、カウンターの出っ張り等があって、
それに合わせてカッターでカーペットタイルを切ってゆきます。
簡単にすぐ出来ると思っていたのですが思うようには捗りません。

ついに「テゲテゲ(鹿児島弁=まあまあ/程ほど/イイカゲン)だ」
と宣言して終わりにしました。そして重々しくカレ曰く
「これで地球が丸いことが証明された」アハハ。

ベージュの床から濃い目のグレーに変わったので
部屋が少し暗く感じますが、床全体が柔らかくそして暖かくなりました。
孫たちが走り回って転んでも怪我をすることも少なくなりそうです。
私自身も水をこぼして滑って転ぶこともなくなるでしょう。

まだバスルームや玄関・ホールウェイが残っていますが、
年内の時間があるときに何とか仕上げたいと思っています。


05-11-27 (日)薄曇

糖尿病センター

2005-11-23 16:43:30 | 暮らし
今日も霧が深く、高層ビルの上の階層は見えません。
霧の日はこんなに底冷えがするものだったかな?
と思いましたが、周りには結構薄着の人もいましたので、
やはり年齢の所為なのでしょうね。

今日はカレの糖尿病の専門医との面接に付いて行きました。
ファミリー・ドクターがアレンジしてくれたバンクーバー総合病院の
糖尿病センターの専門医との面接です。
若い中国人の背のスラリとした女医さんと、インターンの男性です。
有り難いことに、このセンターでは通訳の方をつけて下さいます。

念のためか、糖尿病特有のいろいろな症状について
訊ねられましたが、年初に3回ひどい風邪を引いた以外は
自覚症状はないと答えていました。

さらに低血糖の自覚症状についても尋ねられましたが、
これも全く経験がないと笑って答えると「そうでしょうね」と。
それでも、空腹時に起こるかもしれないので、
糖尿病患者のブレスレットを着け、ライフセイバーを
数個携行するように云われました。

LifeSaverとは5円玉のように真ん中に穴の開いたドロップで、
救難用の浮き袋の形からそれが商品名になっているものです。

面接に先立って、先週末受けた血液検査の結果が届いていて
前回(5月)の時の検査結果と見比べて見て改善しているとのことでした。
現在服用している薬が良く効いているようです。

それに私が見ても食事の量も減らし、運動も少しづつ増やしています。
またご飯も玄米にし、パンも殆どブラウンにしています。

この調子で行けばもっと改善するでしょうから、次回の面接は
一年後で良いでしょうと云われました。ただし何か異常を
感じたら直ぐ連絡するようにとのことでした。

カレ自身も今のペースなら何とかやって行けそうだと云っています。
とりあえず、前より悪くなっていなかったことにホットしています。


写真:バンクーバーに三ヶ所ある回転レストランのひとつ、
ハーバー・センターも霧に包まれていました。
いずれも行ったことはありませんが・・・・。

05-11-22 (火)曇り 霧

ビーズ用品店

2005-11-19 14:39:20 | 暮らし
先日ビーズ・アクセサリーを教えて貰ったNさんの娘さん姉妹に、
材料を売っている店を数軒紹介して貰いました。

一昨日は他の買い物ついでに、ビーズが一番揃っているという
ノース・バンクーバーの店に行って来ました。

大通りから少し引っ込んだ場所に、木造平屋建ての古い店があります。
古くて軋むようなドアを押して入ったら、入口には高さ1メートル近い
晶洞に紫水晶が密生したものが無造作に数個置かれています。
その他の原石も置いてあります。

店の名前は Capilano Stones and Gems 。店内は装飾めいたものもなく、
ファンシーさとは程遠い古びたショーケースを使っています。

金銀を使ったやや高価そうな品はレジ近くのケースに入れてありますが、
ほとんどのビーズ細工の材料は半貴石のものまでビニール製の小袋に入れて
壁や棚に吊るしたり置いたりしてあります。

