4月に購入した「ぐるっとパス」で 久しぶりに旧岩崎邸庭園に行ってきました。
2020年12月末から緊急事態宣言下でずっと臨時休園していたのですが 2021年6月4日から再開しいます。
前回来たときは洋館外壁修復工事中で覆いに囲われていたのが 終了して 美しい洋館全貌が見られるようになりました。
一方、現在は芝庭が復元工事中で完成は2022年1月下旬を予定とのこと。
重要文化財の建築を維持するのは大変なのだなぁ、と 感謝しつつの見学です。
旧岩崎邸庭園は明治29(1896)年に岩崎彌太郎の長男で三菱第三代社長の久彌の本邸として作られました。往時は約1万5000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室・和館大広間の3棟です。
洋館 ジョサイア・コンドルの設計。
(↑ 以上 外観は2021年6月撮影)
※ 館内の写真撮影は土日祝日は撮影禁止、平日は建物のみの写真(人物を入れない、三脚不可)はOKだそうです。
玄関
邸内細部にジャコビアン様式の意匠
1階婦人客室天井はシルクの日本刺繍の布張り。
2階婦人客室
(以下、現在庭園修復工事中のため 2018年4月撮影分)
庭から洋館を眺める
ジョサイア・コンドル設計の撞球室(ビリヤード場)
ジャコビアン様式の洋館とは異なり、当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造り。
和館
完成当時は書坪550坪に及び、洋館を遥かにしのぐ規模を誇っていましたが、現在は冠婚葬祭などに使われた大広間の1棟だけが残っています。
洋館、撞球室、和館(大広間)ともに 国の重要文化財。
和館にはお茶室があって休憩ができます♪
美しい洋館で… 少しだけ旅行した気分を味わえました
重要文化財 旧岩崎邸庭園
東京都台東区池之端一丁目
※入園に際しては 公式サイトをご確認ください