たのしく くらそう

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無理がある大牟田動物園の動物福祉

2023年07月03日 | 動物園


SNSやホームページでの素晴らしい発進で期待した大牟田動物園ですが、飼育動物の種類や数はかなり少なく、飼育施設も小さく古い物が多く、動物福祉を伝える動物園 というコンセプトとにはほど遠い園でした。 市立の動物園ですので予算規模が小さいと思うのですが同じくらいは帯広かなと思ったのですが市の人口は大牟田は帯広の2/3でした。 動物福祉に走り過ぎて、大切な物を見失っていると思った次第です。

入園すると飼育員さんの手作りと思われる表示がたくさん。
動物園によっては手作りなし、全て外注の園もあります。 飼育以外の仕事を増やさないそうです。 やっていることの紹介ですが、自己満足にならないといいですね。 やっていることは 日本中どこの動物園でやっている飼育方法です。 他園では、紹介すること少なく 見学者が見て すごい なるほどと思ってもらえれば良い感じです。




大牟田動物園のホームページを見ると スタッフの写真・名前入りの自己紹介があります。 個人情報的にいかがなものでしょうか?



外注の表示ももちろんあります。見事な紹介。
ゲージはどこも狭め。 

ツキノワグマのゲージでは、かなり狭いです。 民間ではあるかなこの大きさ。バックヤードと自由にしても沖縄こども国の数分の1の体積だと思います。


触れない! ふれあいではなく見学会のようです。


動物園の目的の1つに教育。 触ると あたたかい ドクドクしている 慎三が動いている などなど タオルといっしょで膝の上はけっこうありますね。 残念ながら今日はやっていなかったのでどのように出しているかわかりませんが、 一番触れるのは 平川動物園。 この後、行きますが差を感じるな。触らないことが福祉なら、出さなくてもいいと思う。 ウサギも含めてふれあいの生き物は慣れるために飼育員さんが小さい頃から膝にのせて触ってあげたりするそうです。 触ることでこどもは感じて、好きなるので残念です。

一番気合いの入ったモルモット

うさぎさんいません 外から見える場所にもいません 飼育数が少ないのだろうと思います。
うさぎさんという鳥小屋ですね。 混合飼育だと思いますが 地面をみるとうさぎ向きではないですね。 施設も古いです。

凝り過ぎの代表はこれ 狭い中に沢山作り込んでいるので 何がなんだか分かりませんでした。


説明つきもありました。  この程度のエンリッチメントは、どこでもやっていますね。

どうしても動物福祉となると 飼育員さん全面に出てしまいます。


↓これは牧草地です

実際の飼育場はこんな感じ。草の生えている面積はこっちの方が広いのでご馳走を作っているのですね。


多くの動物園で開いてしまった飼育場で草を育てています。大牟田も。 カンガルーは、入っていないので独自にやっているのかな。

あちこちに事務所の電話番号があります。
リスザルはとっても広い飼育場ですが、飼育数が少ないので一部に固まっていました。

同様にバードゲージも大きく期待するのですが 飛ぶ鳥はいません
クジャクさんがいました。 ちょっと飛んで屋根に乗っていました。
飼育動物少なさがこのへんに現れています。


多分 昔はゾウ舎かな。 今はカピバラさん。 モートがあるけど脱走するのかな柵があるので。

唯一の大型動物 キリンさん。 こんにちは ここだけ 他の動物園の同じ感じでした。 レッサーパンダさんも他園と同一レベルかな。 

鶴と亀がいっしょ 鶴さん住み心地はどうですか?

というわけで この規模で小さなゲージ・飼育場で福祉を追求しすぎると動物園に行く楽しさがどんどんなくなってしまうと思いました。 






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