店内を一巡してみて、その在庫の多さに驚きました。
先日覗いたリッチモンドのビーズ専門店の在庫の100倍近い在庫です。

店内には4~5人の中年の婦人客がいて静かに品選びをしています。
店の人たちも落ち着いた雰囲気で、ほどほどに手を動かしながら
私たちの質問に気持ちよく応じてくれています。

店の奥の方には、やや大きめな機械や工具類が陳列してあるようですが、
そちらの方には客も店員もいません。 おそらく、石を削って研磨し
細工する工具なのでしょう。 そういう細工所がノースバンクーバーに
あると昔聞いたことがあるのを思い出しました。

私たちは、先ずは細工する時に使用する道具類と紐・留め金具に
基本的なビーズを何色か買いました。先日ビーズ作りを初めて教わった時に
使った工具と材料を思い出しながら選びました。

あと何回かは教室に通わないとそれらしい作品にはならないようです。
それでも分かったことは、ビーズ細工には心がこもっているということです。
高価な宝飾類は美しいし、それを持つことについての誇りを汲み取れますが、
安い材料を使ったビーズ細工にくらべると無機質な感じがするのでは?

宝飾品には無縁の私たちですが、これからはビーズ細工のアクセサリーを
した人たちに一段と親しみが抱けそうです。


写真に見えている一角の20倍位の広さの店です。

05-11-18 (金)晴れ

風邪と血糖値

2005-11-11 13:36:10 | 暮らし
一昨日、カレと孫のストーリータイムの中で、カレの病気のことにふれました。

以前から高血圧・高脂血症を抱えているので、血液検査は定期的に受けています。
脂質専門医から初めて血糖値が上がっていると言われたのが去年の暮れで、
ファミリードクターに相談するように言われました。

今年に入って1月、3月、5月と3回も続けてカレはひどい風邪を引きました。
そして、その度にその風邪がなかなか治らず体力も落ちていきます。

ファミリードクターは数ヶ月に亘って血液検査した結果、
2型糖尿病とのことで、最初の薬のテストの結果が効いたので
そんなに心配しなくても良いが運動と食事制限を言い渡されました。

3回も引いた風邪ですが、2回は細菌性・1回はウイルス性で、
高血糖により免疫性・抵抗力が落ちている所為ですとのこと。

糖尿病は見えざる病で自覚症状があまりないようですが、
今回のように抵抗力が落ちるという形でハッキリと症状が出て
良かったと本人は言っています。

ファミリードクターのアレンジで、先月は薬剤師と食事療法師による
個人面接があり、その時指示されたのがエズメに話した血を採る話です。
針で指先から血液をとり、その時点での血糖値を測るのですが
大げさに「イタイ!イタイ!」と叫びながら楽しんで?います。
今月末には専門医の面接がアレンジされています。

薬はごく一般的に最初に処方されるもののようですが、
良く効いて血糖値はある程度コントロールされているようです。
それが証拠に先週、娘や私が風邪を引いたのに、
カレはマメに手洗いを励行したこともあってか引きませんでした。

いままで何回も減量を試みましたが、その都度リバウンドしたカレですが、
今回はユックリと減量する方針のようです。
長続きしてくれると良いのですが・・・。

これを機会に、私も甘いものを控え食事の量を減らして減量しなければ
と思ってはいるのですが・・・。なかなか難しいことですね。


写真: 近所の板塀の隙間から顔を出した蔓に花二輪。名前は?

