ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

非日常な空間で FARCRY BREWING(その4)

2021-11-29 23:05:00 | ビール紀行家の自己紹介
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


次に頂いたのはALI WEISS。

     

     

白麹を使った白ビールとのこと。抑え目の爽やかなフェノール香。モルトの旨味は控え目で、香りに寄り添う心地よい酸味。旨い!抑えめのフェノール香とそれに調和する心地よい酸味が特徴のヴァイツェンです。

     

食事のメニューです。4つに絞られたメニューが潔い。多国籍なメニューです。プルドポークを選択しました。

     

     

「プルドポーク」が到着。フレンチフライ、グリルサラダ、キャロットラペ、パンがワンプレートに盛られている一皿です。野菜がしっかり摂れるのが嬉しい。野菜はかなりお酢とマスタードが効いています。豚肉の塊は想像以上の大きさ。味付けも濃すぎず、程よい。まるでトロトロの角煮です。

     

     

続いては2nd FSB。紅茶やイチゴ系のモルトの香りとホップの香り。かつ地味ながらホッピー。モルトの旨味はしっかり目で、心地よく長く持続するイギリス系のホップの苦みが効く。旨い!紅茶やイチゴ系のモルトの香りが特徴の、ボディーしっかり目のイングリッシュ・ペールエールです。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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あああ
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非日常な空間で FARCRY BREWING(その3)

2021-11-25 17:47:43 | ビール紀行(関東)
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


それではまずはビールを頂きましょう。

     

ビールや料理の注文はこちらのカウンターで行う、セルフサービスです。

     

     

この日のビールの種類は5種類。うちケグ出しが3種に、瓶でケグと重複していない瓶ビールが2種類です。気に入ったら持ち帰れますね。ラインナップを見ると米麹を使ったビールばかり。あの有名ブルワーの個性が満載です。

     

こちらがビールサーバーです。タップのレバーが鹿?の角で、ワイルドな感じ。この手のサーバーは上勝のRISE & WIN 以来かな。

     

     

最初はFARCRY LAGERを頂きます。ややシトラス系のホップの香りと爽やかなエステル香。モルトの旨味はややしっかり目で、ラガーらしく綺麗にキレる。ホップの苦味が心地よく響く。旨い。爽やかなホップの香りと、ラガーにしてはエステル香が豊かな、ライトラガーです。

     

ところでこちらの専用グラス、実はかなり個性的なのです。口当たりの部分の厚みが場所によって違いがあります。スタッフの方によると、これは味わいを考えた上で計算済みの仕掛けで、厚みが違うことにより場所によって味わいが異なるのを楽しめるそうです。こんな仕掛けは初めてです。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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非日常な空間で FARCRY BREWING(その2)

2021-11-21 16:47:04 | ビール紀行(関東)
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


醸造所に到着したものの、シャッターが閉まっていて、開いていない様子。

     

     

     

よく見ると、建物の端に階段があり、そこに看板が出ています。「BREWERY CAFE」の文字を確認。入口はこの階段を上がったところにあるようです。開いてて良かった。

     

     

     

入口から中に入ると、こんな空間が待ってました。キャンプ系の服や履物などの販売店舗となっていました。これまでの醸造所訪問には無かった展開。

     

     

中央に進むと大きな吹き抜けの空間になっていて、1階のフロアを見渡すことができる仕組み。この構図、映えます。

     

     

     

1階へ降りてみましょう。1階はカフェのスペースとなっていて、芸術的な雰囲気の素敵な空間。一般的なテーブル席以外に、ゆったり座れるソファーもあり、時間を忘れて落ち着けそうです。

     

     

肝心の醸造所はこちらのガラス扉から小さく確認できます。

それではこの非日常的な空間でビールを頂きましょう。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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非日常な空間で FARCRY BREWING(その1)

2021-11-18 18:26:20 | ビール紀行(関東)
今回からは群馬県桐生市の「FARCRY BREWING」へのビール紀行をお送りします。FARCRY BREWINGは今年1月に誕生した新規醸造所。反射炉ビアの元ブルワーだったあの方が監修されているようでしたので、どんな感じに仕上がっているのか気になり、現地に行ってみることにしました。事前に把握していることは、HP情報で感じのいい店舗というくらい。事前情報なしでのビール紀行もいいかもしれません。醸造所には併設のカフェがあり、ビールと料理が頂けそうです。醸造所へのアクセスですが、JR桐生駅より徒歩約15分。地方の醸造所の場合、主要駅から歩いて行けるのは有難いです。

     

     

JR両毛線で桐生駅に到着。関東でも都心から結構時間がかかるので、結構気合が要ります。

     

     

JR桐生駅からは徒歩で醸造所を目指します。道も簡単、駅に近い通りに出て、まっすぐ進むだけ。

     

     

     

商店街をひたすら進むこと約10分。右手にそれらしい建物が見えてきました。

     

     

到着です。ちょっと自信が無かったのですが、1階部分の窓に醸造設備が見えているので大丈夫です。到着したのはいいのですが、シャッターが閉まっています。もしかしてやっていない?久しぶりに私はやってしまったのでしょうか。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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山形の食文化×ビール 長井ブルワリークラフトマン(最終回)

