「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

大日本で癒されました?

2009-09-29 06:50:00 | 日常生活
 昨夜は癒されに大日本プロレス@後楽園ホールに行ってきました。
 ここのところ、アイスリボンの自称エースさんの試合に毒されていたものですから、解毒しようか、と(笑)。

 その割には、ちょっと疲れてます。

 ちょっとボリュームアップな7試合で約2時間半。
 高岡のBJWデスマッチヘビー級選手権への前哨戦というよりは、実験的要素の強い興行になりましたね。
 南側のイス席をオレンジ・ベンチ3000としており、一律3150円(前売)で販売していたこともあり購入。
 B列に座りましたが、昔、全日本プロレスで6000円で座った席だったんですけどね……。
 現在の経済状況を考えれば、普通は北側のヒナ壇にお客を入れたいものなのですが、うーむ、意図がよく読めない(笑)。ま、3150円で実質5列目なら文句は無いか。ただ、端の方だったから、むしろ首が疲れました。
 前の席が必ずしも良席ではないのですが、やっぱり少しでもリングに近い席に座りたいというのが、ファン心理。
 北側云々というのは、カンの良い人なら分かると思いますけど、テレビカメラが入っているときの見栄えの問題なんですよね。北側がみっちりと入っていれば、映像を通してみる分には、お客さんが入っているように(それも高めの席に)見えますから、地方のプロモーターも「ちょっと考えてみようか」って気になるでしょ?
 あ、これは、あくまで個人的な見解ですよ、念のため。

 前半4試合がちょっと濃すぎたかも。

 第1試合は、初参戦の高岩が河上をデスバレーでピン。ゼロワンMAX退団後は、大日本の道場を練習拠点にしているそうで、今後もセミレギュラー参戦してくるのでしょうか?

 第2試合は、だいたいいつもの面子に、これまた初参戦の菊タローが加わっての一戦。
 相方が居なくなって実は微妙な情勢になっているっぽい菊タロー選手にとっては、あらたな獲物探しの旅に出ているといった趣か?
 大日本は小鹿社長筆頭にデスマッチドラゴンとか、WXさんとか、弁慶さんとか、イジり甲斐あると思うんだけどな。
 え、菊タロー選手の身がもたない?
 
 第3試合、メンズワールドにしては珍しく登場人数も少なく、比較的シリアスというか重めの技中心の展開。大橋選手の場合、小柄軽量の割に正攻法型なので、なかなか噛み合う相手がいないのがツラいところか?

 とにかく、休憩前第4試合がとんでもないテンション。何がどうしてどうやって、そんなバトラーツテイストの試合になってしまったのか?
 9割方、打撃技で、とにかく殴るわ蹴るわ、アンタら一体、何があったのか?!というくらいの展開。
 最後は、実は大日本で一番のキ●●イという説もある一橋大卒の石川(晋)が、星野をエルボーでタコ殴りにして3カウント。
 これで元を取ってしまった感じ。

 ほとんど出オチの休憩明け。
 ドレスアップストリートファイトと謳ったのは良いけど、言いだしっぺと思われる045邪猿気違’sの二人は、悩んで悩みすぎたのか、とんでもない方向に。
 葛西はウサギ、沼澤はパンダの着ぐるみで登場。それ、もはやドレスアップとかじゃないし(苦笑)。
 045邪猿気違’sの二人は、蕨の某団体進出でも狙っているんですか?
 
 ハッピ姿の伊東、WX、どっかの団体で見たような大仏姿のアブ小、UWFのテーマに乗って田村潔司スタイルで登場した竹田と並ぶと、恐ろしくシュールな光景。
 一般的に選手寿命が短いハードコア&デスマッチ志向の選手の、今後を考える上での実験なんでしょうけど、凶器が飛び交うルールの割には笑いonlyという、かつてない凄まじい展開に。
 
 観客を精神的に破壊するのは、某団体の自称エースさんだけで十分ですから!(笑)
 ひょっとして自称エースさんの破壊エネルギーが大日本に流入してしまっているのか?!
 でも、自称エースvsウサギとか自称エースvsパンダというのも成立しそうで恐いな。
 
 見た目、やってもーた感たっぷりとはいえ、デスマッチファイター達の今後を考えていくと、色々と考えさせられる一戦。

 セミファイナルのBJWタッグ選手権。
 よく考えてみれば、忍と円華というと、飛び技のイメージもあるけど、二人とも真っ向勝負型のコンビなんですよね。特におバカキャラを取り除いた忍は、その傾向が顕著(でも、必殺技はセ●●スボンバーにS●X――苦笑)。
 ただただ関本&岡林のパワーに砕け散った感じ。しかも厄介なことにチャンピオンチームは意外にスピードとテクニックもある。
 もう一ひねりあっても良かったんじゃないかなあ。
 タッグ戦線の活性化という意味では、悪くは無かったけど。

 メインイベントのヤンキー七番勝負番外第8戦。
 蛍光灯と鉄檻とラダーでデスマッチ。
 大方の予想通り、宮本(裕)勝利だったのですが、これ、デスマッチヘビー級のタイトルマッチでも説得力十分だったんじゃね?というくらい。その意味ではおトク感たっぷりな一戦でした。
 いやあ、狂ってたわあ。

 そして、大日本の皆さん、今日は上越市ですか。
 色々大変でしょうけど、気をつけて。

(追記)これで入場者1000人切りかあ。事前から苦戦が予想されていたとはいえ世の中厳しいねえ……。