05-11-10 (木)小雨のち曇り

サンデッキの温室化

2005-11-07 12:37:43 | 暮らし
夜来の雨が樋を落ちる音を聞きながら昨夜は寝ましたが、
今朝、窓を開けると東の空から雑木林を透して日が射しています。

きょうはベビーシッティングもないし、この機会を逃しては・・・と、
食事をすますと、二階のサンデッキの温室化を始めました。

夏の間、裏の雑木林を眺めながら食事を楽しんだデッキも
ここ一ヶ月以上使っていません。 気温の下がったこれからは、
この場所は鉢植えプラントたちの越冬場所となります。

デッキを厚さ6ミリ位のアクリルガラスで囲んでしまうのです。
これだけで外気温との差が5~6℃は上がります。

デッキの中の棚を取り付けた一角をプラスティック製の COROPLASTで
囲みます。COROPLAST とは半透明のダンボール構造になったもので、
断熱効果を期待していますが、これでさらに5℃以上上がります。
これに気は心、蛍光灯で明かりを少し補充してやります。

毎年のことで、慣れて来た所為か一時間程で仕上がりました。
これで今月末までにクリスマス・ライトの調子をチェックすれば、
外回りの越冬の準備は完了ということになります。 ホッ!


05-11-06 (日)晴れ

またまた共時性

2005-11-01 14:29:54 | 暮らし
いくつかの用事で午前中に二人でオフィス街へ出かけました。
オフィスビルをつなぐ地下街の店は飾り付けで
ハロウィーンの雰囲気をつくっています。

勤務時間だった所為で仮装して歩いている人びとの姿も
余り見かけませんでしたが、昼休みには
変装した男女が街に繰り出すのでしょうか。

オフィス街にオープンした「BOOK OFF」の前を通りかかったので
入ってみました。私は初めてです。
間口は狭いのですが、思っていたよりは奥が広く
商品もきれいにギッシリ並んでいます。

日本ではほとんど100円で買えるのでそのつもりでいたら大間違い。
$2.00 の本も沢山ありますが、 他は結構良い値段が付けてあります。

カレが選んだ1冊は「アルジャーノンに花束を」。
この本は天文/物理専門の若き友人・Dさんから聞いていた本です。
まさかバンクーバーで手に入るとは思ってもいなかったようです。
Dさんは英語で読んだのですが、これは日本語訳です。

正午には帰宅したのですが、3時過ぎになってカレはまた出掛けました。
North Vancouverのお店に欲しい洋画のビデオがあると聞いたからです。
行ってみて驚いたことに、そこに日本版「アルジャーノンに花束を」の
ビデオドラマがあったそうです。勿論譲ってもらったそうです。
これまた共時性のイタズラでしょうか。

赤い靴さんも昨日「共時性」を体験されたそうですが、
これって何なのでしょうね。滅多に考えもしない他愛ない事柄が
続けて起こるわけでフシギです。

これが霊感でもはたらいて起こるのだったら
宝くじでもと思うのですが残念ながら・・・アハハ。


05-10-31 (月)曇り時々小雨

ハロウィーン パーティ

2005-10-30 14:39:21 | 暮らし
子供たちが楽しみにしているハロウィーンが近づいています。
この頃になると、夜「バーン バーン」と
花火を打ち上げる音があちこちから聞こえてきます。

今日はエズメの日本語クラスのハロウィーン パーティです。
「お子様のコスチュームは自由ですが、楽しいパーティになるよう
出来るだけ着せてきてください」 ということです。

エズメは母親が用意してくれた魔女のコスチュームが気に入って、
それを着ておじいちゃんと喜んで出かけました。
私は下の子のベビーシッターで見にいけませんでした。

「今日はミカちゃんとオトウバンだった」と報告がありました。
みんないろいろなコスチュームで、とても楽しかったと
チョット興奮気味で帰って来ました。

05-10-29 (土)晴れ

「ウォールデン」

2005-10-21 13:59:50 | 暮らし
裏庭にある小屋は、実は地震対策の一環としてカレが建てた物です。

1995年に計画を建てて安い材料を少しずつ買い集め、
1996年の夏に着工、3日だけ大工さんに棟上を手伝ってもらい
あとは、週末にカレの叔父さんの手伝いをもらって、
夏の間に完成させました。

