「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

2023日本生命交流戦をセ・リーグ目線で展望してみる(1)

2023-05-28 22:14:49 | NPB

 今年もそんな季節がやってきました。
 というわけで、誰に頼まれたわけでもなく、まずは日程から――

  5/30       ~       6/18
燕 歪歪歪毛毛毛―咀咀咀斃斃斃―鷹鷹鷹檻檻檻
☆ 毛毛毛猫猫猫予病病病凶凶凶―公公公鴎鴎鴎
虎 斃斃斃鴎鴎鴎予烙烙烙歪歪歪―檻檻檻鷹鷹鷹
虚 咀咀咀公公公―凶凶凶病病病―猫猫猫毛毛毛
鯉 凶凶凶鷹鷹鷹―歪歪歪咀咀咀予毛毛毛猫猫猫
竜 病病病檻檻檻―大斃斃烙烙烙―鴎鴎鴎公公公

球団名蔑称はホームゲーム、球場名蔑称はビジターゲーム。
凡例 凶=凶セラド 病=病ド 斃=斃牢哭ド 大=県営大宮 烙=烙天モバパー 咀=咀々魔鱗 歪=歪主恨フィ

 続いて、パ・リーグ各チームの現状やら何やらを分析してみる(特例抹消の可能性も考慮して、人数多めにしてます)。


予想される先発ローテーション
山下→田嶋→山本(コットン)→山岡→山﨑福→宮城
主な勝ちパターン継投
比嘉、ワゲスパック、漆原、村西、山崎颯、阿部、宇田川、小木田、近藤、本田のうちの何人か→(平野佳)
注意しておきたい選手
山下=パ・リーグは、また新たな怪物を生み出してしまったらしい
茶野=育成4位で入ってきたルーキー

寸評
 昨年の日本一。シリーズでは「戦いは数だ」と言わんばかりに、特にブルペン陣の物量作戦で半ば無理やり相手をねじ切った感じ。
 目下、投打ともに調子が上がらず。とはいえ、誰かが抜けても、取り敢えず応急措置できるくらいの頭数は揃っているので、なんだかんだで上位戦線に食い込んでいるあたり、なかなかしぶとい。ただ、ゴンザレスまで抜けてしまったので、打撃戦に持ち込まれるといかにも苦しそう。



予想される先発ローテーション
大関→和田→ガンケル(森)→東浜→石川→藤井
主な勝ちパターン継投
津森、田浦、松本裕、嘉弥真、板東、大津、(甲斐野)、(高橋礼)のうちの何人か→モイネロ→オスナ
注意しておきたい選手
柳町=経歴的には超エリート

寸評
 見事なまでに世代交代に苦しんでいる感じ。しかも事実上、デスパイネ、グラシアルをリリースしてまで獲得したメジャーリーガーのうち、野手2人が殆ど役に立っていないのが、苦しい。それでも、首位争いしているのが、このチームの恐ろしさなわけだが。さすが、極悪レベルの補強をしただけのことはある。
 少なくとも一昨年、去年よりは、手ごわい相手にはなっていると思う。


予想される先発ローテーション
エンス(隅田)→今井→隅田(エンス)→松本→高橋光成→平良
主な勝ちパターン継投
増田、平井、佐藤隼、森脇、青山、ティノコのうちの何人か

寸評
 源田がWBCでの負傷により離脱中。ついでに4番打者も諸々あって離脱中(なんならことと次第によっては――)。
 それでも中村がよみがえり、マキノンがなんのかんので打ってるし、投手陣も以前に比べれば可燃性が低くなってきているので、噛み合ってくればAクラス争いはするんだろうけど、なんとも苦しい。
 ただ、何かの弾みで打撃戦になると、互いに無事では済まなそう。

 


予想される先発ローテーション
田中将(松井友or則本)→早川→瀧中→藤平→松井友(岸)→荘司(則本)
主な勝ちパターン継投
内、鈴木翔、宮森、酒居、安樂、西口、宋のうちの何人か→松井裕
注意すべき選手
宮森=昨年、ひそかに支配下登録されて、ひそかに無失点記録を続けていた人

寸評
 まるで、ミスターの時代のどっかの球団みたいな事態に陥ってるな、このチーム。
 田中将と岸の離脱が長引くと、派手にヤバいことになる。ローテーションも組み直してきそう。
 さすがに主力野手全員が不振なままで終わるとは思えないので、帳尻は合わせてくるのだろうが……。

 


予想される先発ローテーション
西野→小島→メルセデス(美馬)→廣畑(メルセデスor美馬)→種市→佐々木朗
主な勝ちパターン継投
岩下、東妻、西村、坂本、ペルドモのうちの2人くらい→澤村→益田
注意すべき選手
茶谷=ソフトバンクでくすぶっていたはずなのに……
種市=ジェネリック千賀
友杉=足が結構速いルーキー

寸評
 目下、リーグ首位。
 前年比で、投手陣も野手陣も安定したから、ということなんでしょうね。
 交流戦では、ローテーション組み直しがありそう。とにかく、投手戦に持ち込んでいくのがベターだろう。



予想される先発ローテーション
伊藤(上原or鈴木)→上沢(杉浦or鈴木)→加藤貴(鈴木)→北山(鈴木)→メネズ(鈴木or矢澤)
主な勝ちパターン継投
玉井、河野、池田、宮西、ロドリゲスのうちからまともに投げられそうな人→田中正
注意すべき選手
アルカンタラ=ジェネリック杉谷
矢澤=取り敢えず二刀流が出来そうなルーキー

 オフも補強どころ補充すら怪しかった上に、開幕以降も投手野手ともに負傷離脱者続出、鈴木を中5日で回して常にスライドを続ける変則ローテーションを始めてるし、スタメンには打率1割台の選手が並ぶ始末で、勝敗以前にプロ球団としてのレベルを維持できるのかどうかというレベルなのにも関わらず、最下位から何とか抜け出している状態。この時点で奇跡に近い。
 基本的に打てない、守れないので、普通に勝ち越せないと正直、レギュラーシーズンの闘いも厳しくなると思う。

 

全体的な傾向予測

 リーグ間の闘いになると、過去2年同様、セ・リーグがちょっと有利な感じはする。
 東京の2チームの移動が比較的ラクな分(特に燕)というのが、実に安直な理由。
 とはいえ、コロナの制限が徐々に解除されていることで、パ・リーグ各球団のスコアラーも動きやすくなっていることや、遠征先でのトレーニングもやりやすくなることで、差が埋まってくるのではないか、と。