とりあえず、超久々にプロレス観戦記録をアップ。
ウィキペディアによれば、全所属選手が生え抜きの形で(正式)旗揚げするのは、日本プロレス史上3例目になるらしい東京女子プロレス。
秋葉原やら渋谷でマットプロレスイベントなどをやったり、NOZOMI選手が所属したいた時期もあったのですが、8月のDDT両国大会でリングでも試合をしていたりするのですが、それはまあ、ともかく、旗揚げというのはめでたいということで。
こういう形での船出となったことで、この先、他の団体以上に試練が待ち受けているのは明白なのでしょうが、それはともかくとして、生暖かく(おい)見守っていきたいですね。
☆LIVE部門
その1 DPG
DDTの流れの中にあっては、福田洋がいつの間にか加入したことで、すっかりおなじみになってしまったDPG。
パフォーマンス集団としては、そこそこ。
この先、メジャーシーンまで駆け上がることができるか、と云われると未知数な部分が多いけど、DDTグループの新ブランド立ち上げという重要なイベント、かつアイドルファンとプロレスファンが入り混じった微妙な雰囲気の会場を、しっかり暖めたのは、評価されて良いと思います。
その2 寺嶋由芙
下の名前は「ゆふ」さんだそうです。
ワセダの4年生でアイドルだそうですよ、まあ、素敵なインテリですよ、おとーさん。
ゆ●キャラ大好き(一応、登録商標なので伏字にしました)で、●るドルとして売り出しているらしいですよ。ネーミングとして微妙なのはさておき。
まあ、見事にアイドルアイドルしているというか、80年代の香りをトレースしてますね。と、辛口に書きつつも、今回のLIVE組の中で一番興味を抱いたのは彼女なんですがね。
これでも私は、かつてささやかながらキャラクターグッズで商売をさせていただいたことがある身ですし、キャラクターに対しても一家言あるのですよ。
一度、じっくりキャラクターの存在意義や、キャラクターと日本人の精神性についてや、何よりもビジネスモデルとその構築のあり方について、語り合ってみたいなあ、という気がしています。
その3 hy4_ _4yh
はいぱーよーよーと読むらしいです。これで。
なんだかよくわからんけど、相当にレベルの高いことをやってのけているのは確か。
おじさんには、こう表現するのが限界なのだよ。
日本よりもヨーロッパ方面で受けそうな感じのユニット。
そういや、以前、アイスリボンとも絡んでいたな。
☆プロレス部門
第1試合 ○マシンガン娘vs.×元ステフ ※逆エビ固め
記念すべき第1試合ですが、正直、客前でやるにはしんどい内容の試合。
マシンガン(もちろん、模造銃)持参で入場したKANNA選手に関しては、思い切って乱射しながら入場して、コール時は、もろカール・アンダーソンをやってみるとかすればよろしいのではないか、と。なんせ向こうはエアですけど、こっちはリアルでぶっ放すぞ~みたいな。それでぶっ放しながら、それこそレザー・フェイスばりに客を追い掛け回しながら入場してみるのも面白いかも(須山さんにあとで叱られるのもコミで)。
本当の本当にデビュー戦となった高田あゆみは、現状のルックスを生かしつつ、技術の習得に励むという路線ということでOK?!
第2試合 ○Kカップ&ユカリリのユカvs.浦&×芸人 ※ボインメーカー→パイフライフロー
旗揚げ直前にデビューが決まるや、あっという間にエース候補に躍り出て、東スポの紙面にも登場した、うわさのKカップ新人のの子のデビュー戦。
完全に持ってっちゃいましたね。
基本ダウナー系のキャラクターが多い、東京女子プロレスにあっては、いかにもないかがわしさというか、毒々しさがある一方で、比較的快活なキャラで、客あしらいも上手そうだし、一気に「のの子エース路線」の目まででてきてしまいました。
まだまだ色々と難があれど、DPGにダンスを教えたりしているくらいですから、あの体型の割に身体能力が高そうなので、本気で先々楽しみにしても良いかも知れません。
つうわけで、中島はもうちょいがんばれ、坂崎はとりあえず、もう少し首を太くしてくれ。試合中、折れるんじゃないか、と、割とマジで心配してます。
メインイベント ○山下vs.×木場 ※バズソーキック
ここまでソフトな感じの試合が続いてきたものの、メインで空気は一変。
あまりにハードヒットな展開に客席がざわめきました。
最後も顔面への蹴りからのフォールという、やや衝撃的なフィニッシュに。
ここまでソフトなプロレス(?)を見てきた、どちらかといえば、アイドルオタクが多数派だったと思われる客席からは、終盤戦の鈍い打撃音連発にどよめきが出ておりました。
(追記)総括。
プロレスの興行としては、それも旗揚げ戦としては、異質な流れのイベントでした。
それはそうとして、やはり現時点ではエースは山下ということになるのでしょうけど、三人娘が三人とも基本的にダウナー系のキャラクターというのも、すごいっちゃすごい話。
それにしても、だ、山下のマイクからはサバイバル飛田氏と似た匂いがするなあ、これはこれで「山下劇場」ということにしていけば、団体のひとつの売りにはなるかも知れませんね。
そして、2014年の少なくとも上半期は、山下vsのの子が中心軸に据えられるということでよろしいのでしょうかね?
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