此の米艦艇防護の前提は北朝鮮が弾道ミサイルを持っている処からの答弁と流布されてはおりますが、まあ、「日本近隣で米艦への攻撃が発生し、相手国の言動から日本への攻撃も差し迫った状況を想定。弾道ミサイルを迎撃するミサイル防衛(MD)の能力を持つ米艦を、集団的自衛権を行使して守らなければ、日本への重大、深刻な被害につながりかねないという考えを示した。(東京新聞夕刊5/29)」と報じております。が、此の前提も大間違い此の上もなくとなっており、抑々がMD艦が弾道ミサイルを完全に撃ち落とせる訳もなくそんな事は子供でも知っている其れとなっております。其れと北朝鮮を念頭においたとしても、相手国の言動からと本当に考えているなら、相手はそんな都合良く此方の思うとおりに順序立ててとなる筈もなくとなっており、更にはやけになり、弾道ミサイルを遮二無二発射する事も全く考慮になくの頓珍漢な其れとなっております。序乍此の米艦防護ですが、只々集団的自衛権行使を遣りたいが為の戯言の前提となっておりますから端折りますが、惑わされん様にしとかんとあれとなっております。更に序乍ですが、中国も射程距離の長い弾道ミサイルを配備しており、尖閣で諍いがあれば、当然沖縄は米軍基地が山の如くあり、狙い撃ちにされる可能性も大となっており、辺野古新基地も抑止力にも何等ならずとなってもおります。まあ、話を戻しますが、戦争法案等で安全が確保される如きは嘗ての大和や武蔵や紫電改やらゼロ戦等があるからとの戯言と同様となっております。まあ、防衛のイロハもあれで此れでは世界を的に回す事となり、況してや近隣諸国との関係を更に悪化させるだけの代物となっております。敵をつくらん事も忘れ去り、外交努力等も蔑にして自衛隊、国民にリスクのみを背負わせてとなっております。此の戦争法案は対米隷属と憲法を在って無い其れにするだけともなっておりますから騙されん様にしとくのがあれかなとしときますです。此の戦争法案も国の方針を180度転換する其れとなっており、可決でもされてしまえば元に戻すのは至難の業と相成りますから、反対の意思をとしとくのがあれとしときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
昨日の安倍さんの戦争法案審議での辻元議員に対する早く質問しろよとの頓珍漢なヤジもあれでしたが、今日は外相が軍事的波及が日本にない場合は周辺事態に該当しないとする答弁は現在も維持しているかと問われて99年に政府統一見解が示され維持していると答弁をして質疑が紛糾となっております。まあ、軍事の事に殊更疎くではまあ此の程度かなと此れ又しときますです。
イラク戦争では2発の単距離弾道ミサイルに4発のPAC-3弾を発射し、2発とも迎撃しております
米軍は退役予定だった核ミサイル(核弾頭を除く)を実験に使用して迎撃しています
つまり実際に実戦で使う予定だった核ミサイルを迎撃しています
命中率100%のミサイルはMDに限らず存在していません
しかし1目標に2発3発と発射すれば、限りなく100%に近づきます
弾道ミサイルが宇宙でオトリ弾頭をとなれば、空気の抵抗等が皆無な為弾道ミサイル同様の軌道やらスピード等となり捕捉・識別が凄まじく困難となり、更には多数のミサイルを同時に発射されたり、しかも相手は何処から何時何処へを教えてくれる筈もなく等々での其れとなっており、現状では此の程度と認識をしております。