わたしは肉類が苦手だ。高級なものほど食べられない。
ハムや加工品なら「なんとか」食べられる。ひき肉料理ならイケる場合もある。
ステーキやカレーの肉はダメ。
ハンバーガーや餃子ならOK。
この味覚の特徴が共通する「肉嫌い」はデイケアに一人存在した。
深くうなずいた。ダメはダメなんだよね。
この違いをわかってくれたのは夫である。
「しゆいは肉の香りが苦手なんだよ」と。
そう。香りと味。このツートップが苦手なのだ。
確か血液型から豚肉が「痩せる食材」として上がっていたことがある。
全身でのけぞった。嫌いなものが「痩せる」とは。
痩せる成分が含まれるカツオのお刺身も口に合わなかった。
テレビ番組で魚を表現する「まるでお肉」とはあんな感じか。
漫画で象徴する古代のお肉表現に塊の肉に白い骨が一本刺さったアレ。
引用画像は「マンガ肉」で検索して出てきた画である。
かぶりつくなんてもっての外。うぇぇぇ。即吐き出す。ごめんなさい。
口にした途端「あーこれダメなやつだー!」とわかり必死に飲み込みましたとさ。
「しょうろんぽう」はダメな上に
超熱くて口の中たいへんでした。