1995年の阪神淡路大震災で家屋倒壊の原因のひとつに、
重い瓦屋根が挙げられていましたが、その当時我が家の屋根も
同じような問題を抱えていることが分ったからです。
Columbia Tileといってセメントを材料とした瓦で、超重い瓦でした。

バンクーバー郊外の建築中の家がその瓦の重みで倒壊したという
事件があったこともあり、我が家の屋根は頭の痛い問題でした。

2階は壁が少ない構造になっているので、大きな地震がきたら
耐えられそうに無いと心配して、カレが建てた小屋です。
なにしろシロウトが建てた物ですから、どんな仕上がりになるのか
私には見当が付きませんでした。
思ったより仕上がりが良かったのでビックリしたのを覚えています。

傍で見ると粗が目立つそうですが、「夜目・遠目・傘の内・・・」
とカレは澄ましています。
壁や天井も断熱材が入っていて、内部もすごく良く出来ています。
小さい小屋ですが、母屋が壊れたら一年くらいは住めそうな気がしています。

出来上がった小屋を見て、子供たちが誰言うともなく、
「Walden」と呼び始めました。
ソローの「森の生活」("Life in the Woods" by Henry David Thoreau)
にあるウォールデン湖畔の小屋のことです。


05-10-20 (木)晴れたり曇ったり 7~14度

秋の空

2005-10-19 14:35:46 | 暮らし
変わりやすいものの例えとして「女心と秋の空」
と昔から言われていますが、近ごろの女性は自分の意見を
しっかり持って自立している人がので多いので
こんなことを云ったら怒られそうです。

しかし秋の空は今も昔も同じで、実に変わりやすいですね。

二日続いた冷たい雨も上がり、今朝はきれいな青空。
このまま小春日和が続くのかなと思いきや、天気予報を見たら
今夜から又雨とのこと。

今日のこの上天気のチャンスを逃したら大変と、
二人で裏庭に出ました。
先ず、春から出しっ放しのガーデンテーブルと8つの椅子、
それに傘の片付けです。この夏は子守りで忙しかったことも
ありますが、バーベキューもやらなかったのでこのテーブルで
食事をすることもなく終わりました。

雨にうたれて、濡れて汚れたのをきれいに拭いた後、
「WALDEN」と呼んでいる小屋の屋根裏部屋に仕舞いました。

次は、ウオールデンの屋根や桜の木の上まで這い上がった
キウイとブドウの枝の剪定です。
「埴生の宿」とうたって放ってあったので伸び放題です。
長い脚立を広げその上に乗って、剪定バサミで思いっきり
切っていきます。

「やはりキウイは全部切ってしまおう。今の体力ではこれから先
剪定をするために高いところへ登る自信がなくなったよ」
自分達の体力を考えての決断のようです。

前々から私もそう思っていたので、思い切って根元から切ることにしました。
キウイは雌雄異株で植えてから7~8年で実が付くとか。
やっと実が付くころになって切るなんてヒドイ話ですが、
余りにも勢いよくはびこるのにカレも恐れをなしたようです。
それに北国ではちょっと無理なのかもしれません。
「男心と秋の空」と呟いたかどうか・・・・。

きれいサッパリと切ってしまったら、狭い庭が少し広くなったように感じます。
気が付いたら、いつの間にか青空が消え空全体がうっすらと灰色に変わっています。
しばしの晴れ間を利用して働いたので、裏庭が少し片付いてホッとしました。

花々の片付けやツツジなどの花木や他の木々の剪定、落ち葉集めなど、
庭仕事はまだ沢山残っていますが、
こうして少しづつ冬ごもりの支度をしています。


05-10-18 (火)晴れのち曇り 7~14度

老時計

2005-10-18 16:15:13 | 暮らし
数日前から台所で、「ジジジ・・・」と変な音がしています。
しかし、部屋中に小さく流れている音楽でかき消されてしまい、
気にもなりませんし、また良く注意しないとわかりません。

