悪貨が良貨を駆逐したのか？

　今日は、ちょいと秋葉原に寄ってきたんですよ。
　でまあ、軽く食事でもと、とある上海料理の店へ。

　業態、変わっとるやん！

　居酒屋、それもビミョウに安っぽい感じのノリになっていて、大ショック。

　今度の目玉らしい１０円つまみもマズくはないし……
　けどねえ……
　一応、本格派で売っていた店がねえ……

　ちょっといたたまれなくなって、涙が出そうになってしまいましたよ。
　なんつーか、方向性はどうあれ、意欲のある店を育てられないアキバっていうのは、一体、どうなっちゃったんでしょうか？
　ま、ちょっと夜は、アキバ的価値観で測ると単価高めだったのも事実ですが。

　みんなお手軽なものにばかり目がいってしまうのでしょうか？

　あ、点在するドネルケバブ屋が悪いってわけじゃないっすよ。
　あの人たちとあの食い物は、異国で生き抜くため、アキバの地に「文化」として根付いたわけですから。

　そうか、つまり真のアキバ系というのは、腰を据えて、美酒美食を堪能しようという考えが、あまりないわけか。
　そうだよな、３０００円４０００円あれば、かわいいメイドさんの居る店に行くもんな。
　最近は、本格派で売る店も出てきたみたいだし（これはこれでよい）。

　なんか、「悪貨が良貨を駆逐された」様をまざまざと見せられたようで……。

　また行くつもり。
　今度は予約でも入れてやろうか。

　しかし、哀し過ぎるな。
　
　しょうがないので、和泉橋きわの喫茶店のケーキセットで口直し（ついでに店のネコと戯れ）しましたよ。
　さすがに老けたな＞ネコ