理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

ピッキング その2

2010-11-15 23:08:08 | お題
昨日の続きです。お題の記事中で「更衣室のロッカーに入れておいた財布が盗まれたのに会社は対応してくれない」とあるけど、そりゃそうだろう、残念だけどね(´Д⊂)

会社としては被害者以外の全員を疑わねばならなくなるけど、持ち物検査なんてやったら今の時代「プライバシーの侵害だ」と他の大多数の従業員からブーイングが起きるし、第一、会社という一私人にそんな権限はないからな。

かといって「権限のある」警察を呼んで全員を調べるってのも会社としては嫌なことだろう。かくして、こういった事件でほとんどの場合「貴重品の管理は個人でしっかりしましょう」と文書を出すくらいしかしません。

さて、「ピッキング」=鍵開け という図式が成り立っているけど、本当はピッキングと言うのは「鍵開け」のテクニックの一つに過ぎません。他にも鍵を開ける技術というのはあります。ただ、他の方法に比べて解錠が早く、目立ちにくいので横行していると思われます。

ピッキングツール(特殊開錠用具)も一部で市販されていましたが所持禁止の法律が出来たことにより鍵屋さん以外の所持が禁止になりました。

ただね、鍵って身近なものを使って結構簡単に開いちゃうんだよ・・・さすがに玄関の鍵とかは簡単には開かないけど、南京錠や事務机、ロッカーの鍵のような大量生産、安価、汎用性が高い鍵ってのは構造が簡単だから、鍵の知識とちょっとした手先の器用さがあれば「えっ、これで開くの!?」ってくらい簡単に開けられちゃいます。

さすがに、職場で他人の机やロッカーをカチャカチャしてたら怪しさ全開なので被害にはあわんでしょう。だから冒頭の被害者も面倒臭がらずに鍵をかけておけば被害にあわずに済んだのにねぇ。

というわけで、物置とかあまり目立たないところの鍵もちょっと考えてみましょう。他に防犯装置をつけるとか鍵屋さんに相談して開けられにくいものに交換するとか、世知辛い世の中ですが今はとにかく自衛するしかありませんな。

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