文字通り鉄火場。

　福祉の金まで注ぎ込んで、その後どうする？

年明け後一気に苦境が強まるロシアの経済・財政環境

　ロシアの「国民福祉基金」の金を取り崩して後６カ月分ぐらいしか残っていないというのは衝撃的である。ドヤ街で生活保護を貰っている人が入った金を全部持ってパチンコ屋に行くぐらい無茶苦茶な事をプーチンが国家ぐるみでやっているのだから呆れ返る。ギャンブル依存症もここまで来ると深刻である。後１万円注ぎ込んでも当たりは出ないのに止められない、でも続けたいというのがプーチン政権の現状じゃなかろうか。しかしロシア国民の年金まで溶かして戦争に仮に勝ったとして、その後はどうするつもりなのだろうか？占領地の復興資金の充ては無いだろう。しかし廃墟は復興しない限り何も生まない。何も生まない限りロシアは戦争にかかった費用を１銭も回収できないばかりか年金も支払えなくなる。負ければもっと残酷である。若い働き手は戦場で死に絶え高齢者は当てにしていた年金が無い。物も買えないし、そもそも商店にモノが無い。本当にどうするのかねえ？日本と中国がロシアから土地を売りつけるかねえ？安く買い叩かれるだろうけど。