今朝台所に入って、ダイニングキッチンの壁に掛かっている
時計を見たら時間が変なのです。
続き部屋のファミリールームの時計と時間が全然違います。

時計の側に行ってよくみたら、完全に止まっていました。
変な音はこの時計の息切れ寸前の悲しい叫びだったようです。
そして、とうとう息切れしてしまったのです。
そんなこととは夢にも知らず・・・・ヒドイ私です。
この時計のことはブログの6月1日に書きましたので、
よろしかったらご参照下さい。
「グワッ、グワッ、グワッ・・・・」
という蛙の鳴き声と間違えるような音をたてる電動時計でした。

36年近く前、初めてバンクーバーに移住して来たとき
義母が一番初めに買った我が家の時計第一号でした。
その時のことなどいろいろ思い出して、
懐かしさで胸がいっぱいになります。

この時計と同じように元気にしていたら、今ごろ義母は95才くらい。
今は90才台の方々が元気で活躍しておられる時代です。
ガンという恐ろしい病気をしていなければ・・・
などとつい愚痴りたくもなります。

取り外して新しい時計と交換することになりますが、
電源差込からコードでつながっている代物ですから、
下の方に付いている差込を外さなければなりません。

その差込は、時計の下に置いてある食器棚の真後ろにあります。
しかし食器棚は地震対策の留め金でしっかり留めてあるので、
それを外さなければ差込は抜けません。

35年半もの長い間、ファミリークロックとして
引越しと停電の時以外ずーっと正確に動きつづけ、
台所で私たちを見守ってくれたこの古時計です。

「長い間、本当にありがとう!」

05-10-17 (月)小雨

地震

2005-10-17 15:31:09 | 暮らし
今月8日、マグニチュード7.6 の巨大な地震により
壊滅的被害を受けた「パキスタン北部地震」の被災地で
昨日、地震発生から8日振りに子供が救出されたという
明るいニュースがありました。

がれきの下から救出されたということですが、
食べ物も飲み物もない中、良く生き長らえたと
胸が熱くなります。
そして人間の生命力の強さにただ驚くばかりです。

日本では大小様々な地震が報道されていますが、
ここバンクーバーでは、「アレッ?ヒョットして地震かしら」
と思ったのは、今までに2~3回しかありません。

しかし、地質学者の調査でバンクーバー島の沖合いには
活断層があって、何時大きな地震が起きてもおかしくないと
市の刊行物や新聞などでたえず警告されています。

なかでも市役所や電力会社など大きな組織では職員に対し
避難訓練や地震対策の指導などを行っているようです。

こちらのほとんどの人たちは、地震の恐さを知らないので
地震対策をしている人は少ないのではないでしょうか。

地震対策として飲料水を確保して置くようにいわれているので、
カレが市の災害課に聞きに行ったら、ペットボトルなどに
水道水を入れ、1リットルにつき漂白用ブリーチを1滴の割合で
垂らして冷暗所に置いておけば細菌の発生を防ぎ、
一年間使えると言われたそうです。

災害が起こったら水道の供給が止まるという事は知っていましたが、
その理由は、電力が止まって水圧を掛けられないからだとは
知りませんでした。

そのためカレは、いくつものWater Packや4Lのペットボトルを
利用して毎年秋口に水を詰め替え、庭の片隅に置いています。
今年も9月初めに娘の手伝いをもらって水の交換をしました。

娘もこのことには大賛成で、
「水の入れ替えの時は手伝うから声をかけてね」
といいます。いざと言う時は自分達もこの水の世話に
なるかも知れないと思っているようです。

日本の給湯設備は、使う都度沸かす瞬間湯沸しが多いようですが、
カナダの家庭用給湯設備は、熱湯を100Lから150Lほどのタンクに
常時蓄えています。ですからイザという時には、このお湯も
生活用水として利用できるわけです。

でも地震でタンクが引っくり返ったらどうなるのかしら?


05-10-16 (日)雨