東銀座に君臨する歌舞伎座が無くなるまで
のカウントダウンが出ている・・
そんな歌舞伎座前10時の待ち合わせで
3人は集合
昼の部・・11時からの歌舞伎を堪能して来ました。^^
「操り三番叟」は
勘太郎君の演技が光る・・
そんな舞台でした

舞台の真ん中で、
ぽんぽんと飛び跳ねる勘太郎君の
膝がとっても気になります・・
新春を待つそして来る歳に願う五穀豊穣
の舞い・・
「野崎村」・・世話物名作
私・・福助のファンになってしまいそう~
それくらい福助が可愛く
女らしく・・・
ドキドキするくらいの
涙の最後・・・
やられちゃったな・・・
涙が・・・なんて友人に言っていたら・・

もっと先にハンカチ目に当てて泣いている人を見つけ
・・・・・・恐れ入りました・・・
橋之助の久松は・・ちょっと・・二枚目的なところは
いいけれど・・・彼には・もっと深い役やってもらいたかったわ・
でも・あの最後のシーンがあるから・・
橋之助・・なのかな・・
「身替座禅」・勘三郎の一級品・・・
何年か前に「浅草歌舞伎」でも
勘太郎君が熱演して・・
素敵に出来上がっていたけれど
やっぱりパパには叶わない・・・
この演目はとっても大好き^^
玉の井・・の強烈な印象もあるが・
全体的に・・世の殿方は
女性が大好きで・・
各、本妻さんは恐いのよ

的な内容です・・
大好きな遊女と逢うために必死で
いろいろな言い訳考えて家を出る右京・・・
その・花道の酔っ払っての帰り道風景・・
これが・・一つ一つ笑が止まらない・・
彼の本来のダイナミックさ感じてしまうそんな
演目・・です・・
私も・・息子勘太郎君そして父勘三郎氏の両方を
見ることが出来た・・そんな嬉しさがありました・・
さて最後の演目
宮藤官九郎が初めての演出です・・
野田秀樹さん同様・・舞台の出身ですから
大変楽しみな演目でした・・・
ただ・・私なんかは・そういうものだ・・
と言う認識の下に伺うから・・
結構楽しんできましたが・・
歌舞伎だけを昔から愛する人は・・・
言葉の数と
舞台の演出そして・・何より
笑うタイミングが・・異質なので・・
帰り道にはその講評が聞かれました・・・
その中で半助(染五郎)が始める商売の
投げ文があるのですが・・・舞台三箇所ほど
で軽く何個か投げられます・・・
今回は・・めでたく・・それをGET


・・・でも・何気に・・舞台に1残っていた
その文を七之助君が投げたのを見て・・・
それが欲しかった・・・

とつぶやいたら・・・
「染五郎のもらっただろう・・・」と言う
友人のお言葉・・・・・反省・・・です
4列目通路側だから出来たお話でした・・
写真はその文です・・・・
中には宮藤官九郎と半助・・という二人の連盟での文章
があります・・・・
終わってみれば夕方4時
今回は歌舞伎座さよなら公演・・
1等席16000円なり・・・
5時間の時間割で考えれば・・・
結構SG君コンサート行くよりも
お値打ち感はあります・・・
歌舞伎と言うのはそういうものです・・
皆さんも是非・・
無くなる歌舞伎座・・で
1幕でもいいから見ていただきたい・・
本日も一幕見の席の行列もすごかった
そんな東銀座で最後に
銀座らしいカフェでコーヒー頂いて
帰って参りました・・・・
銀座はクリスマスに向けて
光のモニュメントがいたるところで
美しく・・暖かく・・
銀座・・って好きだな・・・