2021-11-11 19:22:34 | ビール紀行(東北)
前回の「長井ブルワリークラフトマン」の続きです。


売店でビールを購入し、試飲させていただきます。

     

     

最初は「ひょう」。野草の「ひょう」を使用したビールとのこと。厚みのあるホップの香りとやや重厚感のあるモルトの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味が心地よく効く。ほんのり酸味は「ひょう」由来でしょうか。旨い!厚みのあるホップとモルトの香りが特徴のペールエールです。

     

2杯目は醸造設備が見える場所で。

     

     

こちらは「きなこ」。きなこのような、ほんのり粉っぽい香りとモルトの香り。モルトの旨味はややしっかり目で、強めの酸味が引き締める。きなこのような独特の香りと強めの酸味がアクセントのペールエールです。熟成で赤みがかってます。

     

     

限定品の「山椒ホワイトエール」です。山椒とモルトの香りが入り混じる。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味は控え目。穏やかな山椒の香りのフィニッシュ。旨い。穏やかな山椒の香りが特徴のペールエールです。こちらも熟成で赤みがかっています。

今回はこれにて終了。こちらのビール、かなり個性的で地元ならではの食材を使用。しかしながら、その食材はビールの味わいの中では強烈に主張せず、ビールに寄り添う感じです。地元山形の食材を大事にされている気持ちが伝わってくるビールです。



長井ブルワリークラフトマン
山形県長井市泉677-11
TEL:0238-87-1600

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山形の食文化×ビール 長井ブルワリークラフトマン(その2)

2021-11-08 17:40:20 | ビール紀行(東北)
前回の「長井ブルワリークラフトマン」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

格式を感じさせる硬派な建物です。のれんが「和」を主張しています。

     

建物のガラス越しに、醸造設備を確認できます。

     

     

醸造所併設の売店の様子。こちらの内装、結構こだわっています。お茶屋さんのような和に徹した雰囲気。奥の扉が素敵です。

     

こちらのディスプレイにビールの種類と使用されている副原料が展示されています。野草の「ひょう」や春野菜の「くきたち菜」などが展示されているのですが、山形県外の身なので、さっぱり見当がつきません。

     

ディスプレイにあったグラウラーです。質実剛健な印象の、これまた和を感じるデザインです。

     

     

瓶ビールが並ぶ冷蔵庫です。この日は4種類ありました。こちらのビールを購入し、ここで試飲させていただきます。

(続く)



長井ブルワリークラフトマン
山形県長井市泉677-11
TEL:0238-87-1600

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山形の食文化×ビール 長井ブルワリークラフトマン(その1)

2021-11-06 17:54:47 | ビール紀行(東北)
近年の醸造所新設ラッシュの中で、醸造所が少なかった山形県に新規醸造所が増えてきました。その中で気になったのが、山形県長井市の「長井ブルワリークラフトマン」。こちらは山形の食材の野草の「ひょう」や春野菜の「くきたち菜」などを副原料としたビール造りをされていて、非常に個性的です。そもそも、「ひょう」や「くきたち菜」を食べたことがないので、そのお味は全く想像ができず、これは行って飲んでみたいと思い、ビール紀行してきました。醸造所へのアクセスですが、山形鉄道フラワー長井線の時庭駅より、徒歩約15分。鉄道の時間が合えば、アクセスしやすい醸造所です。醸造所にはタップルームはありませんが、瓶ビールの直売所があります。

     

     

山形鉄道フラワー長井線で時庭駅に到着。鉄道ファンにはたまらない路線です。

     

駅のホームから眺めるこの路線ののどかな風景、超癒されます。

     

     

時庭駅は無人駅。駅前は住宅があるだけです。ここから徒歩で醸造所を目指します。

     

     

     

駅から醸造所のある国道287号線を目指します。国道に合流したら、あともう少し。

     

     

左手に醸造所らしき建物が見てきました。「クラフトビール」の幟を確認。醸造所に到着です。

(続く)



長井ブルワリークラフトマン
山形県長井市泉677-11
TEL:0238-87-1600

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この地で醸造復活! 牛久シャトービール(最終回)

2021-11-03 16:43:21 | ビール紀行(関東)
前回の「牛久シャトービール」の続きです。


コースのメインの「常陸の輝き 柔らかロースのスモークグリル」が到着。

     

     

この日はジンジャーソースによる味付け。確かにスモーキー。ジンジャーソース、ピリッとした香りに甘い味付けで、お肉の脂身も全然気にならない相性です。しっかりしたお肉の脂身を堪能する美味しい一皿。付け合わせの野菜も多く素敵です。

     

     

そしてミュンヘナー・ヘレス3杯目。今度はラガーらしいキレをしっかり感じる爽やかな印象。本来のヘレスらしい味わいです。

     

最後はデザート、「茨城県産梨のコンポート バニラとレモン風味」。この日はパンナコッタ仕上げだそうです。梨のコンポート、かなり爽やかな仕上げで美味しい。パンナコッタとの相性も良し。

今回はこれにて終了。今回はミュンヘナー・ヘレス1種類しかありませんでしたが、まずは復活を喜びたいです。この後、メルツェンのリリースも予定されているそうで、ドイツラガー街道を突き進められるようです。また種類が増えた頃に、再訪したいと思います。



牛久シャトー
茨城県牛久市中央3-20-1
TEL: 029-873-3151

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