WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

トケイソウ

2007-07-11 | Plants
時々、自然界の中にはどうしてこんな形のものが・・・ と思うものがある。 ふと赤信号で停まった横の生垣に咲いていたトケイソウの花もその一つ。 和名はトケイソウで確かに見たとおり。 真ん中の長針、短針、秒針の3本は雌しべ。 英名はパッションフラワー。 キリストの受難(Passion)を表しているらしい。 ところ変われば・・・である。 写真の種にパッションフルーツが、 できるものかどうかわから . . . 本文を読む

ヒメコバンソウの畑

2007-05-29 | Plants
日曜日、一週間前には、 ニワゼキショウの花で一杯だった空き地に行って見ると・・・ 最初はナズナ(ペンペングサ)かなと思った。 しかしよく見ると・・・ 子供たちが「あっ小さなコバンソウや」 その通り、小さな小判が一杯の畑になっていた。 コバンソウの子供かなと思ったのだが、 いやこれはきっと個別の違う名前があるはずと思い、 ネットで調べてみると・・・ 果たしてあった。 ヒメコバンソウ。 . . . 本文を読む

キリの樹

2007-05-08 | Plants
我が家から少し下ったところに、この近辺で最も広大な畑がある。 そこにシンボルのごとく、でんと座っているのがこのキリの大木。 こちらもこの近辺では最も立派な樹木である。 今頃は紫色の花が爛漫に咲いていて、 毎年ごっついなぁと見とれてしまう。 昔、農家では娘さんが生まれると、 キリの木を植え、嫁ぐ時にその木を伐って箪笥をこしらえたという。 それほどキリの樹は成長が早いということである。 また、そ . . . 本文を読む

ナガミヒナゲシ

2007-04-24 | Plants
今頃の時期、通勤途中の線路脇に 咲き乱れているヒナゲシ。 ヒナゲシというのは知っていたが、 正式な名前を調べてみると、ナガミヒナゲシ。 ケシ科の帰化植物である。 ケシといってもこれから麻薬が作れるわけではありません。 一輪か二輪咲いている分には、 可憐で美しいなと思っていたのだが、 こうも頻々と目にすると・・・ ちょっと過食感を感じる。 Wikipediaによるとコンクリートによって、 ア . . . 本文を読む

ギンヨウアカシア

2007-03-20 | Plants
ギンヨウアカシアの花が咲いている。 私はこの花がとっても好きだ。 やわらかくてふんわりとしていて、 鞠のような花である。 最も好きな花と問われれば、 私はこの花を挙げる。 実はアカシアは結構日本の歌で歌われている。 古くは北原白秋作詞、山田耕作作曲「この道」  この道はいつか来た道  ああ そうだよ  あかしやの花が咲いてる   私は現役で聞いたわけではないが、 安保闘争の時に流行った . . . 本文を読む

小さな風車

2006-11-25 | Plants
一見、風力発電の風車のように見えるのは、 今朝パスカルと散歩して帰ってきて、 庭で見つけた、タチスボスミレの「さく果」と呼ばれるモノ。 高さ10センチほどで、とてもかわいらしい。 種子が入っている袋のようなもので、 開く前はこんな感じ。 これが3つに裂けて(ぱっと開くか、ゆっくり開いて落ちるのか分からないが・・・) 中のきれいに並んでいた種子が、 四方八方(いや三方か?)に飛ぶ仕掛けにな . . . 本文を読む

コセンダングサ

2006-11-05 | Plants
草茫々の荒地を歩いているといつの間にか、 衣服についているひっつきむしと呼ばれる草木は多い。 ひっつきむしの大抵の花は虫たちが寄って来そうにない地味な花で、 密なんかの分泌も少ないのだろう。 だから、どの草木も繁殖のため、ひっつくためにそれぞれに工夫があって面白い。 コセンダングサという種もよくひっつかれる種子をはぐくむ。 隣の畑跡地に生えていたので写真を撮ってみた。 上の写真は花。決して美 . . . 本文を読む

シュウカイドウ

2006-10-18 | Plants
かずら橋の近くにいっぱい咲いていたシュウカイドウ。 ベゴニアの仲間で、漢名は秋海棠。 湿った土地に生える。 野生の草木とは思えないほど、 奇麗なかわいらしい花を咲かせていた。 ちなみに祖谷渓は芦原すなおの「青春デンデケデケデケ」で、 ちっくんたちバンド仲間が、合宿をした知る人ぞ知る有名な(?)場所でもある。 . . . 本文を読む