太平洋側の皆さんは、今年は大雪で大変でしたよね。。。

伝統工芸と身近なものを材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今年は、関東圏をはじめとする太平洋側で大雪となっていますよね。
大雪に不慣れな方が多くいらっしゃると思いますので、くれぐれも足元、ご注意ください。
さて、本日は、雪が積もった時に活躍するスコップと金属について。

関東圏で降った雪は、水分を多く含む、じっとりとした雪だったようですね。
水分を多く含んだじっとり重い雪を除雪する際に重宝なのがアルミニウムでできたスコップです。
アルミニウムスコップは、軽くて、丈夫で、さびにくい、まさに三拍子揃っています。
このスコップに使用されているアルミニウムには秘密が隠されています。

アルミニウムは、クッキングに使うアルミニウムホイルでイメージがあるように柔らかい金属です。
このような柔らかいアルミニウムをそのままスコップにそのまま使用すると、すぐに変形したり傷がついてしまい、使い物になりません。
そこで、この柔らかいアルミニウムを硬くするために、アルミニウムに約2%のマグネシウムを混ぜています。
アルミニウムにマグネシウムを混ぜ合わせることによって硬く変形しにくくさせて、傷を付きにくくしているのです。

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ゴルフと金属

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ソチオリンピックで盛り上がる中、本日は、スポーツの一つであるゴルフと金属について。

子供の用事で、運動不得手な小生も、たまにスポーツショップに行くことがります。
スポーツショップのゴルフコーナーに行ってみると、ドライバーの種類の多さに驚きます。
そのほとんどがチタンでできたドライバーです。

チタンという名前は、ギリシャ神話のタイタン（巨人）から名づけられたようです。
ドライバーに使われているチタンは単なるチタンではなく、アルミニウムを6%とバナジウムを4%混ぜ合わせたチタン合金で、
その強さは抜群で、鉄の3倍の強さを持っています。
それにもかかわらず、その軽さは鉄の1/2です。

軽くて強いチタンは、スイングしやすく、一振りで高飛距離にボールを飛ばすドライバーに適した金属なのです。

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洋金箔

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今日、広島の産業・工芸に関するテレビを見ました。
そのテレビで㈱歴清社の「洋金箔」について紹介されていました。

洋銀箔とは、銅亜鉛合金の真鍮を金箔のように加工したもので、特殊な接着剤を約100年前に開発し、真鍮特有の変色を抑制した特徴を持つ金属箔のようです。

ちなみに、真鍮の金属箔を「洋金箔」と呼ばれるのは、初めて知りました。
皆さん、ご存知でしたか？



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