ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

今年もお世話になりました。

2021年12月30日 | お知らせ
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今年も残すところ、本日含めてあと2日。

今年の技術士事務所 ヨシムラ・サイエンス・ラボの活動を振り返ると、
講演・講義関連では、
・富山県民生涯学習カレッジ講座(6月13日、7月11日、8月8日)
・テックデザイン講義(8月20日)
・日本技術士会・金属部会 金属部門若手技術者の会 Yes-Metalsでの報告(11月20日)
執筆関連では、
・雑誌「ツールエンジニア」連載・ものづくりを支える金属元素 いろはにほへと(2月号~)
・書籍「図解よくわかる金属加工」(9月30日)
など、いろいろとチャレンジさせていただきました。
また、新たに多くの方との出会いもありました。いろいろとお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いします!

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)新規
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やっと入手できました!

2021年12月30日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

2021年11月1日(月)より発行が開始された新しい500円貨。
やっと入手できました!

昨日、パン屋さんで受け取ったおつりでもらったのがこちらです。



その構造は、コアとリングで金属色が異なる、バイカラー・クラッドと呼ばれる2色3層構造になっており、使用されている金属は、ニッケル黄銅、白銅、銅の3種類のようです。
色調からみて、リングにはニッケル黄銅(黄色)、コアには銅(赤色)を白銅(白色)で挟んでいると思います。


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

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サイエンス・アイ新書 「知られざる 鉄の科学」

2021年12月25日 | サイエンス
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今更ですが、最近、"Kindle"をよく使っています!
欲しい書籍をAmazonで購入する場合、単行本の他にKindle版(電子書籍)もあるときは、Kindle版(電子書籍)を選ぶことが多いです。

最近、Kindle版(電子書籍)で購入した書籍は、サイエンス・アイ新書の「知られざる 鉄の科学」です。
パラパラと確認したレベルですが、鉄の歴史、特性、物づくり、日本刀、生命など、読みやすい内容になっているようです。

今日の午後から大雪となる予報なので、外出せずに、暖かい部屋でじっくりと読んでみようと思います!

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


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アルミニウム缶 × リサイクル

2021年12月18日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

前回に引き続き、自動車などの輸送機器の軽量化に役立つアルミニウムについてです。

今日は週末土曜日♪
時間も17時になりましたので、一杯始めました!
いつものアルミニウム缶のレモンサワーです。


ところで、アルミニウム缶のリサイクル率が高いことは、循環型社会が望まれている現代において、注目すべきことの1つですよね。
実際、UBC(Used Beverage Cans)と呼ばれる使用済み飲料缶の2020年度リサイクル率は94%だったようです。
まさに飲料用アルミニウム缶は優秀な循環型容器と言えますよね。

最近、適切な処理がなされずに廃棄されたプラスチック製品が海に流れ込む、いわゆる海洋プラスチックについて注目されていますが、プラスチックごみの削減を目指して、飲料用ボトルのペットボトルからアルミニウム缶への切り替えを進めている事例がいくつも紹介され始めています。
今後の動向に期待したいですね!


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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アルミニウム × 歴史

2021年12月05日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、自動車などの輸送機器の軽量化に役立つアルミニウムの歴史について紹介します。

埋蔵量と産出量が比較的多く、精錬が簡単な金属のことをベースメタルと呼びます。
具体的には、鉄、銅、亜鉛、錫、鉛、アルミニウムが当てはまります。

アルミニウムは、このベースメタルの中で単体としてその存在が確認できたのが最も遅かった金属です。
具体的には、今から200年弱前の1825年にデンマークのエルステッドによって発見されたのがアルミニウムの始まりす。
その後、1886年にアメリカのホール氏とフランスエル―氏によってアルミニウムの工業的な精錬法が発明されて、工業材料としてデビューした金属材料です。

日本にアルミニウムが輸入されたのは1887年で、銀よりも軽くて、銀と同様の美しい銀白色の光沢を有する金属として「軽銀(けいぎん)」という名で日本人の生活に馴染んでいったようです。

最近では、リサイクル材を用いて二酸化炭素排出を抑制したアルミニウムのことを、グリーンアルミニウムと呼ばれています。
今後のサステナブルが求められる社会において、アルミニウムの重要性がますますクローズアップされそうですね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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