経済学者だからねえ。
「中央銀行は廃止」過激な主張のアルゼンチン新大統領の手腕は
要はアルゼンチンが日本の織豊期にまで後戻りするという話だ。自国の通貨を持たずアメリカの通貨で経済を回すという発想は室町時代まで日本の通貨が中国の貨幣だったという話とよく似ているかもしれない。とはいえその頃と経済の規模が違うわけで上手く行くのか極めて未知数で上手く行った場合にはラッキーだが自国の通貨供給を他国に委ねるというやり方が果たして上手く行くのか?という部分は危険だと思う。日本の場合、基本的な銅銭は中国製だったが他の金や銀は自前で供給できた関係で室町時代の経済成長に対応できたがアルゼンチンの場合、ドルだけだと経済発展に対して通貨の供給量が足りないという事になりかねないと思う。それに対してアルゼンチンはどう対応するのだろうか?本当にお手並み拝見だなあ。