ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

ウクライナ情勢 × アルミニウム

2022年02月27日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

最近のウクライナ情勢は、ベースメタルの1つであるアルミニウムにも影響がありそうです。
というのは、
・ロシアは、中国に次ぐアルミニウム地金生産国
・日本のアルミニウム地金の輸入先の第3位がロシア
だからです。

ウクライナ情勢が緊迫化する中で、最近、金価格が高騰していますが、ロシアへの経済制裁など今後の状況次第では、アルミニウム産業へも影響がありそうですね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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雑誌「金属」

2022年02月27日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

アグネ技術センターから発刊されている雑誌「金属」の2月号に、書籍「図解よくわかる金属加工」の書評を掲載いただきました。


書評いただきありがとうございました。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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「モノ」を解説・紹介する雑誌 × 金属

2022年02月26日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、雑誌のお話です!

書籍や雑誌を、書店ではなくAmazonなどのネットで購入される方も多いかと思います。
私の場合、「これ」と決めた書籍はネットで買いますが、「内容を確認してから買いたい」という書籍は、やはり実際に手に取って内容を確認できる書店で買うケースが多いですね。
特に、雑誌は書店で買う場合が多いです。

私がいつも買っている雑誌は、「モノ」を解説・紹介している雑誌です。
このような雑誌は意外と多く、具体的には、
モノマックス、MonoMaster、モノ・マガジン、MONOQLO、GoodsPress、GetNaviなど、
があります。
これらの「モノ」を解説・紹介している雑誌では、さまざまな製品の特長を紹介するだけでなく、その製品を構成する素材まで言及しており、面白いですよ。
例えば、「航空部品にも使用されているチタン製の定規」、「斬新なデザインのオールステンレスボールペン」など、読んでいて楽しめます。
雑誌で確認して、気に入ったものは、実際に購入したりしています。
ちなみに、いつも読んでいて、その素材選定の理由であったり、それぞれの素材の特性との関係などをもっと解説したら、モノマニアの読者がもっと喜ぶんだろうなあと感じています。

「モノ」を解説・紹介する雑誌編集者の皆さん!
金属屋の私が、素材の観点からわかりやすく解説しますよ。ご連絡お待ちしてま~す!!

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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色の名前 × スチールグレー

2022年02月20日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

前回は、色を金属の名で表現した「ブロンズ」について紹介しました。
今回は、同様に色を金属の名で表現した「スチールグレー」という色名について。

スチールは英語でsteelと書き、日本語では鋼を意味します。
鉄鋼材料の分類方法はさまざまな種類があり、その1つが炭素含有量による分類で、
この分類によると、炭素を0.02~2.11%含有する鉄鋼材料を鋼と呼びます。

スチールグレーとは、その鋼の色を表現したものです。



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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


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色の名前 × ブロンズ

2022年02月13日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

書籍「色の名前辞典507(主婦の友社)」を紹介しましたが、
今回は、その中で「ブロンズ」という色名について。

ブロンズというと、屋外に置かれたブロンズ像を思い浮かべて緑青(ろくしょう)の色を思い浮かべると思いますが、実は、その色は「くらい赤みの黄色」だそうです。
ブロンズ色は、次の通りです。


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


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色の名前 × 金属

2022年02月13日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、久しぶりにぶらりと富山市立図書館に行ってきました。
というのは、ネットで見つけた面白そうな書籍を見つけたからです。
その書籍は、「色の名前辞典507(主婦の友社)」です。
日本やヨーロッパで古くから伝わる慣用色名に、その他の国で使われてきた色名や基本色名を加え、日常的によく使われている色名を解説した書籍で、歴史や雑学も紹介されています。

ぱらぱらと書籍を眺めて気づいたことは、色の名前と金属がすごく関連あることです。
カッパーレッド、コバルトブルー、スチールグレー、コバルトグリーン、・・・。

金属屋の分野と、芸術系の色の名前の分野。
一見、全く異なる分野のように思われますが、かなり関連していましたね。
これも、人類と金属の歴史的なかかわりの深さからでしょうかね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

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最近の100円ショップのレベル、高すぎません??

2022年02月06日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

ショッピングモールに買い物に行くと、あまり目的もなく100円ショップを覗くことがあります。
というのは、カトラリー、文房具、・・・など、いろいろな金属製品が陳列されているからです。
そんな時にふと気づいたのですが、最近の100円ショップのレベルって高すぎません??

決して、今までの100円ショップのレベルが低いとは言いませんが、最近は、手に取ってみてみたいと思う商品が多く並んでいます。
例えば、↓写真にあるフォーク。

なんと、金属製品のものづくりで有名な新潟県の燕で加工されたステンレススプーン!
表面もダルシルバー超に仕上げられています。

また、文房具コーナーでもありました。
それは、チタンカッター!
ドライコーティングでTiN?(推測)でコーティングした黄金色に輝く刃がついたカッターで、チタン製カッターではありませんが、100円ショップのカッターにドライコーティングされた刃が使われていることには驚きました。

先日の日本経済新聞に、昨今の原材料高によって100円ショップが影響を受けている記事がありました。
100円ショップのユーザーにとっては、品質の良いものを安く買えることは助かります。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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人類が金属と出会う前 × 黒曜石

2022年02月05日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、石器時代に活躍した「黒曜石」についてです。

黒曜石についてネットで調べてみると、
黒曜石はマグマが急速に冷え固まってできた火山岩で、その主成分は二酸化ケイ素で天然ガラスとも呼ばれており、
人類が金属と出会う前の石器時代で、やじり等のさまざまな道具に使われたようです。

「人類が金属と出会う前の道具!?」とのことだったので、早速、ネットで購入しました。



アニメ「鬼滅の刃」の21巻で、
剣士・継国縁壱の妻 継国うた(つぎくに うた)の瞳の色を黒曜石で例えたセリフがありましたが、
確かにガラスのような輝きがある深い黒色ですね。
エッジは鋭く、確かに刃物になりそうですね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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