無いものを見送ってもなあ。
未だに特別軍事作戦のままなんだからそもそも「和平交渉」は成り立たない。和平というのは国と国との関係においての交渉であってプーチンはウクライナを国家として認めていないのだからそもそも「和平交渉」など最初から存在しないのだ。その事をゼレンスキーは長い戦争の中で痛感したからこそ越境攻撃に出たわけで越境攻撃を受けてもプーチンはこの戦いを戦争とは認めなかったし特別軍事作戦のままにしておいた。つまりウクライナはこの戦いをロシアに「戦争」と認めさせなければ和平交渉はそもそも行えないのであって、越境攻撃はロシアにこの戦いを戦争と認めさせるためにどうしても必要だったのではなかろうか。それでもロシアの外交方は「和平交渉」という言葉を使った。現状を「特別軍事作戦」では無い事を暗に認めたのだ。次はどうやってプーチンにこの戦いを戦争と認めさせるのか?そうならない限り和平交渉は無いだろうがロシアが和平を望む頃にはロシア経済は崩壊しているんだろうなあ。先月のインフレ率は10%近いらしいし。