この間、朝日新聞の土曜版beに
アウトドアグッズの会社「パタゴニア」の創業者、
イヴォン・シュイナード氏の記事が掲載されていた。
「会社を道具に自然を守る」というキャッチコピー。
その品質の高さは定評のあるところだが、
会社として環境保護に対する態度に目を見張る。
いち早くペットボトルから再生フリースを作り、
綿製品もオーガニック(有機栽培)コットンを使っている。
売上高の1パーセントを環境保護 . . . 本文を読む
今日は当ブログ一周年記念企画(?)として、
取って置きの私の宝物をご披露する。
それは手塚治虫先生のサイン入りはがき。
小学校の頃、少年チャンピオンに掲載されていた、
「ブラックジャック」に啓蒙されて、感化されてファンレターを送った。
消印を見ると昭和50年10月22日。
当時10歳で小学4年生の私は、生意気にもブラックジャックの、
ストーリーに対して批判的な内容の意見の葉書を送った。
そうして . . . 本文を読む
ダイバーズウォッチのバンドが切れたので、
新しいのにとりかえた。
バンドを換えると時計に新しい生命が吹き込まれたようで、
また違ったフェイスに見える。
切れる前のバンドは透明のものでポップなイメージだったが、
今度のはネイビーブルーでちょっと優等生的な装い。
思い起こせばこの時計、
高校2年生の時に今は亡き父に買ってもらった。
SEIKO社製で当時で35,000円もした。
「高校生の分際でそん . . . 本文を読む
昨日に引き続きバーボンの話。
Jim Beamにオマケでついていたショットグラスの外箱に、
簡単なカクテルレシピがついていた。
それによると、Jim Beamを冷蔵庫のフリーザーに入れる。
10時間以上冷凍して、“トロトロ”になったところを、
ショットグラスに入れて飲む。
レシピとは呼べないこの簡略化された表現に魅かれてやってみた。
何より「トロトロ」という言葉にメロメロになった。
フリーザー . . . 本文を読む
今日は金曜日、明日は休みということで
やっぱり仕事が引けると開放的な気持ちになる。
夕方になっても暑いので避難がてら、帰りにビールかチューハイでも買おうと、
フラフラと酒屋に寄ってみた。
店内をお買い周り(店内放送でよく聞くけどこんな言葉あるのか?)していると、
別の棚でふと特価のバーボン、Jim Beamが目に入った。
久しぶりにバーボンが飲みたくなって、ソーダと一緒に仕入れてしまった。
昨 . . . 本文を読む
友人の杭州さんが宮本輝の「春の夢」について書かれている。
私も昔読んだが、主人公の鬱屈した青春の日々が描かれていて秀作である。
川3部作をはじめ、宮本の初期の小説は随分読んだが、
私は「青が散る」が好きだ。
新設大学でテニス部を作る青春物語で大阪出身の宮本の実体験が、
ベースにされている。
実はこれはドラマを先に見てから、小説を読んだと記憶している。
石黒賢のデビュー作。プロテニスプレーヤーの . . . 本文を読む
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。
言うまでもなく、梶井基次郎の有名な一節である。
満開の桜というものに、ただ単に綺麗と言うだけのもので . . . 本文を読む
昨日仕事で外出した時に、浜の方でVANジャケットのショップを見つけた。
三宮にもあるのは知っていたが、こんな間近にあるとは・・・
故石津謙介氏が立ち上げた、昔のVANとは違って、
ブランドだけを譲り受けた別の会社が経営している店だ。
帰りに立ち寄ってロゴ入りの小物を、ついつい買ってしまった。
私の通っていた高校は、京都の自由な校風の表れで制服がなく私服だった。
そのせいもあって、お洒落に目覚める . . . 本文を読む